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8/15 #同題ssBSR まとめ お題「なつかぜ」

#同題ssBSR 8/15のお題分のまとめです。 ざっとまとめただけです。誰でも編集可能ですので、追加・削除などご自由にどうぞ。 作品冒頭にある【 】内はCP表記です。ただし、全ての腐要素のある作品に記されているとは限りませんので、地雷のある方は注意。→http://j.mp/Kcy03q 続きを読む
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同題ss@BSR【改】 @ddibsr_s

8/15~8/18(22:00)  今回のお題は『なつかぜ』  提案者は丸さんです。ありがとうございます。 #同題ssBSR

2013-08-15 22:00:22

ランプリイ @Lampray555

【なつかぜ/北条】白南風が梅雨雲を吹き払ってゆけば、いよいよ本格的な夏になる。若い頃はその眩しさが好きだった。年々暑さが身に堪えるようになっては来たが…「おお、風魔、済まぬな。麦湯、冷やしておいてくれたか」北条の神風が吹く限りは、まだもう少し生きられそうだ。 #同題ssBSR

2013-08-15 22:11:56
ニキノニ @kcococoo

【浅井】「認めぬぞ…正義が風邪に負けるなど…」「ごめんなさい長政さま…これも市のせい…」「めそめそと泣くな!第一何故雨の中外にいた!」「長政さまが帰ってくるの、待ってたから…」「…なら今度は二人でいくぞ」「えっ?」「だからこんな風邪すぐー」くしゃみ。/なつかぜ #同題ssBSR

2013-08-15 22:26:07
@nadjagaga

【親就】「今精がつくもん作ってやるからな」あやつがスーパーの袋を両手に携え帰ってきた。「貴様、仕事は?」「そんなんやってられるかよ」社会人のくせに考えが甘い、ただの風邪だというに。「我が貴様の上司でなかったらとうに首ぞ」そういう我もあやつには甘い。〈なつかぜ〉 #同題ssBSR

2013-08-16 00:54:27
@sakisosss

【幸佐】いくら夏といえども夜風は冷たい。だから夜着を被って寝ろとあれだけ言い聞かせていたのに、帰ってきたらこの有様だ。「……さすけ」それでも忍の姿を認めた途端にふにゃりと相好を崩すのを見れば怒鳴りつけるわけにもいかず、常よりまだ熱い頬をゆるりと撫でた。<なつかぜ>#同題ssBSR

2013-08-16 15:12:12
@nadjagaga

【元親】毛利を見たことがある。今日と同じ、熱にうなされていた暑い夜アイツは現れた。涼しげな眼で俺を見下ろす。でも恐れはなかった。むしろ心は穏やかになっていった。なあ教えてくれないか。息を引き取る時、どうして微笑んだんだ?氷嚢から溶けた水が額に流れた。〈なつかぜ〉 #同題ssBSR

2013-08-16 17:46:43
イグアナくん @nkgmbs

【官兵衛→??】タチが悪いのを患った。「馬鹿が引く」と笑われたとしても、これが只の風邪ならどれだけよかったか。体の内に籠ったままの熱も、耳鳴りのように繰り返される自分の心音も、寝るに寝られぬ苦しい夜も――そうだ、全部お前さんに貰った厄介な物病みだよ。〈なつかぜ〉 #同題ssBSR

2013-08-16 23:40:36
白山りき@bsr用 @rikis_b

【佐幸】大阪・夏の陣。好敵手を下し宿敵を破り、東軍と西軍の雌雄は決した。従ってくれていた忍を振り返ると、厳しい顔はいつの間にか懐かしい微笑みに彩られ。「よくやったな、真田の『旦那』」その言葉にやり遂げた事を知り、ふいに溢れた涙は夏の風がさらってくれた。<なつかぜ>#同題ssBSR

2013-08-18 12:14:17
白山りき@bsr用 @rikis_b

【佐幸】今年の猛暑で普段碌に飯を喰わぬ佐助が遂にダウンした。軟弱な事だとは思えども、クーラーのきいた部屋でベッドに横たわり、俺の手を握りしめたまま無防備に眠る姿を見ていると、決して寝姿を見せなかった戦の時代が思い出され。…こういうのも悪くはないか。<なつかぜ>#同題ssBSR

2013-08-18 12:18:26
森居 @ub_morry

【親就】「良い風だ」櫂を肩に担いだ男は陸からの風に目を細め、浜に立つ元就に笑みをひとつ。夕陽に翳る安芸の浦に漕ぎ出した小舟はみるみる沖へ。海上で何かを叫んでいるのが見えたが、「聞こえぬわ、間抜けめ」蜃気楼のように舟影は掻き消えた。盂蘭盆会が終わる。/なつかぜ #同題ssBSR

2013-08-18 22:02:30
くちなわちゃん @ETetSS

【蘭→いつ※死ネタ】肌を焼き喉を干る風。雪国の癖に夏は暑いなんてと言った日は遠い。燃えるように熱いのにぞくぞくとして、蘭丸は風邪をひいたのかもしれない。あいつ元気かな。寒いな。雪みたいだ。懐かしい霰交じりの風だ。あついな。凄く寒い。六月の風に拐われる。/なつかぜ #同題ssBSR

2013-08-19 10:00:50
ぷぅは褌をドロップする @puu0625

【三吉】三成がクシャミをしている。全く、あの後先考えぬ性格はなんとかならぬか。急な風にわれの頭巾が飛ばされたと、池の中まで拾いに入った。そのまま、体も拭かず鍛錬などしおってあの様よ。捨て置けば良い物を。「それ、またクシャミを。」夏風邪は馬鹿がひく物。【なつかぜ】 #同題ssBSR

2013-08-20 06:48:01
ナイチ @uzy_com

【伊達】陽射しは相変わらずの威光で列島に照りつけている、が、夕方、吹く風にはほのかな寂しさが混じるようだ。夏風は青々と広がる若い稲穂の海を波打たせて駆け抜けていく。腕を組んだまま、政宗は不敵に笑う。「焼かせねぇようにしねぇとな」夏が終わり、戦が始まる。(なつかぜ)#同題ssBSR

2013-08-20 10:16:07
このえ @konoe189

【現代親就/なつかぜ】どこから情報を仕入れたというのか。耳聡く我の風邪を知った元親が見舞いに来た。「粥作ってきてやるよ」奴の言葉に血の気が引く。理由は分からぬが嫌な予感しかしない。やめよという言葉は声にならず暫くして土鍋と器を持った元親が笑顔で戻ってきた。 #同題ssBSR

2013-08-20 21:31:47
東露 @tooro_banbino

【元親/なつかぜ】坂の天辺で自転車を止めた。水分補給にペットボトルをあおる。汗ばんだ肌に夏の風が心地よい。濡れたアスファルト、民家から漂う線香、プールの消毒液、花火の火薬。風の運ぶ香り。「あー、夏だな…」見上げた空には入道雲。遠くでちりん、と風鈴が鳴った #同題ssBSR

2013-08-21 18:46:26
閑井嵩 @syusizu

【風魔】「かぜ」と同じ名は付くものの、己は其になれなかった。己はただ熱く蒸せる戦場に在り其処を更に紅く染め上げるのみ。老将の、主の願いだったのに、最期まで、涼やかな其にはなれなかった。<なつかぜ> #同題ssBSR

2013-08-21 22:10:35
丸(まる) @ganmaru831

【今+最】ちりん、と鳴る風鈴の音色で暑さも和らぐものである。「風流でおじゃるなー」扇を動かし、空を見上げれば雲一つ無い。頬を撫でる風が心地よい。「つめたーい玄米茶だよ、昔山君」「今川ぞよ! 何度言えばわかるおじゃ!」茶を差し出す城主はやはり名を覚えない/なつかぜ #同題ssBSR

2013-08-22 11:23:01
nol @Lakky_1o1

【家康】何故こうなったんだろうという思いが、 津波のように押し寄せてくる時がある。 過去の決意も歩んだ道程も否定する気はないけれど、後悔もないと言い切れるほど、ワシは強くないのだ。 前方、かつての友の墓に向かい心の内で呟く。本当は共に歩きたかったと。/なつかぜ #同題ssBSR

2013-08-22 11:39:49
うえち @d2oub3lock

「ぶぇっくしょーい!」「うわっ!汚ぇからこっち向いてくしゃみしないでけれ」いつかの礼にと米俵を抱えて来た少女が飛び跳ねる。「移るから早よ帰れい…ぶぇっくし!」やれやれと、肩を竦める少女は。「オラはバカじゃねぇからな、かからねぇだよ!」楽しそうに笑った。/なつかぜ #同題ssBSR

2013-09-01 15:51:50
祀之 @shino_1009

【現代親就】風邪が長引き大学を休み寝込んでいると、呼びもしないのに長曾我部がやってきた。相手をするだけ疲れると咳をしながら寝ていれば、勝手に台所で粥を作り始める。「この海賊粥を食えば、すぐ治っちまうぜ!」漂ってくる臭気に、我は嫌な予感に襲われていた。<なつかぜ> #同題ssBSR

2013-09-11 18:16:30