「あまちゃん2」の製作は「有村架純の呪い」によって頓挫し続ける

完全なる暴論。
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Makoto Natsume @Batesonian

有村架純の歌声がなくて落胆した。有村架純バージョンの「潮騒のメモリー」は、「あまちゃん」という物語において、構造上不可欠なパーツだったのに。 @Lisa__Lisa__: 鈴鹿ひろ美のコンサート、生演奏だったんだね。ありゃあよかった http://t.co/TCt0Wp3yCR

2013-10-03 22:20:08
Makoto Natsume @Batesonian

海女カフェでのコンサートシーン。鈴鹿ひろ美は吹き替えなしで歌い、自分の声を取り戻した。これで全員が「すっきり」したはずだった。太巻は、春子と鈴鹿に告白と謝罪をして「すっきり」した。春子は自分の娘がこの曲をレコーディングした事と、太巻からの謝罪を受けて「すっきり」した。

2013-10-03 22:29:33
Makoto Natsume @Batesonian

だが女優としての有村架純は「すっきり」していないはずだ。彼女は歌っているシーンがいくつもあったのに、彼女の歌声は我々の耳には届いていない。小泉今日子によって声を奪われて(吹き替えられて)しまったからだ。自分の声を理不尽に奪われた点では、鈴鹿ひろ美も有村架純も全く同じ立場にあった。

2013-10-03 22:39:18
Makoto Natsume @Batesonian

鈴鹿ひろ美が声を取り戻せるのなら、有村架純もそうすべきだ。でないと「あまちゃん」というドラマは、「声」を取り戻す事の重要性を高らかに謳いながら、実際の出演者の声を盗んだまま返さない事になる。これはドラマとして重大な欠陥になるのでクドカン氏ならなんとかするだろう、と私は期待した。

2013-10-03 22:48:34
Makoto Natsume @Batesonian

結局、有村の生霊は鈴鹿をアシストすることで満足し消えてしまう。クドカン氏は撮影が終了していた有村をわざわざ再びスタジオに呼んで、このシーンを付け足している。「美味しい見せ場を増やしてあげたのだから、有村への借りは返した」と考えたのであろう。

2013-10-03 23:06:49
Makoto Natsume @Batesonian

鈴鹿ひろ美のコンサートが近づくにつれ、「若い頃の春子の生霊」として有村架純が登場するようになるのだが、これは「春子の生霊」ではなく「有村架純の生霊」だと私は確信した。そして「鈴鹿とともに自分の歌声を披露した後、有村の生霊は消える」と私は予想したのだが、この予想は見事に外れた。

2013-10-03 22:57:56
Makoto Natsume @Batesonian

しかし声を奪われた人間の執念深さを「あまちゃん」によって学んだ者からすれば、たとえ本人が納得しても、彼女の「生霊」は納得せずこの世を漂い続けることは容易に想像出来る。仮に期待されている「あまちゃん2」が頓挫し続けるとしたら、私はこの不幸を「有村架純の呪い」と呼ぶ事に躊躇しない。

2013-10-03 23:12:33