- hosidukuyo
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あくまで相手のニンジャ殺害者としてのプライドを傷つける為だけに集団自殺するニンジャ集団の方がパンクで素敵だと思います #何パン
2013-09-03 14:58:42高架上で二人のニンジャが睨み合う。赤黒のニンジャが油断なくジュー・ジツを構えるのに対し、サラリマンルックのニンジャは不敵に笑った。「ふふふ、ここは俺のフーリンカザン。過密ダイヤのこの時間、いつどの線に電車が来るかお前に分かるかな?」
2013-09-03 15:14:22「我がスタンド・ジツの名は『ハイウェイ・トゥ・ヘル』……またの名をシンジュウ・ジツ!イヤーッ!」サンダーが首を吊るとニンジャスレイヤーの首も絞まる!「グワーッ!呼吸グワーッ!」スリケン投擲でロープを切断!何たる皮肉!殺すべきニンジャを死なせぬようにしなければならぬとは! >RT
2013-09-03 15:17:35「僕はダメなんだ…」マルノウチ・スゴイタカイビル屋上。少年ヨシダ・タイチはそう呟き、遥か眼下の地表を見…視線を逸らした。センタ試験に落ちたことで両親に厳しく叱責された彼は「どうせ落ちるならキヨミズから」のコトワザに従い飛び降り自殺を図ったのだが…足は恐怖にすくむばかり。1
2013-09-03 15:21:11自殺すら満足にできぬ自分がセンタ試験に受かるはずもない。タイチはそう思考した。明らかな混乱だがそれを自覚する事はかなわぬ…何しろ混乱しているのだから。彼が絶望のオヒガンを越えようとしたまさにその時。ヒーローは現れた。「情けないぞ!少年!」2
2013-09-03 15:23:16「ドーモ!ジサツニンジャです!」「ニンジャ!?ニンジャナンデ!?ジサツナンデ!?」「飛び降りとは…こうやるのだ!イヤーッ!」ジサツニンジャと名乗ったニンジャ存在は重金属酸性雨に濡れる屋上コンクリートを猛疾走!そのまま…「イヤーッ!」闇夜に跳ぶ!「アイエエエエエ!」落下!3
2013-09-03 15:25:255秒後!「グワーッサヨナラ!」KABOOOM!遠く下界より聞こえる断末魔と爆発音!タイチが恐る恐るビルの縁から地上を覗き込む…彼が見た物は、小さなトマト潰れ痕だった。「ナンデ…?」疑問が絶望を押し流す。ジサツニンジャは今日も一つの命を救ったのだった…。4
2013-09-03 15:28:26「で、トークしてくれるの?くれないの?自殺しますよ?」モコッチ、否、今やハラキリ・ニンジャのソウルを宿すリトルモージョーが赤黒殺戮者に凄む。「…何を話す」剣呑アトモスフィアの中、フジキドが譲歩。「あたし可愛い?」敵ニンジャのあまりの浅はかさにフジキドはメンポの奥で歯ぎしりした。
2013-09-03 15:45:22膨らますなら「生の意味とは?死の意味とは?」まで持っていった上で結論めいたものをでっちあげてしんみり締めたあと最後の最後にジェノサイド出して台無しにする 「俺は死んでるぞォー…」
2013-09-03 16:11:09まだジサツニンジャのこと考えてた ジサツ・ニンジャソウルは自殺であれば爆発四散しても消滅しないので極めて短期間で再憑依を繰り返し憑依者をやけにポジティブな自殺に追い込む
2013-09-03 18:44:00数々の悲劇の末にニンジャスレイヤーはジサツニンジャを追い詰める そしてジサツニンジャが最後の戦場に選んだのは…ナムサン!終末期老人ホーム!
2013-09-03 18:45:10