◆美味しい食卓

yuca @_yunno_

◆美味しい食卓

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心地よいと感じる食事の環境は人によって違うので、これが正しいというわけではないけれど。私はこういうのが好き、というものを書いてみようと思う。

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一人で食事をするときは、できるだけ静かな環境で、音楽やお店の雰囲気の調和が取れている環境を選ぶことが多いかも。リラックスしたい、という理由もあるけれど、食べているものの味を丁寧に味わいたい、というのが大きな理由。食べながら、色んな事に思いを馳せるのが好き。

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場所に就いては、必ずしも完璧に整えられたインテリアじゃないと嫌だ、というわけでもなくて。お店の人の雰囲気とかも、とっても大切。勿論、出てくるものが自分にとって美味しいって思えることは、かなり大切たけど、私は環境も一緒に味わっていることが多い。お店の人達の雰囲気も大事。

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家庭や何かで呼ばれて食事をするとき。私はテレビをつけながら食事をするのはとても苦手。どうしても、食事や一緒にいる人達に集中できなくなってしまうから。ニュースで流れてくる悲しい話しなども、その場にふさわしくないBGMとして捉えてる。

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平気な人もいると思うんだけど。また、テレビをみながら食事をしたい人もいるだろうから・・私の考えが正しいとも言えないし、それを押し付けるつもりはないけれど。ただ、私はテレビの音が聞こえない環境で食事をするのが好き。

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勿論、目的が明確な場合は別。例えば、サッカーを観戦しながら、皆でワイワイ盛り上がって観戦パーティーしたって全然OK。そういうときは、私も一緒になって応援する。そういう雰囲気も好き。

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ただ、日常は・・できるだけ。食事と一緒に食べてる人達に集中したいというか。それだけの空間を楽しみたいっていうのはある。テレビを消して、一緒にいる人達の話を聞きながら、食事をゆっくりと楽しむ。その話題もできれば人を傷つけたりするものじゃなくて、くだらくていいから楽しいのがいい。

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高価な食事は、確かに素材が素晴らしかったり、調理する人の腕が良いから美味しいのだけれど。そんな凄い料理で無くても、素朴な料理でも、一緒にいる人達と楽しく食べたら美味しいんだよね。人の笑顔も合わさって、御馳走になる。そういう場の雰囲気を楽しみながら食べる食事が、私は好き。

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食事の時に、人の悪口が聞こえたり、人の悪口を楽しむ間柄のなかで食べるとか・・そういうのがとても苦手なのは、「料理を味覚だけで味わっていない」から。折角の食事の時間を、人の悪口や傷つけることに使ってしまうのは、ちょっと悲しいと思うのです。折角なら、感謝の気持ちをもちつつ楽しみたい。

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私は、将来自分が家庭を持ったらやりたいなと思っている事が色々あって、そのなかの一つに「食事を丁寧に味わう」ってことを入れようと思ってる。テレビを見ながら食事をするのではなくて、家族の嬉しかった話とか、夢とか目標とか、時に悲しかったこととか・・そういう事をシェアしながら、

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食事も良く噛んで味わって食べる。そういうことを取り入れたいなと思ってます。夕飯の時には、時々、キャンドルの明かりだけで食べるのも良いかもしれない。その方が、日頃言えない事も言えるかもしれないから。

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キャンドルの灯りには、人の心を開かせるような力があるように思う。キャンプファイアを囲んでいると、普段話さない様な事をぽろっと言いたくなってしまう様な、あの感覚。それを、家で・・キャンドルの明かりでできるんじゃないかなと、思っていたりする。

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どうしても忙しいと、そういうこともなかなか出来ないのかもしれないけれど。毎日できなかったとしても、そういうことを取り入れることが出来ると良いなと思う事はよくある。現状でできることと、出来ない事があるけれど。将来、それができる環境を作れたらいいなと、常々思う。

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家族とざっくばらんに対話できるというのは、とても大切な事だと思う。社会に関心を持つと、社会貢献として大きな事を考えるのも大切なことなのだけれど。社会の最小単位は「家庭」だから。自分の家庭をもって、それを大切にしていくことって、とても重要な社会貢献なんじゃないかと思う。■