- futaba_AFB
- 10762
- 0
- 1
- 1
リノ・エアレースは1964年ネヴァダ州100週年を記念したイベントを模索していた実業家ビル・ステッドがグリーブランドで行われていたナショナル・チャンピオンシップ・エアレースを復活させようとしたのが、現在に続くリノ・エアレース第一回の開催のきっかけとなったようです。
2013-09-01 00:34:26リノはサンフランシスコからアメリカ最高峰の山のあるシエラネバダ山脈を超えて車で250マイルほど北東にある街で人口は20万前後、ネヴァダ州でラスベガスの次に大きな街で元々はゴールドラッシュに湧くサンフランシスコの中継点として栄、鉄道とカジノによって反映した街だそうです。
2013-09-01 00:41:48といってもあるのはこういう場所なので、リノのエアレースが行われた頃には少し寂れた状態だったらしく、リノ・エアレースは町おこしとしての役割も担い現在まで続いている最も歴史あるエアレースとなったそうです。 http://t.co/irZPa2KDkJ
2013-09-01 00:43:18そんなリノ・エアレースは911テロによる中止や2011年 ギャロッピングゴーストの墜落による中止などを乗り越えて、今年でついに50周年 軍用機と定期便以外の航空機を指すゼネラル・アビエーションの最高峰として文字通り世界最速を決めるレースが行われます。
2013-09-01 00:46:31リノ・エアレースがどういうものかを簡単に説明すると飛行場を中心にして高さ15mのポールで作られたオーバルコースを規定の周回飛び回り最も速いものが優勝というシンプルなレースです。 (画像は公式サイトより引用) http://t.co/RvPz0IH7b9
2013-09-01 00:50:37レースはクラスごとにいくつか分かれていて、日本人も参戦していて最も接近戦が楽しめる複葉機によるバイプレーンクラス。 http://t.co/Qkx55aHNdu http://t.co/aI5yXEwonJ
2013-09-01 00:53:43フォーミュラ1と呼ばれるレギュレーションで決められた 3.28L Continental O-200エンジンで作られた自作機で飛ぶこのクラスは奇抜な設計な機体が時折見られるのでとても面白いです。動画は推進式のPushy Galore http://t.co/u5DEQBqrkD
2013-09-01 01:04:23そしてこのクラスの機体は本当に小さくてびっくりします。 (画像はこちらのサイトよりいんよう http://t.co/3s76Hjo017) http://t.co/DFm8avnzn9
2013-09-01 01:05:52スポーツクラスは量産機によるレースで、こちらも色々細かいレギュレーションがあるのですが割愛、最高速度は500km/h超と小さいながらも零戦と同じぐらいの速度で駆け巡ります。有名なダリル・グリーネマイヤーも参戦したことがありますね https://t.co/z8PNHPsSuc
2013-09-01 01:08:19ダリル・グリーネマイヤーはF-104、U-2、SR-71のテストパイロットとして開発に参加、テストパイロットをやめたあとはF8Fの改造機でナチス・ドイツが持っていたレシプロ機の最速記録を更新
2013-09-01 01:10:25その後はスクラップをかき集め自宅のガレージで世界でたった1機の自家用F-104を作り上げて最低高度9mの世界低高度速度記録を更新したり http://t.co/lczxqDywXQ
2013-09-01 01:12:55北極で塩漬けマンモスみたいになっていたB-29を現地で修理して飛ばして回収しようという破天荒な計画に挑戦したり(あと一歩のところで失敗して離陸の途中で炎上しちゃいましたが) http://t.co/Jqgr6eXoMh
2013-09-01 01:15:14先ほどの塩漬けマンモスB-29ことキーバードの復元作業は「幻の大戦機を探せ」というドキュメンタリーの単行本が出ているので興味が有る方は是非是非、キーバードだけではなく最速のF-104レッドバロンのエピソードや飛行機好きにはおすすめです http://t.co/2zaq74kpMV
2013-09-01 01:25:01続いてはT-6 テキサンによるワンメイクレースが行われるT-6クラス。こちらのクラスは同じ機種で可能な改造も限られるのでパイロットの腕がよく出るため通好みのレースだとか http://t.co/cahwVXZ642 http://t.co/9mFdBj5CXw
2013-09-01 01:18:55珍しいチェコのジェット練習機で行われるジェットクラス。こちらはまだ試験的な要素が多くてあまりデッドヒートとかはないそうですが、今後は色々発展があるかもしれません。 https://t.co/M44gFMBH0w
2013-09-01 01:21:49最後に紹介するのが、リノ・エアレースのメインレース。アンリミテッドクラスで、レギュレーションはピストンエンジンであること、プロペラ機であること、重量が4,500lb以上(2,041kg)であること
2013-09-01 01:30:35文字通りアンリミテッドな機体が高度15mを時速800km/hで飛ぶ世界最速のレースで、使われる機体は大戦機と呼ばれる第二次世界大戦の戦闘機が使われることが多くオリジナルの4倍近い4000馬力近くまでチューンされたエンジンや
2013-09-01 01:33:28P-51のエンジンをグリフォンに換装して二重反転プロペラにしたようなプリシャスメタルのようなとにかく勝つためにありとあらゆる手段が使われた機体たちがこのクラスの魅力です。 https://t.co/kF1Ir67aik
2013-09-01 01:34:26最初に2011年の事故で上げたギャロッピングゴーストに至っては主翼の短縮やキャノピーの極小化だけでなくボイリングクーラーシステムによって蒸気を吹き上げながら冷却することによって、ラジエーターの空気取り入れ口まで外しています。 http://t.co/oYTq8WanJ6
2013-09-01 01:38:22中には零戦よりも一回り小さなYak-11にF6Fと同じエンジンを載せたチェックメイトなんていう機体も http://t.co/kQw861cSYc
2013-09-01 01:42:35