Twitter小説　in　ＭＦ文庫Ｊ夏の学園祭2013

ＭＦ文庫Ｊ編集部@毎月２５日発売！ @MF_bunkoJ

さらに、各ポストは #ＭＦ文庫Ｔ のタグをつけて投稿されますので、twitterをご覧のみなさまも、タグをつけてどんどん発言してくださいね！ もしかすると、あなたの発言が話の流れを変えるかも！？ #ＭＦ文庫Ｔ #夏の学園祭 #ＭＦ学園

#ＭＦ文庫Ｔ　さがら総先生アカウント @MFJ_SS

01. 吾輩は学生である。名前はどうでもいい。仮にミドリとしておく。幼い時分から身体が弱く、大事な催しごとは常に欠席してきた。今度の日曜、学園祭を行うという。必ずや病気となるに違いない。ここは逆転の発想で、学校のなかに病院をつくることにした。 #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　後藤祐迅先生アカウント @MFJ_YG

02. 異論反論オブジェクションはあった。しかし学校の中に病院を作ることに成功した。 そして文化祭当日、予想通りミドリさんは体調不良。しかしまだいける。ミドリさんは 死ぬ気で学校内の病院へと目指した。現在登校中。 #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　岩波零先生アカウント @MFJ_RI

03. だがよく考えたら一緒に文化祭を楽しむ友達がいないことに気付き、引き返すことにしました。 #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　さがら総先生アカウント @MFJ_SS

04. 吾輩は学生である。友人がいない。学校に病院をつくるよりも友達をつくるべきであった。ここは逆転の発想で、自宅に友達をつくることにした。名前はどうでもいい。仮にブンコとしておく。ブンコは薬で眠っているはずだ。家についたら何をして遊ぼう。 #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　後藤祐迅先生アカウント @MFJ_YG

05. 「待て貴様！　うちのブンコをさらったな！」自宅に戻ろうとしたとき、 ミドリの前にブンコの父親、タカシが現れた。「ブンコを返せ！」荒ぶる タカシ。「へへへっ」怪しく笑うミドリ。さあどうなる！？ #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　岩波零先生アカウント @MFJ_RI

06. どうにもならなかった。タカシはごく普通にブンコを連れて帰って行った。「ぐへぇ、せっかくできた吾輩の友達が……」するとそこにオサムとヒサシとトモフミが現れた。さあどうなる！？ #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　さがら総先生アカウント @MFJ_SS

07. 「ブンコなんかいなくても」「俺たちは」「もう友達じゃないか」　オサムたちは口々に言った。彼らはミドリの病人仲間である。先日つくられた病院のおかげで、みな元気になったのだ。「わ、吾輩はそんなつもりじゃなかったのだ……」　ミドリは少し顔を赤くした。 #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　後藤祐迅先生アカウント @MFJ_YG

08. オサム達に連れられ、ミドリは足早に学園祭の場所へと急ぐ。 しかし、だがしかし、ミドリが突然胸を抑えた。「うぅん、 おっぱいが痛いである」これはどうしたことか？　病の再発か。 ミドリは悩ましい吐息をもらす。そしてその場にいた男達は、 触手になった。#ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　岩波零先生アカウント @MFJ_RI

09. 驚きのあまり、ミドリはおもらししてしまった。 #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　さがら総先生アカウント @MFJ_SS

10. 「そんなこともあろうかと！」　物陰からタカシが出てきた。彼は常にミドリを見守ってきた。ブンコの拉致に気づいたのも無論それが理由である。タカシは周りの触手を切りさばき、薬を作り出した。「さあこの薬を飲みたまえ。これで学園祭を続けられる」 #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　後藤祐迅先生アカウント @MFJ_YG

11. 「うるさい！　よくも吾輩の友達たちを切りさばいてくれたな！｝ 助けて貰ったにも拘わらず、ミドリは大激怒であった。#ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　岩波零先生アカウント @MFJ_RI

12. ミドリは怒りのあまり全裸になった。 #ＭＦ文庫Ｔ

#ＭＦ文庫Ｔ　さがら総先生アカウント @MFJ_SS

13. 日本の国家機関は優秀である。全裸のミドリは五分もたたずに警察に囲まれた。「やめろ！　離せ！」　ミドリは泣きながら暴れる。「吾輩は確かに病気がちであるやもしれぬ！　だが、こんなことが許される世界なら――こっちから欠席してやる！」＜完＞ #ＭＦ文庫Ｔ