光GENJIとSMAPの運命を大きく分けた「下積みの量」
- minna_no_kinop
- 23898
- 0
- 0
- 0
1.SMAPはよく同じジャニーズ出身の古参グループとして光GENJIと比較しがちになる。光GENJIは10年程度で解散したけど、SMAPは10年どころか20年を過ぎた。この違いは一体なんだろうか? 自分なりに考えてみると、まず光GENJIとSMAPはデビュー当時の環境が全然違う。
2013-10-06 20:59:392.光GENJIはデビュー当時からローラースケートを履きながら踊る姿がブレイクし、行く所行く所どこでもファンに囲まれる、蝶よ花よとはまさにコレと言いかねないくらいに。デビューから2年後に出した「パラダイス銀河」ではレコ大まで獲得する。
2013-10-06 21:03:123.これに対してSMAPはデビュー当時、(ジャニーズ所属アイドルとしては)あまり奮わなかった。ランキングには載るものの10位よりちょっと上くらいの程度。その間リーダーの中居さんは必死に売り込み、バラエティに出たりアニソンも歌ったり、ドラマにも出たり、とにかくいろいろ出まくった。
2013-10-06 21:08:194.光GENJIは1993年頃からじわじわと人気に陰りが出始める。それに反比例するようにSMAPは人気をじわじわと上げていく。
2013-10-06 21:12:565.その時はそれは単なる「世代交代」に見えていたのかもしれない。でも今、嵐や関ジャニ∞が活躍する中、SMAPも週1ながらしっかり冠番組を据えている点を思えば、あれは単なる世代交代ではないように思えてならない。
2013-10-06 21:13:496.これはたとえ方が少々悪いかもしれないが、光GENJIは「坊ちゃん育ち」、SMAPは「庶民育ち」とたとえられるように思う。光GENJIはデビューからぶっ続けでヒットし、半ば落ち目を経験しないまま進んでしまったために、ブームが去ると成す術なくじり貧しか道がなかったのでは、と。
2013-10-06 21:18:037.一方のSMAPは初期に何年間もの下積み時代を経験し、努力したために、ただ歌って踊るだけでなく、笑い芸、俳優はもちろん、料理、ビリヤードまでオールマイティな能力を身につけ、酸いも甘いも噛み付くしていったがゆえの味が出るようになった、だから長く売れているのではないか、と。
2013-10-06 21:22:368.もちろん、光GENJIのメンバーには、落ち目の時を乗り越える術を考え、編み出した者もいる。海外で活動したり、舞台俳優になったり、と。しかし、残念ながら派手な日々に溺れてしまい、道を間違えてしまったメンバーもいるのが現状だ。
2013-10-06 21:45:429.ジャニーズ所属の後輩たちは、良くも悪くも先輩たちの背中を見ている。だからグループによっては、絆を深め合い成功していったものもあれば、バラバラになったり一部メンバーが問題を起こしてしまったりしたものもある。
2013-10-06 21:48:1110.結局、芸能界も含め、人生、経験と学習を重ねてなんぼのもの、という事だろう。いろいろな事に挑戦し、失敗したり成功したりを繰り返し、そこから学んで成長する、それが人生。形は人それぞれ違うけど、本質はそういうものだと。
2013-10-06 21:50:3111.爆発的にブームを呼び起こし、その間だけは出す曲出す曲トップクラスだが、ブームが去った途端ランキングから姿を消すのと、1位になる曲は少ないか皆無でも、広い世代に愛され、曲が出て長く経っても歌い継がれていくのと、どっちが歌手として、人間として成功したと言えるだろうか。
2013-10-06 21:54:0512.良識ある方々は、当然後者をそうだと思われるだろう。歌謡界、演歌界の方々は専らそういった方々ばかりではないか。トップに出る事は少なくとも、その心に響く歌詞、メロディは未来永劫歌い継がれていく。「人生短く芸術は長い」形に文字通り実現する。それが芸能人の最終目的ではあるまいか(了
2013-10-06 21:57:45