ダーカースレイヤーは誰だ！

ゑ黹 @11negative

【ダーカースレイヤーは誰だ！】 「ねぇねぇぐわなちゃん！ダーカースレイヤーって知ってる？」 「きしゃーん？」 ようやく手に入れた待望の一冊を片手にぐわなちゃんに話しかける。

ゑ黹 @11negative

書店予約をしても尚、一週間近くもお預けをされてしまった。今時書籍？と思う人もいるだろうけど、偶にはこういう血迷った行為もいいものだ。

ゑ黹 @11negative

「知らないかぁっていうかそもそも文字読めるんだっけ？んーとね、ダーカースレイヤーっていうのは……。」 　最近オラクル船団で流行っている小説がある。それがこのダーカースレイヤー。話の内容は簡単に言ってしまえば家族をダーカーに殺された男の復讐劇である。

ゑ黹 @11negative

凄惨具合が生々しいというか、決してなくはない話なので賛否両論はあるが、それでも人気は確かなものである。著者は不明。その正体を巡って度々ファンの間で論争が巻き起こる程である。独特の言い回しや文章表現は笑いを誘うと同時に、世界観に引き込む魅力を十二分に表していると言えよう。

ゑ黹 @11negative

「っていうお話なんだよ。」「きしゃーん。」 「ね、面白そうでしょ？」「きしゃーん！」 「じゃぁ今度読んであげるね！」 決して今すぐ読み聞かせはしない。初回は静かに自分の世界に閉じこもって楽しむものとしている。よーし、早速部屋に籠って……。

ゑ黹 @11negative

「あ、しまった。ぐわなちゃん私達今週のチームオーダー全然やってないよ！またへっちゃんに怒られてしまうよ！」 「きしゃーん！？」 「パパっと終わらせちゃおう！一個だけでもやっとけばきっと見逃してくれる筈だぁー！」 「きしゃーん！」

ゑ黹 @11negative

ぐわなちゃんを連れてチームカウンターへ走る。偶にはチームに貢献しておかないと、いざ機能拡張された時に不自由してしまう。まぁ普通はリーダーが率先してやらなきゃいけないんだろうけどねー。何時まで経ってもそういうのは全部へっちゃん任せなのであった。