劇団どくんご2013年ツアー「君の名は」群馬公演 感想まとめ
@muto_daisuke 「どくんご」は、昔のヨーロッパの「旅芸人」を思い出させます。小さいけれど、ピリリと光る名劇団ですね。ところで、別件、「漂泊」エキストラ募集の件で、メールが行きますのでよろしく。
2013-06-27 07:31:15@muto_daisuke 大変お疲れさまでした。お話しできて良かったです。バラシ晴れて良かったですね。(^.^) たかやまさんの件、DM送りたく、相互フォローいただけますと助かります!
2013-06-27 10:17:58昨日は劇団どくんごの『君の名は』を観てきました よくわからないけど面白い、そしてちょっぴりちくっとするような…とにかく圧倒的なパワーでした(羊さんたちのサーカス、可愛かったなぁ…) 全国をまわって公演されているので、皆さん是非!
2013-06-27 18:24:12@aboniu なるほどー その感じは理解できるかも。というか正直に言葉にできてて偉いと思いました! ちなみに、本当に無関心な人はなかなか変化しないけど、拒絶反応があるって事はどこかで引っ掛かってるって事なので、そのうちいきなりハマったりする可能性がありますよw
2013-06-28 10:32:40水曜に群女で「君の名は」見た。開演時間間違えててラスト1時間しか見てないのと雨で女子大というレアケースだったので、とりあえず作品論は控える。今は、どくんごは何故人気があるのか、について考察する。ちなみに同じ回を見たフォロワーは角田さんと受け入れの武藤さん。
2013-06-28 12:30:26遅刻したためテントに入ると客席は既に温まっていた。満員のため雛壇脇の通路で見た。客層は大半が女子大生とローカル出演の小学生。僕はノリ的にも位置的にもわりと観客席の熱気から一歩離れた感じで見ていたわけ。
2013-06-28 12:45:11なんていうか「一生懸命見て」ないんだよね、誰も。理由は簡単で、考えたって分かりっこないから(笑)。熱心かつダラケて見てる。つまりうちのお客と一緒でしたw 身体的な鍛錬をするかしないかの違いはあるけど、客席との関係の持ち方については、どくんごとうちはほぼ同じだと思う。
2013-06-28 13:07:45どくんごのストーリー放棄は確信犯だ。10年ほど前の「踊ろうぜ!」を最後に彼らは舞台上から「出会い→関係→別れ」で構成される、つまり他者との絡みのあるストーリーを追放した。代わって他者の役割を与えられたのは「ひとのおもさ人形」や犬シリーズの犬だったわけだが、
2013-06-28 13:20:11それらも過度のものであり、いま他者の役割は本来的な他者である観客に、一巡して手渡されようとしている。どくんごが他者を演じなくなったのは「他者の気持ちなんか分からないから演じられない」ためであり、なに考えてるか分からない人形と絡むことで他者の主体性を垣間見せようとしてきた10年間。
2013-06-28 13:40:34役柄同士が絡むのではなく俳優がただ思いを述べるだけの舞台。他者としての人形の主体性は不可知ゆえに深かったが、いま試みられている「他者としての観客」には当然ながらふつうに主体性がある。あるが一般には演劇の場では観客の主体性はさほど発揮されない。ストーリーに準じて見るからだ。
2013-06-28 13:46:17もちろん大抵の演劇では観客に一定の感想を強いたりはしない。しかしながら、ストーリーには元来観客を受動的にする働きがある。ストーリーのある物語をストーリーに準じずに受容するにはかなり頑張らねばならないのが普通だ。ストーリーは観客の主体性を抑える。あくまでも演じる側の主体性で進む。
2013-06-28 14:03:01「幸せな日々」で初めてひとのおもさ人形を見た時、まさかこれが7次にわたるツアーで執拗に使われることになるとは誰も思わなかったろう。人形でさえあれだけ多様な主体性を垣間見せるんだから、その役割が無数の観客に手渡されたならその豊穣たるや大変なものだ。ので観客を受動性から解放すべきだ。
2013-06-28 14:13:08観客はそれぞれ見たい物語を見る。そのことが最優先で保証されている芝居でありたいと僕は思っており、自分の活動を除けばどくんごはもっともそれに近いスタンスとスキルと方法論でこの課題に取り組んでいるカンパニーだ。論理的にやってるかどうかは知らないが。ていうかやってなさそうだがw
2013-06-28 14:21:20自分の主張を押しつけるのでは無論なく、観客にサービスすることにとどまらず、「観客の魅力を引き出し観客に惚れる」芝居でありたいと僕は切に願っている。
2013-06-28 14:57:23寺山は、観客席という安全地帯を無くす、と言って「観客席」を上演したが、なぜそんなに威嚇的にやるのか理解できない。観客を日常から引き剥がして演劇に主体的に参加させるなんてぜんぜん主体的じゃない。寺山は日常より刺激的な場所があると言い続けたが、僕はそうは思いません。ここがすべてです。
2013-06-28 15:29:22