烏賀陽弘道@hirougaya氏のジャーナリズムレクチャー 3つのR---Report,Record,Review

烏賀陽弘道@hirougayaさんと、@guevara2011さんの対談です。
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guevara2012 @guevara2011

何を信じてよいかわからない民主主義なんか存在する意味があるのか?破壊!破壊!破壊あるべし。言論の自由もくそも、信ずるん足らない。ジャーナリスト???何が正しいかちゃんと国民に伝えられているか?日本はそのようになっているか??大手マスメディアの何を打ち壊した?

2010-09-28 00:47:02
guevara2012 @guevara2011

所詮日本にジャーナリストはいない。

2010-09-28 00:54:29
guevara2012 @guevara2011

そういえばジャーナリストとは何じゃという疑問は前からあった。何をすることでジャーナリストといわれ、何をすることで貴社といわれ、何をすることでマスコミと言われるのか。

2010-09-28 01:18:58
guevara2012 @guevara2011

貴社⇒記者の間違いね。

2010-09-28 01:26:14
guevara2012 @guevara2011

辞書引いて見たら文章を書く人だった。いったたたたたた。

2010-09-28 01:51:37
烏賀陽 弘道 @hirougaya

@guevara2011「ジャーナリスト」とか「記者」とか「ノンフィション作家」とか、定義もあいまいな言葉が無秩序に濫用されているのがこの日本語の世界。それは結局「ものを言う自由」ということに社会的合意が曖昧なまま来ちゃったことの裏返しなのではないかいな。

2010-09-28 03:58:42
烏賀陽 弘道 @hirougaya

@guevara2011日本語の「ジャーナリスト」も「ノンフィクション作家」も出版社がつくった「ジャンル用語」つまり「Jポップ」みたいなものだから、ぼくは使いたくなかった。「物書き」でええじゃろと思った。が、それを名刺に入れても誰もわからん。うるる。

2010-09-28 04:00:05
烏賀陽 弘道 @hirougaya

@guevara2011どっちみち英語でいう"journalist"ってのは日本語になりにくい。journalってのはもともと「日記」という意味だ。女の子の日記でもdiaryではなくjournalということのほうが多い。

2010-09-28 04:01:07
烏賀陽 弘道 @hirougaya

@guevara2011 journalism を語源から発掘すると、それは「事実を後世に記録するために妥協をしない主義」となる。つまり「事実の前にはすべての価値はひれ伏す」ということ。また情とか政治とかで事実の発掘をためらわない

2010-09-28 04:05:27
烏賀陽 弘道 @hirougaya

@guevara2011 もともと報道は三つのRが原理としてある。Report Record Reviewだ。

2010-09-28 04:06:40
烏賀陽 弘道 @hirougaya

Report = 知るべき人が知るべきことを知らないとき、情報を動かす。二つの場所を動かす、の意味がreport.

2010-09-28 04:07:33
烏賀陽 弘道 @hirougaya

Record=後世のために事実を歴史として記録する。

2010-09-28 04:07:48
烏賀陽 弘道 @hirougaya

Review =これが日本人は苦手。「re =二つ目の view=眺め」という言葉でわかるように、「他人とは違った視点、価値観、発想で事実の別の見え方を提示すること」である。

2010-09-28 04:09:56
烏賀陽 弘道 @hirougaya

日本の報道はreportと recordはうじゃうじゃあるけど、reviewはほとんどない。もちろん、「レコードレビュー」とかいう和製英語は誤解だから関係ないです。

2010-09-28 04:10:54