#あまちゃん 19～21週。朝ドラの健全＝カップリングを阻止する生霊たち。

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ところで、朝ドラってサーガになるか、結婚して子供ができるぐらいまでいくのに、あまちゃんって、ヒロイン以外は物語の傍系だから、足立家なんてママは不倫のようだし、ユイのことも物語られないが、アキは処女として物語られたまま。一体このままどうなるの？というのが見せ場なのかな？　

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

つまり朝ドラって、ヒロインがカップリングしないと話が成立しないのに、アイドルのままというのが破格。だから傍系でカップリングの話ばかりになる。１９週の予告編で、種市君とのキスがチラッと出てきたのも、そろそろアイドルだけでは物語が先に進めないということか。またはぐらかすのかな？

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

カップリングでサーガになるかどうか、という朝ドラhttps://t.co/2nLtX6I8vx … を、ユイに憧れたゆえのアイドルで、まずカップリングを宙づりに。ユイを三陸に呪縛する入れ替えで、潮騒を三島だと最初にいった種市先輩をずっと寄り添わせてるとか、憎い。@08child

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

身も蓋もないこというと、物語ってエッチするかどうかしかサスペンスがないはずだけど、朝ドラジャンルはベタにはカップリングしてサーガになりたがる。それを破格にするにはどうするかという時に、アイドルにしちゃえばいい、というのはジャンルへの言及としては正しいのよ。@08child

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

一番面白いのは、ヒロインがカップリングすると、親への反抗期が物語られるかもしれない。でも、あまちゃんでは、カップリングが宙づりになる一方で、アキは両親を引き寄せてしまう。もちろん、サスペンスはエッチするかどうかしかないのだから、物語はそこからなんだろうけど。@08child

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

反抗期が物語にならなくなって、親を尊敬する物語になっているのが、ご時世的に一番面白い。潮風のメモリーの謎が解けた時、アキが両親をカッケーというあたりから。それをいわせるために、アキはカップリングされていない。そのためにアイドルになろうとしているように見える。@08child

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

朝ドラは殆どみてないけど、どう考えても女が嫁ぐ話になるに決まっている。しかしこの晩婚未婚時代にリアリティーがない。両親の許に居続けるためには、ヒロインをアイドルで処女のままにする。それがAKBとかのカウンター物語だから。この2つのお約束をどうズラすかが見もの。@08child

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ロマンスでも不倫モノでもない朝ドラだから、ヒロインは処女で居続ける理由を得ることでしか、両親に素直にカッケーと言えない。一方、ユイが頑なにアイドルを諦めるのは、処女ではなくなったからだが、それでも海女になってしまった。そのあたりのズラしか方が、意識的で面白い。@08child

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

そうそう、それが作家たることだからね。受け手は自分を含めた万人が分かるはず、という認識だけど、作家はお前にはわからない、と書く。(^-^)/　@LitoSnowfield 作家さんって、いづれかのタイミングで”分かるやつだけ分かればいい”…という意図を作品で表明しますね

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

作家はいわばクドカンの登場人物の科白のように「分かるやつだけ分かればいい」という態度。一般の受け手は「自分にも分かるはずと思って分からずじまい」。評者は「分からないとは言わない」。それで「みんなは真似しちゃだめよ」とクドカンに言われた恰好。@LitoSnowfield

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

「分かるやつだけ分かればいい」と登場人物に言わせる作家が、アキちゃん「だけ」の「のうりょく」と言ってるんだからねー(^-^)/ http://t.co/SpZ04atWvY @LitoSnowfield ”真似しちゃ駄目よ”と宣言なさったのだから…その先がありますね〜

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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

春子の謎は「実は～」と語り出せない蟠りのドラマだし、未だに大吉が正宗に火花を散らす現在進行形だけど、夏ばっぱの過去は、生まれてはじめて上京した当人が「実は～」と告白し、留守の三陸では勉さんの片思いが仄めかされるね。 http://t.co/i2PUJ95AXJ

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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ヒロインの一代記になりたがる朝ドラというジャンルを、アイドルの三代記にしてしまう。クドカンうますぎる。しかも祖母が生まれてはじめて上京するのはユイのためと思わせて、元祖アイドルが明らかになり、仄めかされるのは片思いだけ。 http://t.co/9Fid05liTr

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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

死んじゃったヒロインの誕生日、第5話の8分ぐらい参照(^-^)/ 彼女が死んじゃった。 第05話 「特別な時間の二人」 http://t.co/kuFztOsGHi @198819952007 ８月１５日、なんの日？

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

それを可能にしているのが、ダイジェスト版のアナウンサーの解説調のナレーション。「そんなある日、アキがどうした、種市がどうした」と解説するので、一々ギャグで仄めかして察して、というのが殆ど全部、不要になっているという印象。朝まであまテレビ。

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

毎週日曜の5分であまちゃんより、倍ぐらいの時間でじっくり解説しながら、あらすじを見せているのだが、ギャグやダジャレが、「一蓮托お」も影武者を「落ち武者」と言い間違えるのも、すべてカットされている。つまりナレーターが筋を解説すると不要になる要素ということ。

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

あまちゃん２１週１２１話。大友さんがサントラを担当したNHK版クライマーズ・ハイでは、２人の父親が登場してはじめて一人が父親になるという話だったのだが、母と娘の絆がいかに全てhttps://t.co/DiepIoeaKu を物語るのか、『あまちゃん』はもう偉大としか言う他ない。

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

父親になる物語より、母と娘のサーガが、いかに物語性の全てとなるのか。「母ちゃん、親孝行できなくて、ごめんなさい。」という娘の台詞は、作中劇のオーディションだが、アキが最後に迫真の演技をしてしまう。祖母夏の危篤で三陸に戻った母春子は、ユイからも教えられてしまう。

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

祖母の危篤の知らせでオーディションを失敗すると思いきや、台詞は「親孝行できなくて、ごめんなさい」だから、素になるだけで、狙わずとも迫真の演技に到達してしまう。アキの素を名演技にする劇中劇。演技も素も実は本質で同じ、これが物語の全てということだが、母娘のサーガでは出来てしまう。

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

演技も素も本質では同じ、という全てを物語るには、二組の父と息子が、辛うじて一人の父親を物語らせたクライマーズ・ハイよりも、何人もの母親が、娘のようになってしまう女のサーガにすれば、すべてそこにある。それに加えて比喩まで。https://t.co/eqaMLbY9XB

大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

うわ、昨日のあまちゃん、２回目見たら、ポロポロ涙が止まらなくなってしまった。娘ではなく孫に本気の演技をさせるために祖母が危篤になるなんて。いや、アキに偶然、本気の演技をさせる台詞が、劇中劇の潮騒のメモリーの台本にあるなんて(^-^)/ http://t.co/OSszlciX6v

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大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

アキにオーディションで迫真の演技させるためだけだったから、夏ばっぱ助かるとはおもったけど、昨日の深刻さとは一転して、あちこちの恋愛ネタで笑わせるとは、今週のタイトルの通り、はじめからどんどん逆転を予兆させるな。先週まで逆回転だったのが、今度は逆転だ。@LitoSnowfield

やす @yasnot

(ﾟДﾟ) 一般男性のルパン三世～～ #あまちゃん #あま絵 http://t.co/o1BfAB2Qzh

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らいらい＠森沢屋 @morisawaya

若春子さんとアキちゃんを重ねた太巻氏。彼にとっては最大の後悔のはず。これで脱皮してほしいなぁ。根っからの悪人になれない小悪党が頑張って悪人であろうとする姿を見続けるのは辛い。小悪党だって分からなければ嫌な奴で終わるんだけどさ。この辺の匙加減はさすがだなぁ。 #あまちゃん

ひうらさとる＠西園寺さん③ラブサバ全4巻発売中❗️ @marikosatoru

ユイとユイママを見つめる春子優しい笑顔だった。ユイママちょっと馴染み方早くね？って思うけど、ずっと見守ってた春子のこの笑顔で丸く収まる。ここで帰らせた展開、うまいなあ。 #あまちゃん