- sk_2_sakyo
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アニが生きていることがわかれば、あとは魔女狩りならぬ吸血鬼狩りが始まるでしょう。ミカサはにんにくも十字架も聖水も平気だが、ただ一つ太陽をはじめとした、炎による熱と光には弱かった。城攻めにあって、ミカサと逃げようとしたアニは村人たちと鉢合わせ、なんて。
2013-07-24 23:47:41「討ち取れ」って言われてぶるぶる震える。一度でも情が湧くと、それが全て邪魔をする。小さな体で立って、両者の間で両手を広げるから、ミカサはその背後からアニの体に手を伸ばし、村人たちに凍るような微笑を浮かべて、二人は炎に呑み込まれる、と。
2013-07-24 23:52:48吸血鬼パロ妄想続き。村人との間に立ち塞がったアニを翼で包み、降りかかる火の粉を払いながらながら、ミカサが「お前の仲間は、誰が何を何から守っているかすらわからないのか」って冷たく嘲笑うとつらい。
2013-07-25 08:39:48吸血鬼パロラスト、最後は二人一緒に焼け落ちる城で最期を共にするか、はたまた生き延びて一緒に旅をするか。良質な餌以上にアニ自身を喪いたくなければ、ミカサは彼女を吸血鬼にでもしちゃうのよ。妖美な夜の生き物たちの糜爛の幸福だ。
2013-07-25 08:50:49ポーの一族パロみたいになっちゃうけど、同じところに長居できなくて、ずっと人を襲いながら放浪を続けてる吸血鬼同郷トリオ。三人とも元は人間、しかも幼馴染みで、ひょんなことから吸血鬼の村に入り込んでしまい、一族に迎え入れられることとなった。なんて。
2013-07-25 23:04:07ライナーが吸血鬼が人を殺しているところを、ベルトルトが吸血鬼が仲間を増やしているところを見てしまって、しかも吸血鬼たちに気づかれて、何も知らないアニ共々帰れなくなってしまう。アニに何があったかを教えたが最後、アニまで戻れなくなってしまうのではと恐れた山奥組は口をつぐむ。
2013-07-25 23:08:07本来は18になってから吸血鬼は選んだ人を仲間に迎え入れるって掟を持ってるんだけど、吸血鬼の一人がしくじって人間(プロのヴァンパイアハンターみたいなの)に正体と村の位置を明かしてしまう。山奥組が助けがくるぞって喜んだのも束の間、仲間を増やす儀式が急遽行われることになった
2013-07-25 23:13:59アニには手を出すな、彼女は何も知らないんだって泣きながら抵抗しながら先に吸血鬼化の儀式受けて拒絶反応というかショックで意識失った山奥組と、時間がないからと押さえつけられて左手人差し指を深く切りつけられてヴァンパイアの血を流し込まれるアニ。
2013-07-25 23:19:43吸血鬼になる前につけられた傷は消えない。山奥組は見えない場所だが、以後アニは人差し指に指輪をはめるようになる。火を放たれた村は滅び、間一髪で逃げ延びた少数の者たちと共に、同郷トリオは行動することとなる。
2013-07-25 23:23:0617、16から、永遠に年をとらなくなってしまった化け物。流れる時をひた走り、思い出をそっと胸にしまい、過ぎ行く親しかった人々を見送っては、流す涙もなく立ち止まっている。時間に忘れられた悲しい生き物。山奥組はアニに、知ってること全てを話した。アニは知ってると返した。
2013-07-25 23:29:10心配させたくなくて、罪悪感なんて持って欲しくなくて、何より自分が何も知らなかったことが悔しくて、知っていたよと嘘をつく。ミカアニどこいった。
2013-07-25 23:33:06アニは血を嫌うだろう。だから、山奥組が無理矢理にでも飲ませる。ヴァンパイアが生きるのを止めたら、後には骨は勿論灰すら残らない。塵となって、遥かな風に掻き消される。もう体に温度はないけれど、鏡には映らないけれど、幻だっていいから生きてほしかったんだ
2013-07-25 23:44:23ミカサはヴァンパイアハンターの娘だといいな。まだ幼かった頃(3,4歳)、吸血鬼たちに両親を…ってお約束。一人残され放心してる幼女をアニが拾ってくるの。山奥組はやめろって言うんだけど、アニがミカサを抱きしめて「私もそうだった」って泣きじゃくるからそれ以上言えない。
2013-07-25 23:46:52アニはミカサにたくさん食べろと言う。小さな女の子、将来美人になる顔だ。束の間のアニの笑顔に、山奥組は一層辛くなる。 「好き嫌いしちゃだめだよ」 「アニたちは食べないの?」 「ああ…味がしなくてね」 「すききらいはだめ?」 「好き嫌い、できないんだ」 「?」
2013-07-25 23:52:08段々大きくなって物心のついてきたミカサ。山奥組は仲間にする気がないなら人に返せと言いたいが、けれどアニが正気を保てるのは人であるミカサの世話をしている間で、もし取り上げたその先を思うと恐ろしくて想像もしたくない。
2013-07-25 23:57:09結局返すんだけど。彼女の遠縁にあたるイェーガー家まで連れていかれて、「お前の場所だよ」って背後から囁かれたミカサが慌てて振り向くと、不思議な育ての親たちは忽然と姿を消してしまっていた。7,8歳くらいか。捨てられたと勘違いしてぽろぽろ泣くのを、エレンの赤いマフラーが包む。
2013-07-26 00:02:29それから十年近く経って、吸血鬼がどんどん行方不明になる事態が生じ始めた。どんな腕のいいハンターだって三人が探り入れたら、自分たちが保護して、育てたあの少女だったじゃないか。両親を殺されたと教えられたミカサは、エレンとともに吸血鬼を殺す職に就いていたんだね。
2013-07-26 00:07:22因果応報、自分の尻は自分で拭くよって、見た目には快活そうに笑いながらたった一人でミカサと対峙したアニは、自分の身長も、体の年齢も、ミカサが抜いていたことにひどく驚いた。大きくなったね、昔はあんな小さかったのにって。 「好き嫌いしてないかい」と聞けば、ミカサの黒い目が開く
2013-07-26 00:16:04別に吸血鬼じゃなくてもいいじゃんっていう内容で困惑、拒食症じゃないけどそれっぽい内容でもいけることに気付いたけどそれはそれで内容がシリアスすぎて無理
2013-07-28 23:51:19