宮尾岳先生によるロックに関する聖先生の言葉

宮尾岳 @GAKUJIRA

今日は６月９日で、「ロックンロールの日」だったり 「超人ロックの日」だったりするらしい。 ・・・・・・・ ムックの日・・・では無いのか　　ほらあの赤いやつ。

宮尾岳 @GAKUJIRA

超人ロックといえば、聖悠紀先生。 嬉しいことに少年画報社で仕事をしていると、年に一度 新年会で先生にお会いできる。 僕も含め、OURSの漫画家の皆さんは 「まさか聖先生と同じ雑誌で描けるとは思わなかった」って人が多い。

宮尾岳 @GAKUJIRA

そりゃ僕にとっても聖悠紀・・・といえば 超人ロックだったり、宇宙戦艦ヤマトテレビランド版だったり ボルテスVだったり忍者キャプターだったりするわけで。

宮尾岳 @GAKUJIRA

そんな大先輩の先生とのおとなりで、酒飲んで話すことが出来るなんて 夢のようでござる（口調が変） で、今年の新年会の二次会で・・・・ 「超人ロックを描こうと思ったきっかけ・・というか 　どういういきさつで超人ロックは生まれたんですか？」 って聞いてみた。 恐れ多いな！

宮尾岳 @GAKUJIRA

聖先生、ちょっと「んーーーーー」となって 「こりゃマズイこと聞いちゃったかなあ・・・」とヒヤヒヤしてたら 「あのね、一番強い奴ってどんなだろうって思って」

宮尾岳 @GAKUJIRA

・・・・・・・・・・・・何というか あまりにシンプルな答えなんだけど 非常に当たり前で、一番難しいことじゃないの？ってね。 この場合の「強い」＝「ケンカが強い」じゃ無い。 これを「そう設定した」ではなく「そんなふうに感じさせる」のは チョーーーーーーーーーーー難しい！！

宮尾岳 @GAKUJIRA

「超能力者」というものは、日本の漫画史の中では そりゃもう昔からある。 だから超人ロックがパイオニアってわけじゃない。 でもロックは明らかに他の「超能力者もの」とは違う。

宮尾岳 @GAKUJIRA

僕は聖先生に言った。 「ロックって、別に強くありたいって思ってるわけでも、正義の使者として戦ってるわけでもないですよね。　どちらかというと放っといて欲しい、静かに暮らしたいのに 周りがどうしても関わってしまう・・・」 「うんうん」 先生はニコニコしてうなづいていた。

宮尾岳 @GAKUJIRA

とにかく先生には、まだまだロックでは描いていない、 描きたいものがあるそうで、それが何かは「ナイショ」だそうだ。 今、OURSで描いてるエピソードはとても重要なポイントらしい。 うーーーーむ、 実は最強の超能力者って聖先生そのものじゃないだろうか？

宮尾岳 @GAKUJIRA

ああ、その前の新年会の時に聖先生に 「宮尾くん、あれまだ売ってる？」とたずねられて 「何でしょう？　あれって」 「ホラ前にアオバで描いてた、ステップに乗ってするーーーって 走れる奴」 「・・・・・ルイガノ・スキュービィですか？」 「それそれ　　あれ楽しそう」 「先生、若い！」

宮尾岳 @GAKUJIRA

その後、聖先生がスキュービィを手に入れられたかは不明だが、 調布近辺で、するーーーーっと乗ってるオジサンがいたら それは聖先生かもしれませんよ。

宮尾岳 @GAKUJIRA

ああっ　この口調って 「もしあなたの街で～～してる子がいたら、 　それは～～ちゃんかもしれませんよ」って黄金パターンだ。