【TB童話パロ】シンデレライアンまとめ

ケイティ @kei_tie_pv

※女装注意【シンデレライアン】昼間のシンデレラパロが自分の中で意外と気に入ってしまいとりあえず主役だけ描いてみた結果^p^ http://t.co/RmHHjCJYIn

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【シンデレライアン配役(改)】 シンデレライアン=獅子 アポロン国王=シュナイダー 同皇子=兎 シンデレライアンの亡父=虎 継母=月 姉たち=炎・薔薇・龍 風の魔法使い=空 御者(ネズミ)=折紙 牛=牛

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ①】月「娘たちよ…お前たちに告げることがある。亡くなったお父さんは多額の賠償金を残していたことがわかった…。生命保険金で借金は返せたが、お前たちに残せる遺産は限りがある。これからはおのおの自立して生きていくように。以上」 娘たち「ええーーっ!!」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ②】 炎「じゃあアタシは起業しちゃおうかしら」薔薇「私は夢だった歌手になる」龍「ボクはカンフーマスターになって身をたてるよ!」しっかり者の姉達は次々と自立していきましたが、先妻の末娘のシンデレライアンは浪費が激しくあっというまに遺産を食い潰してしまいました。

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ③】 獅子「やれやれ、これじゃ好きなブランドのドレスも買えねーぜ」 質素や倹約という言葉は辞書にないシンデレライアンが町をぶらついていると、どこからともなく助けを求める声が聞こえてきました。 「誰か助けてくれ、そしてヘルプミー！」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ④】 空「助けてくれてありがとう、そしてありがとう！飛行中にツノが壁に刺さって抜けなくなってしまってね…。私は風の魔法使いのスカイハイ。助けてくれたお礼に君の願いをひとつかなえるぞ、と！」 獅子「じゃあ一生遊んでくらせるくらいの金くれ」 空「そ、即物的だね…」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑤】 空「もう少し夢がある方が私の好みでね…。どうだろう、今夜お城でバーナビー王子が妃を選ぶ舞踏会が開かれるそうだ。君がその舞踏会に出て王子に出会えるように手助けをしようじゃないか」 獅子「まわりくどいが、この国の妃になるってのはいい考えだな。よし、乗ったぜ」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑥】 空「まずは身支度だね。私の魔法で素敵なドレスを…」 獅子「言っておくが俺は決まったブランドの服しか着ないからな」 空「ブ…ブランドかい？すまない、私はファッションには疎くてね…。ではこれでどうだろうか？ハイハハーイ！（←呪文）」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑦】 一陣の風がシンデレライアンを包み込んだ次の瞬間、どうしたことでしょう！そこにはまばゆいばかりに輝く黄金の鎧（※ヒーロースーツ）を身に纏ったシンデレライアンの姿が！ 獅子「おお！悪くないなー」 空「似合っているよ、実によく！後は乗り物を用意しないとね」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑧】 空「畑からカボチャを、牛舎から牛君とネズミ君を拝借、そしてお借りして…ハイハハァーーイ!!(※呪文)」 一陣の風が(中略)するとなんということでしょう!ネズミは御者に、カボチャと牛は牛車に変身しました。 獅子「牛は牛のままかよ!普通は馬車だろーが!」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑨】 牛「歩みは遅いがタフさは馬にも負けねえぜ!さあ乗りな!出発するぞ」 獅子「まだ昼間だぞ。舞踏会は夜だろ?」 折上「牛車は遅いですから、ぐずぐずしてると舞踏会に遅刻してしまいます」 獅子「だったら最初から馬車にしろよ!」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑩】 ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝを乗せた牛車はゆっくりとお城に向い動き出しました。 空「魔法は12時を過ぎたらとけてしまう、そして元に戻ってしまうから気をつくたまえ!大事なことだから二度言うよ!(※だいたい言ってる)12時には帰ってくるんだよ!」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑪】 一方、アポロン城で行われている舞踏会はすでに宴もたけなわ。 国王「どうだねバーナビー。妃にふさわしい娘は見つかったか?」 王子「…どうしても今夜の賓客から選らばなければならないのですか?」 国王「王子の結婚は我が国の繁栄を他国に示す絶好の機会なのだよ」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑫】 シュナイダー国王は政治手腕においてもやり手と評判の王様でした。 王子(国中の若い娘が集まったはずだが…ダメだ、僕にはとても決められない) その時大広間がにわかにざわめき始めました。何故か牛の鳴き声も聞こえます。 王子「何でしょうか。様子を見てきます」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑬】 「俺様の名はシンデレライアン！！国民は俺の足もとにひれ伏す！！」 騒ぎを耳にした王子が駆けつけると、ド派手な黄金の鎧（※ヒーロースーツ）を身につけた人物が大広間を制圧して（いるように見え）ました。 王子「な、何だあれは？！テロリストか！！？」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑭】 国王「おお、最後の妃候補が到着したようだな」 王子「えッッ！アレも！！？？」 国王「あの一見傲慢にも見える堂々とした風格…。何やら光るモノ感じないかね」 王子「たしかにまぶしいくらい光ってますが（スーツが）。とにかく他の客の迷惑なので注意して参ります」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑮】 王子「貴方はシンデレライアンというのですね」 獅子「そういうアンタはバーナビー王子か。この俺様に目をつけるとはいい目持ってんな!」 王子「目をつけるも何も目立ちすぎです。とりあえず(他の人の迷惑なので)バルコニー方へ…」 王子「(よし、いい展開だぜ)」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑯】 王子とシンデレライアンがバルコニーにやってくると王様が待っていました。 王「王子よ。その娘(?)を妃に選んだか」 王子「違います。不審者を確保しただけです。父上にも貴方にも言っておきます。私は自分が認めた人でなければ妃として迎え入れる気はありません!」

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑰】 獅子「おもしろい、俺を試すつもりか? いいだろう、王子!俺の本気をみせてやる!!」 ゴーンゴーン… そのとき、お城の時計が12時の鐘を打ちならしました。 獅子「しまった!もう12時!?くそ、牛車が遅いせいで!」 鐘が鳴り終われば魔法がとけてしまいます。

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑱】 慌ててシンデレライアンはバルコニーから飛び降りました。 王子「に、逃げたぞ!者共、追え!追えー!」 いまだ不審者扱いをやめない王子が家来とともにシンデレライアンの後を追いかけてきます。 階段をかけおりた先では牛車がシンデレライアンを待っていました。

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑲】 折紙「シンデレライアンさん!急いで!」 牛「早く乗れ!魔法がとけるぞ!」 獅子「走った方が早い!」(ダーッ!) 折紙「えっ、ええ～…。でも、た、たしかに!」(ダーッ!!) 牛「何だよ!俺だけ置いていくなよモォォォ!!」 こうして謎の一団は去りました。

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【ｼﾝﾃﾞﾚﾗｲｱﾝ⑳】 王子「…いったい彼女(?)は何者だったんだ…」 ふと足許をみるとシンデレライアンが落としていったと思われる紙切れが落ちていました。 「フッ、なるほど。本当の貴方に逢いたければこれを見にゆけということですね…」 それは映画の前売り券でした。

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【シンデレライアンーライジングー 】 翌年2月ライジングと同時公開決定!! するわけない!!