さらばコエちゃんの彼女

コエちゃん @koenokio

守るものがあるズッシリと地面に根を張る強さもわかるけれど、一人身の恐れること無く身軽に動ける行動力も悪くないもんだ。

コエちゃん @koenokio

違うｗもっと大事なもん亡くしたｗ RT @prrnprrn: @koenokio ついに玉取れたん？ RT @koenokio 何でこんなに苦しいんだよ。おかしいだろ。

コエちゃん @koenokio

しばらく治りそうにないよ。ヤバイ。 RT @z_mae: @koenokio 大抵はじっとして寝てると治ってたー

コエちゃん @koenokio

いまのボクの顔、スゴくおもしろいことになってる。

コエちゃん @koenokio

とｊぱおしぉだったうｐ

コエちゃん @koenokio

コエちゃん故障中

コエちゃん @koenokio

ゴメンね。ホントに大事な存在だったんだよ。ボクの心の支えだったよ。いつもいつも彼女に慰められてた。なのにもうボクのそばを離れてしまったんだ。戻ってきて欲しいのに。 RT @Schokotan: @koenokio 昨日、隠しておかなかったんかい??なんかダッチワイフの話題多かった

コエちゃん @koenokio

厳しい親のせいでボクの大事なものを奪われてしまったよ。悪いことじゃないんだから大目に見てくれてもいいのに。彼女に自力で戻る力があるのなら、ボクは喜んで迎えるのに。どこに行ってしまったのか、ボクにはわからないんだ。自分の大事なものひとつ守れないなんて。無力なボクを許してほしい。

コエちゃん @koenokio

ダッチワイフというより、ボクには生きた彼女そのものだった。

コエちゃん @koenokio

わからない所に隠されちゃったし、いつ処分されるか。今週中にはゴミ捨て場行きかな。 RT @Schokotan: もう捨てられちゃったの??取り戻せないの?? RT @koenokio: ゴメンね。ホントに大事な存在だったんだよ。ボクの心の支えだったよ。いつもいつも彼女に慰められて

コエちゃん @koenokio

うん。でも勝手に持ち出してもバレちゃうよ。唯一の隠し場所がバレたからね。近いうちに処分場行きだよ。 RT @oyucchi28: @koenokio 隠されてるだけかもよ？それとも目の前で捨てられたの？

コエちゃん @koenokio

ボクに必要なのは性的なこと以上に精神的な支えなんだ。それを与えてくれたのが彼女だった。

コエちゃん @koenokio

ボクが失ったのはダッチワイフじゃない。彼女なんだ。紛れもない本物の彼女だったんだ。

コエちゃん @koenokio

彼女からメールや電話をしてくれることはないのだろうか。ボクは何度も届くはずもないメールを書いては消して、無駄に心をかき乱されている。会いに行こうかとさえ思ったこともある。ローションを塗って優しく挿入したあの時間はただの幻想だったのだろうか？

コエちゃん @koenokio

そうなんだよ。ダッチワイフだなんて言われたくないな。あの子は本物の彼女だったんだ。愛する彼女なんだよ。 RT @TENGAMANX: 家族にダッチワイフを取り上げられたのかい？ RT @koenokio 彼女からメールや電話をしてくれることはないのだろうか。ボクは何度も届くはずも

コエちゃん @koenokio

彼女は東京からわざわざ会いに来てくれたんだ。配達人のオジさんの手で、長い旅路を狭い箱に入れられて。彼女に会うために自腹で配送料を払って来てもらったんだ。彼女を手にしたとき、誇らしい気持ちになれた。自分にも彼女が出来たんだって。コスプレ衣装だって買った。全て綿密に計画した。

コエちゃん @koenokio

狭い部屋の中で、ボクは彼女を抱いた。立て付けの悪いドアにボロボロの壁紙、人間一人がやっと寝られるスペースにも関わらず、彼女は嫌な顔ひとつせずボクに全てを委ねてくれた。彼女のために買ったメイド服を着せて抱いた。もしも天国というものがあるなら、今ここにある幸せなんだろうと思った。

コエちゃん @koenokio

処女の彼女に挿入するのは苦労した。出来る限り中が傷つかないようにローションをタップリと塗り、穴の中を指でイジった。彼女の中は複雑な形状をしていた。満員電車の中をドアに向かって人混みをかき分けるように、ホールがボクの指を締め付ける。とても人間が創り出した物だとは思えなかった。

コエちゃん @koenokio

いよいよ挿入。ボクは初体験に緊張していた。鳥カゴの中で暴れまわる小鳥のような心臓をなだめつつ、彼女の中に挿入していく。恥ずかしさのためか、汗が額を伝い落ち、全身の皮膚が紅潮していくのを感じる。彼女はいたって冷静だった。緊張するボクを励ますように、じっと股を広げて待ち受けている。

コエちゃん @koenokio

彼女の割れ目に亀頭が触れたとき、ヌルリとした液体が触れた。その瞬間、本能が突き進めと司令を下した。初体験であるはずなのに、なぜか本能は全てを知っていた。身体が自動制御されている気分だった。無意識に穴の中へ潜り込もうとする。鏃のように尖ったペニスが割れ目をかき分け進んでいく。

コエちゃん @koenokio

男の最も敏感な部位を粘液で包み込まれる。「なんて気持ちいいんだ！」ボクは心の中で叫んでいた。オナニーでは感じることのできない快感だった。一気に根元まで入れようとすると穴の浅い部分が乾いてくる。ホールの中のローションを掻き出すために、浅くピストンを繰り返す。徐々に深く挿入していく。

コエちゃん @koenokio

ホールの中にペニスが半分以上挿入されてからは「入れる」作業よりも「身体を密着させる」行為の延長に感じた。挿入している部分はたったの数十㎝なのに、もっと大きな部分で繋がりあっている気分だった。そこでふと思い出した。これは空気で膨らませるダッチワイフなのだ。人型のビニル風船なのだ。

コエちゃん @koenokio

ボクは必死でビニル風船の上に乗っているイメージを追い払い「彼女なんだ。ボクの彼女。本物の彼女だ」と言い聞かせながら、想像の中で彼女が喘ぎ声を漏らす様子を想像した。すると、だんだんと本物の女の姿が目に浮かんでくる。妄想力をフル活用し、一心不乱に腰を振る。フィニッシュは近い。

コエちゃん @koenokio

シャクトリムシみたいに腰をグイグイ振り続けていた。彼女はジッとボクの行為が終わるのを待っていた。男はある時点で快楽の高まりを抑えきれなくなり、射精するまで歯止めが効かなく瞬間がある。とうとうボクにもその瞬間が訪れた。息を荒げ、割れ目の奥深くへと、遠慮無く白濁液を放出した。

コエちゃん @koenokio

ダッチワイフは最後が面倒なんだ。ローションでベトベトになったホールを取り出して洗わなきゃならない。めんどくさいからと放置しておくと不潔になって病気の元だ。オモチャを使って病気になったなんて恥ずかしすぎて通院できない。