- greennomarimo
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感動のシーンで鼻すする。彼の膝の上で恋人繋ぎの手の平に一粒の水滴。見るとぽたぽた涙の桜井くん。「悲しいね、」子供みたいな泣き顔に、よれたハンカチ押し付ける。「ありがとう」切なく笑む頬を伝う雫が、暗がりで光る。涙と鼻水、萌え袖で拭われながら、彼に見惚れるミニシアター #黒バスプラス
2013-09-30 16:42:27ふと、携帯から視線を上げれば少し離れたところで子供達と遊ぶ鉄平の姿が。背が高くて威圧的に感じられがちな鉄平だけど、持ち前のマイペースさでそれを見事にカバーし今では肩車の行列が出来ている。『…私とのデートなのに』なんて、子供にまで嫉妬してるのを、彼は知らないだろう。 #黒バスプラス
2013-09-30 16:59:32笑いが止まらないのは許して欲しい。「あっ、テメ…!笑ってねーで助けろよ!!」子供達に囲まれて引っ張りだこな健介。人は見た目によらないとはこのことだ。あの健介が、実は子供に好かれやすいだなんて。『遊んできてあげなよ』練習だよ。将来のための、ね? #黒バスプラス
2013-09-30 17:02:40仁王立ちの女の人と、肩を抱き寄せる黄瀬君の間。「悪いッスけど、今は彼女と付き合ってるんで」突然いざこざの渦に放り込まれ、訳が分からぬ内に話が進んで、強引に唇が重なる。 #黒バスプラス 「…○○っち、まさか初めて?」呼ばれてやっと我に返った。思考が戻って、頬に熱が集まるのを感じ、
2013-09-30 17:23:08部室に珍しく紫原くんと2人きり。沈黙が重たくて、床に落ちたお菓子の食べカスを見つめた。「ねー、○○ちん」ふいに名前を呼ばれ顔を上げれば、 #黒バスプラス 「…ん、お裾分け」って重ねられた唇の隙間から甘い味がして。「あらら、顔真っ赤」「…っ…ちょ!?」咄嗟に両手で口を塞いで、
2013-09-30 17:23:09青峰君のキスは、いつも微妙に違う。(…っ…今日は淋しいのかな)そっと離れた唇の隙間から吐息が漏れて、肩がぴくりと跳ねた。彼の胸元に顔を埋めて「大好き」と呟けば抱きしめる腕に力込められ #黒バスプラス 「あ?あたりめーだろ」なんて返すから、内心(…ほんと強がりだなぁ)って苦笑して。
2013-09-30 17:23:10「ねえ知ってる?」「なにが」紙にペンを滑らせてから大我に見せる。「これ言われると女の子は嬉しいんだって」って言ったら目線だけ向けてすぐ逸らしちゃって、「たい、」「俺だって、好きだ。…本当に」大我の耳が真っ赤だから何も言えなくなった。心臓が、痛い #黒バスプラス
2013-09-30 17:24:49清志って呼べば「どうした?」って言って振り向く。あのね、好きって言って?「…は?どうしたんだよ急に」最近言ってくれないから不安になっちゃうんですーって言ったら苦笑しながら「あー……悪かった。でもまあ心配しなくてもちゃんと愛してる」 #黒バスプラス ほらかっこいい
2013-09-30 17:28:20私の手首を掴む青峰くんの手が熱い。「先輩、みっけ」って口角上げて。「私がここにいるって知ってたんでしょ」「っち」「ほら、離して」「先輩さ、俺のこと舐めてねえ?」って片方の手首も掴まれて。「年下だからって舐めてんじゃねーよ」って「アンタが好きだ」って耳元でいうから。 #黒バスプラス
2013-09-30 17:31:21休み時間に友達と話していと視線を感じる。 俺のホークアイでバレバレだぜ。彼女からだ。 そんなに毎回見つめられると気になるじゃんか。 視線が本に戻った。ずっと俺を見て欲しいなんて。 (声をかけてみようか) #黒バスプラス
2013-09-30 17:31:45秀徳愛されマネ。 ちょっかいかけてくる高尾を懲らしめようとした結果、たいへんなことに。 #黒バスプラス #秀徳プラス http://t.co/euN8x1UN9c
2013-09-30 17:32:27「食いたいもん言えよ、つくる」「ロールキャベツ」「了解」寒くて気分の落ちる秋は、あったかいものが食べたい。大きな手が繊細に優しくつくる料理は心もあったかくなる。「おいしそう」「美味いに決まってんだろ」大人しく待ってろ、と揺れる赤が、好き #黒バスプラス 君のごはんを毎日たべたい
2013-09-30 17:33:14【火神】「1つだけ願いが叶うなら、大我くんはバスケの事お願いする?あっ食べ物の事かな?」クスクスと笑う彼女『俺の願いは、お前がいつも笑顔で居られますように。だ』顔を真っ赤にして「大我くんが居てくれるから、私は笑顔で居られるよ」こいつが居れば、俺も笑って居られる #黒バスプラス
2013-09-30 18:04:46最近和成がよそよそしい。「嫌いになった?」と詰め寄れば、すっと目を逸らす彼の横顔が遠い気がした。切なくて、すん、と鼻鳴らすと、目を見開く。「ちげーよ?…お前、最近大人になった」両頬包み、鼻先ぶつけて。「すげぇ綺麗になった。俺、もう余裕ねぇのよ」すき、呟く息が熱い。 #黒バスプラス
2013-09-30 18:05:03普段大人しい彼女が二人きりになると頑張ろうとするのが可愛いんだ。一昨日はいつもより近くに来てくれた。昨日は手をつないでくれた。今日は何だろ。「!?」えっ?「○○…?」ハグ?ハグしてきた!!可愛い!!ってか人居るのに頑張ってる可愛い! #黒バスプラス 「和成…」「うわあああ///
2013-09-30 18:05:43移動教室で私の席に男子が座っている。男子に話しかけるのが恐いと思っていると「なぁ!そこ俺の席なんだわ、どいてくれっかな?お!サンキュ~」「高尾、お前の席は違うだろ」「あ!そっか~わりぃわりぃ真ちゃん」ふと私と目があった彼は軽くウィンクをして自分の席に座った。 #高尾プラス
2013-09-30 18:20:13夕立に見舞われ涼太の部屋に避難する。二人ともびしょ濡れで、先にお風呂で暖まるように勧められ着替えに渡されたのは白いシャツ一枚。またベタなの持ってきたな…これ一枚じゃ寒いから下もなんか貸してよって言えば、「寒かったら俺が暖めるんで問題ないっス!」って問題大アリです。 #黒バスプラス
2013-09-30 18:55:56「ノートコピーさせて?」高尾からあざとくお願いされて、一緒に近所のコンビニへ。コピーする間にマンガ雑誌を立ち読み。「わ、いつからそこに…」「エッチなシーンに照れてページを変えたあたり?」「声かけてよ!」「うぷぷ、お礼になんか奢るけど」「…あんまん」「はいよー」 #黒バスプラス
2013-09-30 19:01:24伊月先輩、お久しぶりです!「え、なんで体育館に?」りこちゃんにお願い事されてまして「監督から?」はい。火神君のお世話係を任命されました!「…は?!」最近火神君がノッてるけどりこちゃんはバスケで忙しいらしいので「…そう」先輩?「…俺も火神のお世話係やる」へっ?! #黒バスプラス
2013-09-30 19:01:43「男の人になに食べたいって聞くと大抵の人がオムライスって言うの本当ですか?」どこで何を吹き込まれたか知らないが不思議そうに聞いてくる彼女。夕飯の準備をする前なのかエプロンの紐を結んでいる。「そんなことねーよ」「じゃあ、宮地さん何が食べたいですか?」「…オムライス」 #黒バスプラス
2013-09-30 19:09:11【岡村】「1つだけ願いが叶うなら、モミアゴリラはモテたいと願うアルか?」「人間になりたいじゃないの?」劉、紫原…お前らはワシを先輩だとは思っとらんのか…『どっちでもないわ!』ワシの願いは、マネジの負担が少しでも減る事。休憩中もちょこちょこ動くマネジをみつめて #黒バスプラス
2013-09-30 19:10:54「寂しいんだってば!構ってよ…」グチャグチャな思考の中口から漏れる言葉は何れも高尾の心を揺り動かさない言葉だらけ.こんな言葉しか言えない自分を恥んでみるものの思い付くのは「寂しい」という感情だけで.不意に抱き寄せられる身体と感じる人肌温度. #黒バスプラス 苛め過ぎてごめんな
2013-09-30 19:24:44全てを見透かすような瞳は静かに遠くを見つめていた。古橋、君「なんだ」瞬きもせずに此方を見る。何も言わずに繋いだ右手はすぐに温もりに溢れた。「ずっとこうしていられたら、いいな」珍しく目を細める彼を惚けて見つめながらまた静かに頷いて地面を踏み締めた。#黒バスプラス 一番星を見つけた
2013-09-30 19:32:51紫原くんは結婚式の日取りが決まれば毎日「れんしゅーしよ」って寝る前に誓いのキスごっこしてくる。「ヴェールってこんな感じかな?」毛布を頭から被せられて引き寄せられてちゅってされて「恥ずかしいよ…」って言えば「これから当日まで毎日だし〜」って。暖かいあなたと暖かい毎日 #黒バスプラス
2013-09-30 19:34:19俺とけっこんしてくれる人、このゆびとーまれ、ってふわって笑ってくれる高尾ちゃんの指を泣き顔ぐしゃぐしゃで掴めば、「よくできました」って最高のナデナデが待っていました #黒バスプラス
2013-09-30 19:34:30