Baroque

明日雄− @asuo087

主よ、私は似非をホモらせました。 私は、この手で大切なキャラをホモらせました。 思えば私は、痛い中学時代より酷く拗らせた腐女子でした。 男２人というものが、私には何だかとてもホモらしく思えたのです。

明日雄− @asuo087

私が認識しているキャラの性格と、他人が認識しているキャラの性格。 私が感じている萌えと、他人が感じている萌え。 『(CPが)違う』ということは、私にとって耐え難い恐怖でした。 それがいづれ『拒絶(と書いてブロックと読む)』に繋がるということを、無意識の内に知っていたからです。

明日雄− @asuo087

楽しそうなリプライの輪にさえ、加わることは恐ろしく思えました。

明日雄− @asuo087

いっそ空気になれたら素敵なのにと、すぐにツイ消しをしていました。

明日雄− @asuo087

そんな私に初めて声を掛けてくれたのが、彼女(CP教祖)だったのです。

明日雄− @asuo087

美しい受けでした、優しい攻めでした。 月のように柔らかな微笑みが、印象的な受けでした。 最初こそ途惑いはしましたが、私はすぐにそのCPが好きになりました。

明日雄− @asuo087

私は彼女との長いリプライの中から、多くを学びました。 『キャラ解釈が違う』ということは『個性』であり、『他CP』という存在を『認める』ということ。 大切なのは『同CP』ではなく、お互いの萌えを『聴き合うこと』なのだと。

明日雄− @asuo087

しかし、ある一点において、私と彼女(CP教祖)は『違い過ぎて』いたのです。 狂おしい創作欲の焔が、身を灼く苦しみを知りました。 もう自分ではどうする事も出来ない程、私は『自分の解釈の二人を愛してしまっていた』のです。

明日雄− @asuo087

私は勇気を振り絞り、想いの全てを告白しました。 しかし、私のアカウントは彼女に『ブロック』されてしまいました。

明日雄− @asuo087

その時の彼女(CP教祖)のリプライは、とても哀しいものでした。 その決定的な『キャラ解釈の違い』は、到底『萌え合えない』と知りました。

明日雄− @asuo087

そこから先の記憶は、不思議と客観的なものでした。 CP萌えpostを続ける彼女を、私が５０垢でスパブロしました。 縺れ合うようにスパブロ合戦をしあう、《個人的解釈性歪曲》の腐女子達。 CP愛を呪いながら、捨て垢を取りつづけてゆきました……。

明日雄− @asuo087

この歪な萌え心は、この歪な解釈は、私のうちのCPちゃんは歪んでいるのでしょうか？ 誰も赦しが欲しくて告白している訳ではないのです。

明日雄− @asuo087

この解釈こそが、攻めと受けを繋ぐ絆なのですから。 この解釈だけは、CP教祖にさえも歪まさせはしない……。

明日雄− @asuo087

「ならばこのCPも愛そう…」

明日雄− @asuo087

――激しい衝撃　萌え上がるネタ投下 いつの間にかTLには『新CP教祖』が立っていた――