黒バスプラスまとめ

さち@夢 @dream7_yellow

【黄瀬】集まった沢山の仲間が祝ってくれた。相変わらず弄られて、それでも皆自分の生まれた日を祝ってくれた。キョロキョロと、解散し始める人だかりの中その姿を探すオレの背を、ポンポンと叩く誰か。「最後は二人でお祝いしませんか？」悪戯っぽく笑う彼女の差し出す手を強く握った　#黒バスプラス

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【黄瀬】ギュっと抱きしめられた腕に、固まる。普段自分からそうすることはあっても、逆は久しくて。「おめでとう。生まれてきてくれて、ありがとう」見上げて微笑む彼女の顔に、ジワリと涙が浮かんだ。「…生まれてきてよかったっス…」普段は口にしない感謝を両親にも伝えたくなった　#黒バスプラス

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【黄瀬】じっとその目を見ること５分。綺麗な顔の大きな目は期待に溢れてこちらを見返している。残り三分。そわそわと揺れだしたその目と動かない私。「明日、何の日か知ってるんスよね…？」泣き出しそうな彼の両頬に手を添えて口付けた。「おめでと。好きだよ」　#黒バスプラス　強く抱きしめ合って

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【黒子】 #黒子プラス　#黒バスプラス 二人の楽しみは、お互いの気に入った本の話をすること、好きな物語を教え合うこと。 そんな穏やかな時間を一緒に過ごしてきた学生時代。そんな中で知ったお互いが共通していた以外に好むこ… twishort.com/nWtfc

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【黒子】固まったままの彼女に差し出したフォークは、バースデーケーキを乗せたまま。「どうしたんですか？ほら、零れちゃいますよ？」「でも…！」「あなたの生まれてきた日なんで甘やかしたいって言ったじゃないですか」食べてください、とさらフォークを彼女の口元へ　#黒バスプラス　君が可愛くて

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【黒子】電話を繋いだ日付変更５分前。「少し聞いていてくださいね」と話し出した1分前。「僕にとって大切な人がこの世に生を受けた日を祝うことが僕の最高の幸せだと今実感しているんです。あと20秒でその日なんですがこれからも一番に祝わせてくれますか？」#黒バスプラス　0時丁度の祝の言葉と

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【日向】こんな日も木吉は俺に口を出してくる。「なぁ日向、今日はどうするか決まったか？」ダアホ、うるせぇんだよ。「もう時間ないぞ？」知ってるわボケ。「ほら、帰っちまうぞ？」「あー！！わかってるよ！！」にやにやと笑う木吉に蹴りを入れて彼女の背を追う。　#黒バスプラス　一緒に帰ろうよ

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【日向】汗だくになったTシャツを脱ぎ捨てて、少し温めのドリンクを飲み干す。「あー…まだ帰えんねぇの？」夕暮れの体育館でずっと俺のシュートを見ていた彼女。「順平が頑張ってるからね」「悪りぃな」「でも、帰りにケーキ買おうね？今日は特別でしょ？」特別な日の寄り道の約束を　#黒バスプラス

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【社会人日向】年上の好きな人にはまだ自分の気持ちを言えてなくて。「先、俺誕生日なんですよ…飯行きませんか？」「誕生日なのに？いいの？」「誕生日なんで、ぜひ」顔も見れずにパソコンのキーボードとお見合いする俺。「…期待、しちゃうじゃない」彼女の微かな声。　#黒バスプラス　特別な人。

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【日向】ドンと背にぶつかった自分より小さいその存在。「なに？」「誕生日おめでとう。順平…大好き。」きっと真っ赤な顔で言われただろうその言葉に喜びの笑みが零れて。「…俺、誕生日なんだけど…顔見せてくんねぇの？」ほんの少しだけ意地悪をして正面から彼女を抱きしめよう。　#黒バスプラス

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【黄瀬】喜ぶ顔が見たくって、少し遠回りしてお土産を手に入れた。ほんの少し遅刻だけど、浮かれた気持ちでそこへ急ぐ。「お待たせ！」駆け寄ったオレに彼女はしかめっ面。「久しぶりに会えるのに、遅刻しないで…」ぎゅっと抱きつかれた体に、会えない時間の寂しさを知った　#黒バスプラス　

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【緑間】ラッキーアイテムだというライトが、こんなふうに役立つなんて誰が思ったか。もう日が落ちた休日帰りは混んでいて、普段から頭一つ大きい彼も、はぐれてしまっては暗さで見つからない。けれど闇に浮かんだハートのライト。彼に似合わぬ居場所のサイン。#黒バスプラス　恥ずかしかったのだよ

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【黒子】その姿を見落としてしまうことは、私にはよくあって。彼の特技を考えたら仕方ないのだけど。「探しました…！」息を切らして私のことを捕まえた彼。「…こんなに人が多いと、僕じゃなくても見失いますね…」夢の国での休日は私と彼に珍しい出来事をくれた。#黒バスプラス　この手を離さずに

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【紫原】「ねぇねぇ」オレが呼んでも、昨日から彼女になったはずなのにこっちを見ない。「…敦」室ちんが眉を寄せて何か言いたそうにこっちを見る。「？敦？どうしたんだい？ほら…○○ちゃん？」室ちんはいとも簡単に名前を口にすると困ったように振り向いて。　#黒バスプラス　照れくさくて呼べない

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【高尾】さらりと彼は、恥ずかしげもなく言ったのだ。「ね、オレのために生まれてきたんでしょ？ありがとな」「！？」「なーんて、思っちゃうくらいに、オレのほうが幸せな気分なんだよね！」へへ、と眉を下げた彼の笑顔と「おめでとう、何回言っても足りないくらいだけどな」祝福。#黒バスプラス

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【黒子】帰宅した家の中は、優しい色で溢れている。彼女と選んだものたち、彼女が作り出す空気が、疲れた体を癒す。うたた寝したのであろう、ソファに眠る大切な人にキスをして。「ただいま。遅くなってすみません」ああ、結婚して良かったなと、僕はただこの幸せに感謝するんだ。 #黒バスプラス

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【黒子】細い指先がページを捲る。丁寧な動きの一つ一つに、彼女らしさがあって。「好きです」思わず溢れた想い。「え？」驚いた彼女の視線が僕のそれとぶつかる。「いえ…好きだなぁとしみじみ思ってしまって」その手を引き寄せて、手首に口付ける。「食べちゃいそうです」#黒バスプラス　それは欲望

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【高尾】「ね、構ってよ」テーブルに突っ伏した彼が上目遣いで私に強請る。「なんで？」一緒に居るのに？と疑問に思うと、「ずっとオレ以外の事考えてるから。ちょっとね」重ねられた右手から伝わる体温。「高尾ちゃん、拗ねちゃいますよ？」ね、彼女さん？なんて、ズルい。#黒バスプラス　逃げれない

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【緑間】お疲れさま、そんな言葉は簡単には口しない。目線を下げた先にある頭を、不器用な手つきでガシガシと撫でる。「…真ちゃん？」「…何でもないのだよ」ひっこめた手に残る柔らかい髪の感触と、照れたように笑う彼女の笑顔に、今更頬に熱が集まるのを感じた　#黒バスプラス　左手まで熱い

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【緑間】目を閉じて。屈んで同じ高さになったその顔、に、見合うこと暫く。「？」うっすらと目を開けてこちらの動向を確認する彼女。「…目を開けるな」そっと再び合わさった瞼に、深呼吸を三回。口付けするのにかかった月日に別れを告げて…　#黒バスプラス　「…痛いのだよ」ぶつかったおでこ

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【緑間】朝7時30分。会社に向かう隣人の家に突撃。「今朝のおは朝は見たか？」支度とオレの出現に戸惑う彼女。「…好きな人の私物がお前のラッキーアイテムらしい、貸してやるから、夜返しにこい。…ケーキを買ってきておく。最優先で帰宅するのだよ」#黒バスプラス　花言葉の本とアネモネの花束

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【緑間】好きだとかそうじゃないとか、はっきり言ってやったこともなかった。なんとなく、いつも傍にいるのが当たり前だったのだ。「今日、誕生日なんだってな」並んで登校する朝の教室。その手に渡す茶封筒。「この一年お前は幸せに過ごせるはずなのだよ」#黒バスプラス　必死で探した四葉の栞に愛を

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【小金井】後ろの席の私に、椅子を逆にして跨いだコガがニコニコと見ている。「今日、寄り道しない？」机に組んだ腕から見上げて、「行ってみたいケーキ屋さんがあるんだよね、行こうよ」もう一度。「奢るからさ、誕生日でしょ？」にぃっと、してやったり顔の彼　#黒バスプラス　約束ね、と笑って　

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【日向】突然、ポンっと頭になにかを乗せられた。「やる」「？」でも、頭の上にあるソレは、私に取らせてくれない。「ま、なんだ。受け取っとけ。…誕生日なんだからな。捨てんなよ？」それまで箱を押さえていた彼の手の重みがなくなって。すれ違っていった左側の耳だけが真っ赤だった　#黒バスプラス

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【森山】頼む！パンと手を顔の前で揃えた彼の頼みは、チョコをくれって話で。「…誕生日じゃないの？」私の飽きれ声に顔を上げて。「なんで知ってるの？！」「同情じゃないチョコもあるし誕生日プレゼントだってあるんですけど？」「…はは、驚いた…」#黒バスプラス　泣きそうに、嬉しそうに笑って