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【ジャン】「俺は…がっ!」食堂から聞こえてきた私の名前。何事かとドアを開ければ何時もの面々と何故か顔の赤いジャン。私が尋ねてみても「何でもねぇよ!」なんてぶっきらぼうな返事。おまけに出ていこうとするものだから「私も好きだよ」とその背中に言葉を投げた #進撃プラス (あ、こけた)
2013-07-31 03:04:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
【ジャン】近くに響く足音。挫いた足。絶望的な筈のその状況で私の頭に浮かんだのは"死にたくない"ではなくて、「会いたいな」そう思わず口から出た言葉に返事など返ってくる筈はないのに、「どう、して…」「…俺の見えない所で死ぬんじゃねえよ」聞こえた言葉に涙が溢れた #進撃プラス
2013-07-31 02:28:45![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
大切な人。私の中でのジャンとマルコはそのカテゴリに振り分けられる。幼なじみで家族のように過ごしてきたから。だからどちらかが欠けるなんて、想像だにしていなかったの。 キャンプファイアのように焼かれる死体の中には、きっと、 「バカヤロ……」 泣きそうな声、聞こえないふり #進撃プラス
2013-07-30 23:48:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
俺ジャンとマルコの寮室から声が聞こえる。「マルコ、痛い…っ」「駄目だよちゃんと解さないと……優しくするから、ね?」「や…!」…。「何やってんだぁあー!!」思わず扉を開けちまった俺。「…何って、彼女が筋肉痛だからマッサージを、」「…、」 #進撃プラス …本当やだこのバカップル
2013-07-30 21:38:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
あなたは夢枕を信じますか。死んだ人が夢に出てくるというあれです。 「マルコ、っ!?」 手を伸ばして、自分の声で目が覚めたなんて。以前読んだ本にあった。 私の目の前で、生前の通りあまりにも綺麗すぎるくらいに笑うものだから。もしかして、って思ったのです。 #進撃プラス
2013-07-30 14:29:25![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「………」「……、ジャン?」「………」「………。」 この暑い中小さい頃みたいにくっついてきて、何事かと思えば そういえばもう私を挟んで隣にいた彼は、もういないのだと。 お前だけはいなくなるな、と言われたようで、心が痛くなった。 #進撃プラス (私はいなくならないよ)
2013-07-30 14:25:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「ナナバさん、熱中症ってゆっくり言ってください」「うーん、別にいいんだけど、そうだね。発音とか違ったら嫌だし、君がお手本見せてくれるかな?」「え」「ね?」「えと、あの…」「うん?さあ、どうぞ」「…ねっちゅうしよう」「うん、いいよ」「!?」#進撃プラス 口調分からんですよ…
2013-07-30 12:49:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「マルコ、熱中症ってゆっくり言って」「ねっちゅうしよう」「…発音違う」「合ってるよ。熱中症だろう?」「…」「してほしいの?」「…たまにはマルコから言って欲しかったんデス」「そっか…ねっ、ちゅうしよう?」「…仕方ないからしてあげる」「ありがとう」笑うマルコにキスをした。#進撃プラス
2013-07-30 08:15:51![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「熱中症ってゆっくり言って!」「…なんで?」「言って!」「はぁ…ねっちゅうしよう」「ふふん、そこまでしたいというのならしてあげっ!?」最後まで言う前にジャンに唇を塞がれた。「…」「なんだよ、したかったんだろ?」「でもっ、私からっ!」「はいはい、じゃあ今度はお前からな」#進撃プラス
2013-07-30 07:57:43![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「ひぁっ…?!」白く細い首筋にキスを落とせば甘い声。「ん…っ」強く吸えば 刻まれる赤い印。「痛、っ」少し血が滲む程に咬み付けば、俺の服を掴む手に力が入る。「…ふ、ぁっ」赤い血を舐め取れば力が抜け、俺に身を委ねる。 #進撃プラス 「リヴァ、イ、さん…」熱を孕んだ瞳。教えたのは俺だ
2013-07-30 01:14:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
赤く染まった頬、少し潤んだ瞳、とろけた表情。「リヴァイさん~♡」「…酔ってやがるのか」甘い香りに微かに混じるアルコール。「ねぇねぇ、ちゅー、しよ?」ここまでくるとあざとさを感じる。「…誘ったのはお前だからな」 #進撃プラス 酔ったフリに気付かないフリをしながら、唇を重ねた
2013-07-30 00:48:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「ねぇ、熱中症ってゆっくり言って」「…それ、オチがどうなるか知ってるわ」「…」「そんなムスっとされても…はぁ、じゃあベルトルトが言って?」「何で?」「いいから」「…ねっ、ちゅー、しよう?」「いいわよ」「え」#進撃プラス 「不意打ちだ…ずるいよ」「大人はずるいものなのよ」
2013-07-29 23:35:06![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
【ベルトルト】いくら成績が上位でも、君は女の子。君は弱い。君も僕も、まだ子供じゃないか。いいんだよ。助けてって言って。いいんだよ。僕に不安を押し付けて「僕をもっと頼ってほしい」遠慮がちに伸ばした手は、小さな君を簡単に包み込んだ。泣いていいんだ #進撃プラス 僕の前では我慢しないで
2013-07-29 23:34:58![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「マルコ、熱中症ってゆっくり言って」「何で?」「いいから!」「……ねっ、ちゅー、」ドキドキしながら待ってると不意打ちのキス。「しよう?」「!い、言う前にするなんてズルい」「でも、したかったんだよね?」と微笑んで、何ならもっとする?と聞かれ悔しいやら恥ずかしいやら。 #進撃プラス
2013-07-29 23:24:16![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
【マルコ】増えていく怪我。泣かない君は強くとも脆い。生と死が隣合わせだからこそ、君には笑ってほしいんだ。僕じゃ駄目かもしれないけれど、君を守りたい「君はもっと自分を大切にするべきだ」柔らかな髪に触れる。思わず漏れた本音。沈黙 #進撃プラス 壊れてしまいそうな君をそっと抱きしめた
2013-07-29 23:22:35![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
【アルミン】なんで分かってくれないんだ。僕の気持ち。なんで無茶ばっかりするんだ。君を失ったら、僕はどうしたらいいの「君はもっと自分を大切にするべきだ」声を張り上げた僕。驚いている君が瞳に写る「っ、アルミンごめん」違う。そんな顔をさせたかった訳じゃないんだ #進撃プラス 悪いのは誰
2013-07-29 23:16:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「あっ、あっ…団長っ……」 後ろから突き上げられて、顔が見えないから少し怖くて. 「はっ…そんなに感じるか?」 「んぅっ…」 頷くと、より奥にくる. 「やぁっ…団長、顔見たいっ…」 ぐるんと体位を変えられて. この時間が止まればいいのに、なんて冷静に願っても. #進撃プラス
2013-07-29 23:16:33![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「あ、それ浴衣…だよね?」「えぇ今日はお祭りだから、たまにはと思って」「へぇ…可愛い柄だ、きっと似合うだろうね」「ありがとうベルトルト」「それに脱がせやすそう…あれ?なんでしまうの?」「貴方、今の自分の発言を振り返ってみたらどうかしら」#進撃プラス 「浴衣…」「普段着で行くわ」
2013-07-29 22:27:21![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「あ、虹!」雨上がりの夕方。ベルトルトの腕を引き、空にかかる七色の橋を指差す。やっぱり遠いなぁ、と手を伸ばすと不意に抱き上げられた。「わっ、何?」「これなら届く?」「む、無理だよ」「でも届くものもあるだろ?」と瞼を閉じた彼にキスを落とす覚悟ができるまで、あと三秒。 #進撃プラス
2013-07-29 22:12:30![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「サシャ隊員、出撃準備の確認をする!」「はい!」「まず大量の小銭と千円札!」「はい!この日の為に頑張って貯めました!」「よし、次!空腹か?」「はい!朝から水だけで過ごしました!」「んん、それはちょっと心配だけど…よし!では、突撃!目標は全屋台制覇だ!」「イエッサー!」#進撃プラス
2013-07-29 21:56:17![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「、ん」もつれて絡める、ただもつれて絡まるだけの私とジャンの舌に。それだけで、人類に捧げたはずの私の心臓は勝手に爆発しそうで。「っは…」唇を離し至近距離でかち合った視線に、「好きだ、」なんて囁かれたら、もう、 #進撃プラス …私が近々死ぬとしたら、それはきっとジャンのせいだ
2013-07-29 21:48:42![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「すき」「…突然どうした」「言ってみただけ」「…そうか」告白でもなんでもないただの呟き。伝えたってどうせいつか死んでしまうもの、なんて。呟いたらどうせ眉間に皺を寄せられるんだろうけれど。#進撃プラス
2013-07-29 21:42:15![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「兵長、次の作戦の資料です」10枚くらいの束を兵長に差し出すとチラリと私を見てから受け取る。「茶をいれろ」「はい」「…おい、」ちょいちょいと手招きされて近寄ると、急に手を引かれ唇に触れるものが。「…茶は熱めで頼む」真っ赤な顔を隠しながら廊下を走った。 #進撃プラス
2013-07-29 21:31:20![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
【マルコ】僕のことを好きだという君を苦手だと感じた。どうしようもなく後ろめたい気分になった。僕は君に好かれる様な男じゃないんだ。瞳に写った君が綺麗に笑った「マルコ!」「どうしたの?」「好きだよ」君の言葉に泣きそうになる #進撃プラス ああ、違う。僕はもう、ずっと君に恋をしている。
2013-07-29 21:03:14![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「ジャン!お祭り行こ!」「祭り?」「そ!あ、浴衣着てないや」「別に浴衣じゃなくていいだろ」「でもお祭りって言ったら浴衣じゃん」「いいんだよ、そのままで。お前、顔は可愛いんだから浴衣なんて着たら他の男が寄ってくるだろ」#進撃プラス「…顔だけデスカ」「はいはい、全部だよ全部」
2013-07-29 20:41:41