黄黒黄妄想2
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@kkr_ily
「…黄瀬君」「……」「…きせくん」「……ｽｳ…ｽｳ…」「……きーせーくん」「…(ｺﾞｿｯ…ﾊﾟｻ)…ｽｳ…」「…………りょうた、くん」「はいッス」「！？？！！！？？」「寝れないの？」「///////！？」
2013-09-28 00:41:07
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@kkr_ily
「…寝ましたか？」「…ん…」「…(ﾊｱ)…君は悪くないでしょう。いつも通りのことしただけじゃないですか。あの子だって、わかっていたはずですよ。」「ん」「まあ、たまには膝ぐらい貸しますから、…明日にはいつも通り笑って下さいね。君の笑顔好きなんで。」「…ん」「…おやすみなさい。」
2013-09-28 00:49:37
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@kkr_ily
付き合っても、好きだとも告げてない黄黒ちゃんがなんとなく一緒にいてなんとなく手繋ぐくらいして大学もルームシェアして大学卒業間近になって仕事場とかの関係で離れなくちゃいけなくなってそこで初めて「共依存」に気付く鈍感黄黒ちゃん下さい
2013-09-30 18:23:30
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@kkr_ily
「黄瀬君ごめんなさい！講義が長引い………あ…」「黒子…ど、どうしようこいつ」「、」急いで休憩スペースに行くと、そこには火神君にもたれ掛かって静かに寝ている黄瀬君がいた。最近忙しそうであったし、疲れていたんだろう。分かっている、分かっているが。「火神君、そこ、どけ」「？！？！！！」
2013-10-03 13:05:18
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@kkr_ily
黒子っちが校了して昼頃のそのそ起きるとふんわり優しいバターのいい匂いがして、ああ、来てるんだな、ってとたとたと逸る気持ちを抑えつつ階段を下りると、机の上には瑞々しいレタスとラディッシュのサラダと白いお皿が置いてあって、キッチンからはもうすっかり馴染んでしまった気配がするのですよ。
2013-10-08 21:05:30
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@kkr_ily
「…起きたの？ごめんね、勝手に合鍵であがっちゃった、」って相変わらずちょっと照れつつも慣れたようにコップ取り出したりフレンチトーストを皿にあげたりしてる黄瀬君に、まだ寝ぼけてる黒子っちはふわっと後ろから抱きつくのです。「おはよーございあす…」「はは、まあだねぼけてるっすね？」
2013-10-08 21:09:22
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@kkr_ily
そんな朝がたまにある、アパートの隣室の小説家黒子っちと休暇中の芸能人黄瀬君、なお話。ありそでなさそ。だってこいつら僕の中だとまだ友人以上恋人未満だし。ふふー
2013-10-08 21:12:48
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@kkr_ily
黄黒ちゃん一緒に住むようになったらやっぱり黄瀬君が基本ご飯作るのかな…黒子っちは在宅で小説書いて、黄瀬君はモデル続けてるとしたら晩御飯はもしかしたら基本黒子っちなのかな…疲れて帰ってくる黄瀬君のために火神君の料理教室に通う黒子っち嫁…
2013-10-13 20:00:33
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@kkr_ily
たまに黄瀬君が早く帰ってくる日に黒子っち編集さんと打ち合わせで出てたりしたら、僕の黄瀬君はしょぼってするより「よっし、いい機会っす…腕によりかけてご飯作ってお出迎えしよっ！」ってなるんだよ…ここで大切なのは豪華ではなくていかにも家庭の味っていうメニューを作ること
2013-10-13 20:03:57
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@kkr_ily
お姉ちゃんとかに家庭の感覚…値段とか味とかを叩きこまれてる黄瀬君好きだよ…おばちゃんとかに紛れてスーパーでより安くて質のいい食品を求めてああだこうだ言い合ってる黄黒ちゃん夫婦。？夫夫？？黄瀬君のほっこりする料理小食のはずなのにはくはく食べてふふ、って幸せそうな顔する黒子っち…
2013-10-13 20:07:48
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@kkr_ily
黄瀬君は大学入ったらデルモ優先してサークルには入らないと思ってる。でも何でもできるから各種サークルの助っ人としては参加したりしてるっていう嫌味な奴( ) 黒子っちはバスケサークルか…なんだろ、文芸部とかで小説書いて才能発揮してたら面白い。バスケを選ばない二人も浪漫があると思うの。
2013-10-25 12:33:26
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@kkr_ily
黒子っちの誕生花調べたら白妙菊＝花言葉「あなたを支える」でふぎゃああああああってなった。黄瀬君の誕生花はおもだか＝花言葉「高潔」でなんかもうこいつら、と。ちなみに7月11日はフクシア＝花言葉「激しい心」でいいよもうお前ら二人で想い想われの激しい恋してろ…
2013-10-29 18:11:27
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@kkr_ily
「…黄瀬君、なんですか。」彼は寂しい時やどうしても聞いてほしいことがあると、こうして服の裾をきゅっと引っ張ってくる。あけすけに見えて中々素直に心情を吐露してくれない、彼の小さな意思表示。「いっしょ、かえろ」「…」どう考えても189㎝のする仕草じゃないのに。これは父性か、それとも。
2013-11-05 00:19:49
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@kkr_ily
「くぅろこっちぃぃ………」「何です」さっきから膝の上で何をじゃれ付いているのだろうかこの人は。頭撫でてとか手握ってとかぽんぽんってして、とか、子どもがえりでもしてしまったようだ。「ちゅう…」「…はいはい、」何だかんだ言って全て叶えてしまう自分が何とも言えない。穏やかな二人の午後。
2013-11-05 13:55:34
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@kkr_ily
黄瀬君が結婚式でヴェール被って(感極まって)泣いてる黒黄を受信したので誰か描いて下さい……支部の小説に感化された………………
2013-11-05 16:24:39
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@kkr_ily
ステンドグラスが光を浴びて、霞がかったヴェールの下で美しい金糸が輝いている。彼は白、僕は黒のモーニングコート。厳かな教会には、アヴェ・マリアが微かに流れている。そんな綺麗なシチュエーションに響くのは…ずずっ、という、情けなさ全開の音だった。「…いい加減泣き止みませんか…黄瀬君…」
2013-11-05 16:46:43
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@kkr_ily
「む、りぃ………」くすん、とまるで少女のような音を立てて啜り泣く彼の頬を掴み、下を向かせる。全く、段取りが台無しじゃないか。さあキスを、と声がけした神父は、目の前で慈愛に満ちた笑みを溢している。「…黄瀬君、」「っはひ……」愛してる、呟き、静かに金を覆う繊細なヴェールを持ち上げた。
2013-11-05 16:47:23
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@kkr_ily
「ただいまー…」出来るだけ音を立てないように静かに開ける。外からは明かりは見えなかったから多分寝ているはずなのだけれど、以前彼は布団に潜ってそのまま俺が帰宅するまで読書していた前科がある。油断出来ない。もうとっくに日付は変わっているのだし、寝ていてほほしいものだが。「……くろ、」
2013-11-07 16:42:40
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@kkr_ily
共同で使っている寝室のドアを開き彼の名前をそっと呟こうとした瞬間、目下に一瞬白い物が現れ、気付いたら結構な衝撃とともに布団の上へとぶっ飛ばされていた。ぼふぁっという間抜けな羽布団の悲鳴ととともに俺の手は上方に全力で固定される。腰の辺りにそれなりの重さも加わり、愈々身動き出来ない。
2013-11-07 16:43:11
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@kkr_ily
え？！えっ？！と目を白黒させて俺が慌てていると、拘束してくれた犯人が寝起きとは思えないはっきりとした口調で問うてきた。「おかえりなさい。眠いですか」「？え、えとはい、それなりに？」「そう…それは困りましたが、まあ僕が襲えば問題ないですかね。」 な に を い っ て ん だ
2013-11-07 16:43:28
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@kkr_ily
好きな人にいきなり馬乗りになられて顔も息がかかるくらいの超至近距離にあって、そんで極めつけのお誘い文句で滾らない奴がいたら俺の前にひっ立ててきて欲しい。突然の彼の言葉に半ば呆然としているうちにまるで発情したかのような彼は、さくさくとまだコートを着ていた俺の服を容赦無く剥いでいく。
2013-11-07 16:43:55
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@kkr_ily
てかあれ、この流れはまずいんじゃないか。完璧手を固定され、マウントポジションを取られている俺と、珍しく超積極的な彼だと、まさか、まさかの。「ちょっ…ま、待って！」「待ちません」「ちょ、！おかえりのチューは？！」これで逆転できる、そう思ったのも束の間、顎を持ち上げられ噛み付かれた。
2013-11-07 16:44:12
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@kkr_ily
小さな舌にいやらしく上顎を舐められて微弱な電流が腰に流れる。ひらひらと咥内を舞う舌を追おうとするとぐいっと引き剥がされた。「っは……しましたよ。もう、いいですよね」「…！！」やばい、やられる。彼と暮らし始めて二年目、貞操の危機というものに直面した、午前2時。【黄黒からの黒黄危機】
2013-11-07 16:44:32