48 たくさんの好きとたくさんの嫌いと

自分なりに「これは好き、これは嫌い」というものを作ってきました。でも考えてみればそういった自分なりの標準を作るのって簡単な作業じゃないよな。時間も掛かるし根気もいるよなぁってお話のようです
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はにわ @haniwa0705

①モノを覚えるときはよく語呂合わせを用いる。無事故の世作り大化の改新等。645年大化の改新を覚えるだけのためにめんどくさいことだ。しかし、その方が脳に定着しやすいのだから仕方ない。英単語学習も英文の中にその単語を潜り込ませることで覚えさせるという手法を用いた参考書もよく見られる

2013-08-09 12:19:51
はにわ @haniwa0705

②英単語学習といえばもう一つ。obだとかunだとかingだとかを語頭もしくは語尾に付けて意味を付け加える語根と呼ばれるものがある。これを覚えて英単語を効率よく覚えるという手法もある。情報量は増えるが頭への定着は私にとっては良さそうである

2013-08-09 12:24:20
はにわ @haniwa0705

③今いる場所の目の前にある喫茶店。私にとっては忘れられない記憶を残した場所である。その場所を目にするたびにそのときの光景がまざまざと思い出される。この場所を見ることはその記憶を思い出すためのアイコンになっているのだろう

2013-08-09 12:26:58
はにわ @haniwa0705

④若い頃好きになった曲は忘れないという。例えばだが初めて好きになった人と共に聞いた曲。最初のデートの帰りしにウォークマンで聴いた曲。強烈な印象を残しているはず。記憶に残るのは当然として、なんとなくその曲に好印象を持ってしまうものだろう

2013-08-09 12:29:01
はにわ @haniwa0705

⑤何かを好きになることに理由なんてない。私自身は基本はそう思ってはいるが、やはりなんらかの原体験を元にそれが好きになったというのがほとんどだと思う。熱中した記憶の中にその対象に対する執着心というものがジワジワと心の中に醸成されていくのだろう

2013-08-09 12:31:01
はにわ @haniwa0705

⑥最近はよくアンダーグラウンドのライブパーティに参加するがその直接の原体験となるのは間違いなくニコニコ生放送を猛烈に視聴していたことである。好きになった生放送主が歌っていたあの曲がこのアニメのこの曲だった。この曲って実はボカロだったんだ。知るたびにその曲自体にも興味がわく

2013-08-09 12:34:11
はにわ @haniwa0705

⑦人に興味を惹かれ、その人の提供する情報について必死に調べたり実際にその人に会ったり。好きになるということの根元にあるのはキュレーターとでも呼ばれる人の紹介なのかもしれない。やはり二次元がどうのこうの言ったってそれを作り出す三次元である人のなす所業でしかないのである

2013-08-09 12:39:01
はにわ @haniwa0705

⑧ただし、待っていたって自分がそれほどまでに興味を持てる。追っかけたいと思えるキュレーターとは簡単には会えない。自分から何が自分の好奇心をかきむしってくれる存在かを探さなきゃいけない。それが大変だ。情報化社会で比較的簡単になったとはいえそんなに楽なことじゃない

2013-08-09 12:42:42
はにわ @haniwa0705

⑨そういったものに出会えたら非常に幸運だ。毎日が楽しくなる。情報の洪水に飲み込まれたくないなんて寂しいことは言っちゃいけない。楽しむためにはこれほど都合のいい社会はない。たくさんの原体験を掴むために無駄なことに全力を尽くすことだけはやめたくない

2013-08-09 12:44:40