<a class="info_title emj" href="https://togetter.com/li/57410" title="恋愛お題ったーを遊び倒す">恋愛お題ったーを遊び倒す

blaurkaterさんは、「昼の歩道橋」で登場人物が「見つめる」、「水」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927 日替わりなんだねぇ。そりゃそうか。

2010-09-03 01:00:28

『歩道橋の上からは、通り沿いの花屋がよく見える。いつも笑顔でお客の相手をしているあの人も、この真夏の日差しの中では少々仏頂面だ。やけっぱちのような仕草で彼が歩道に水を撒き始めるのを、私はじっと見詰めている。あそこへ行って花を買ってみたいと思うけれど、流石に鳩である身には難しい。』

2010-09-03 01:05:32

みはる @unknown140

unknown140さんは、「早朝のベッド」で登場人物が「選ぶ」、「花冠」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927

2010-09-03 01:07:49

みはる @unknown140

ほのぼのと窓の外が白くなってきたのを瞼越しに感じて、ゆっくりと目を開ける。冷え冷えとした一人分のスペースを確かめるまでもなく「寝ている間に出発するよ」と言った人の姿はない。名も知らない、どこかの空、どこかの国の少女が花冠を作る野原を守るために、早朝のベッドを抜け出す道を、選んだ。

2010-09-03 01:13:11

安芸さんは、「早朝の海辺」で登場人物が「泣きじゃくる」、「傘」という単語を使ったお話を考えて下さい。ってのも出た。手品。忘れてしまう手品（もよもよ）

2010-09-03 07:47:13

天気予報では差程遠くない地域に台風が出現したと聞く。嵐の気配が忍び寄る早朝の海辺は、まだ恐ろしいほどの静けさを保っている。まだ、泣いているだろうか。泣きじゃくる彼女を前にどうすることもできず、逃げるようにここに来てしまった。砂上に転がる壊れた傘を拾う。その手元に一筋の影がさした。

2010-09-03 08:16:46

小盛丼さんは、「早朝のソファ」で登場人物が「忘れてしまう」、「手品」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927

2010-09-03 07:45:56

｜∀・）←期待の眼差し RT @komoridonburi: 小盛丼さんは、「早朝のソファ」で登場人物が「忘れてしまう」、「手品」という単語を使ったお話を考えて下さい。

2010-09-03 07:58:06

@komoridonburi どこかで鳥の声がする。一晩ソファで考え抜いて、僕は決断した。もうこれしかない。これから一つ、手品をやろう。人体消失のマジック。僕という存在を、消してしまおう。そしてすぐに、君は僕を忘れてしまう。それでいいよね。いいってことに、してくれないか。

2010-09-03 08:42:34

@blauerkater 全くふざけないでほしいと思う。忘れる？彼のことを？冗談も程々にしてほしい。怒りに任せて早朝のソファで書かれたらしいメモを握り潰す。人体消失のマジックだと言った。ならばその手品のタネを明かして曝け出してやる。引きずり出して一発殴ってやらないと気が済まない。

2010-09-03 09:20:17

千歳 @chitose2go

@komoridonburi 便宜上、自分で早朝と名付けた時間に目を開く。たまたま視界に入った男女。忘れるの忘れないのという話。パチリと指を鳴らして手品のような偶然の再会をプログラムにセットし、神はまたソファで居眠りを始めた。

2010-09-03 11:10:15

青猫さんは、「夕方の車内」で登場人物が「逃げる」、「シャンプー」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927 お、いい単語出た(笑) 続けちゃえ。

2010-09-03 13:12:51

@chitose2go @komoridonburi 茜色の夕日が眩しい。。寂れたローカル線の中で僕は目を閉じた。これでいい。何度も自分に言い聞かす。よかったんだ、これで。振動に目を開けた刹那、息が止まった。乗り込んできた見知らぬ人から、彼女と同じシャンプーの香りがしたから。

2010-09-03 13:21:54

@blauerkater 現代に於いて、逃げる人間を追いかけるのはとても困難だ、ということを実感した。行動範囲は無限に広がっているし、小説のように見事な推理を披露してくれる探偵は現れない。部屋に散らばる僅かなヒントと思しきものを掻き集めて貧弱な自分の想像力に縋るしかないのだ。

2010-09-04 11:07:35

神様、どうか当たってますように…！一か八かでアタリをつけたローカル線の駅で、祈るような気持ちで電車を待つ。漸く来た電車の、降りてきた客からふわりとシャンプーの香がした。自分が使っているのと同じものだ。そういえばこの香りが好きだって言ってたな。思いながら夕日の射す車両に乗り込んだ。

2010-09-04 11:07:41

小盛丼さんは、「夜の車内」で登場人物が「愛し合う」、「花束」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927

2010-09-06 07:45:38

先程の駅で乗り込んできた乗客は、そのまま入口近くの座席へ収まった。が、急に立ち上がって車両の端の方へと移動し始める。そのただならぬ雰囲気に、まばらに座る他の客も何事かと視線を送る。角の席に座る一人の男の前で立ち止まると、おもむろにその頭に拳を振り下ろした。

2010-09-06 13:07:42

終電間際の電車で、言争いをしている男女に出くわした。乗車してから今まで、ずっと口喧嘩をしている。他の客も痴話喧嘩かと見て見ぬふりを決め込みながら耳だけはしっかり側建ている様だ。とにかく内容がばからしいのだ。ばからしくて、愛らしい。降りる間際「お幸せに」と持っていた花束を放り投げた

2010-09-06 23:30:16

小盛丼さんは、「早朝の神社」で登場人物が「抱きしめる」、「星」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927

2010-09-04 14:07:31

いまだ残暑の気配のする早朝の神社で、狐は掌中の星を見た。薄荷色をしたひとかけらの石は、何事もなかったかのように静まりかえっている。またあのきれいな光を見せてくれないだろうか。ただそう思いながら、狐は星を持つ手を大事そうに胸に抱き込んだ。

2010-09-04 14:14:33

安芸さんは、「朝の病院」で登場人物が「開き直る」、「足音」という単語を使ったお話を考えて下さい。 http://shindanmaker.com/28927

2010-09-05 01:29:44

明け方の病室で、僕は幾つかの事を理解した。一つは彼女が死んでしまったという事。もう一つは、彼女が今僕の枕元に来ているという事。寝ている僕に近づく足音。どうしようか逡巡している気配が伝わってくる。優しかった彼女はなかなか僕を巻添えにできない。いいよ。一緒に行こう。どうせ長くない命だ

2010-09-05 23:17:08