池田扶美代×山田うん『amness』@KAAT 神奈川芸術劇場 感想まとめ
池田扶美代×山田うん 『amness』。二人の関係性の舞台ではなくて、二人の意識のぶつかり合いの舞台である。意識はしているけど関係はしていないというか。うーん、言葉にするとわかりにくいなあ。百聞は一見にしかず、当日券もあるらしい。http://t.co/3Imtesjrg1
2013-10-19 15:16:25池田扶美代×山田うん 『amness』。ラストの暗転としばしの静寂。お決まりの手法でもあるのだけれど、終焉とも切断ともとれない、将棋で言うと封じ手みたいなものなのかもしれない。日をまたいで対局するとき、その日の最後の一手を紙に書いて、封をして保存する将棋のルールなんですが。
2013-10-19 15:28:27池田扶美代×山田うん 『amness』。見終わったカタルシスよりも、作品の質量がどっと押し寄せてくるような終わり方。最後のちょっとした静寂がとてつもなく、大きく感じた。傑作だよとか、気軽に言えないし、かといって重い作品でもない。ただ同じ時空を、共感ではなく共有できた感覚はあった。
2013-10-19 15:36:49池田扶美代×山田うん 『amness』。それぞれの背を向けて相手の動きを見ないシーンの、そのうしろ姿のあり方に、表現者としてだけで立たれている池田扶美代と、振付家としての存在も混在する山田うんとの差が見えた気がした。そして、その違いの共存が心地良かった。
2013-10-19 15:44:24池田扶美代×山田うん「amness」 お互いがお互いの残像になるような、それぞれ違う時間軸にいるような感覚がありながらも、確かにそこに2人いてお互いに認識しているような感じ。 緩やかに濃淡の変わる照明が好み。生明かりだけでも十分に空間は演出できるんよね、やはり。
2013-10-19 17:56:43池田扶美代×山田うん『amness』KAATにて。濃密なあっと言う間の1時間。互いに添いつつ場所に立つ2人の存在感。この作品、育て続けて欲しいな。
2013-10-19 18:25:44池田扶美代×山田うん『amness』ラフな雰囲気と繊細な感覚が共存。“キメ”の一歩手前というか、もっと観たいようなところで、動きや照明がスッと変わる。海を隔てた二人の創作は1日1単語の交換から始まるも、そこに囚われない創作を心がけたそう。こうして生まれた両者の距離感も独特だった。
2013-10-19 18:39:16amnessよかった。編むネスというのが最初考えた事だったようで腹落ちした。お互いから出てきた言葉そのものでなくその付近・あいだ・交換しあった事がダンスに還元されたという話もグッときた。
2013-10-19 18:48:20池田扶美代×山田うん「amness(アムネス)」@KAAT(明日まで!)で使用されている楽曲は、バッハのオルガン曲をサックスのアンサンブルで奏でたBLINDMANというベルギーの楽団のアルバムから(会場ではCDが販売されていました♬)→http://t.co/sswpF35hfq
2013-10-19 18:52:08池田扶美代×山田うん「amness」からの、3.14ch「司令室」稽古! 扶美代さん、凄かった。派手な動きや、大技の陳列は無いのに、ずっとずっとみていたくなる!特に舞台の上で「普通」の表情で「普通」に立って居るときがもう。「普通」がなかなか皆出来ない。
2013-10-19 18:58:20アクロバティックに(という名の強引さで)引きつけると、池田扶美代のしなやかな身振りは、昨夜観た『ヴァン・ゴッホ』でモーリス・ピアラが描いたゴッホと同じく、Rosasでの評価や有名性など一切関係なく、何ら特別なものとしてではない一人の人間(肉体)としての美しさに満ち溢れていた。
2013-10-19 19:31:33昨日は仕事帰りにKAATで池田扶美代×山田うんのamnessを見た。緑のミニと赤のロング衣装で対照的な二人。池田扶美代さんの踊りは初めて見たがとても色っぽく女性的な感じがした。山田うんさんは力強く観客も巻き込んで舞台の一部としてしまう、うんさんらしさを感じた。バッハの曲も良かった
2013-10-19 20:27:02amness@KAAT.ローザス創立メンバーの池田扶美代×山田うんのコラボ。赤と青の衣装のコントラストのように滲み出る表現の違いが興味深かった。似たような身体性にもかかわらず内面的な感情が浮き出る山田さんと表層的な動作のテクスチャーが魅惑的な池田さん。大胆にして繊細。音楽もいい。
2013-10-19 21:06:16amnessの音楽はバッハの曲をサックスで表現したもの。本当にかっこ良かったのでCD買っちゃいました。 http://t.co/Pd6AAmVjJy
2013-10-19 21:16:33池田扶美代×山田うんのamnessを体感してきた。愛知でのアンヌテレサ氏の舞台以来の舞台だったけれど、気がつくと池田扶美代さんの存在感・佇まい・僅かな所作ひとつひとつに出会えたことにまず身体が喜びを感じとっていた。人間の肉体が発する所作がこんなにも美しく見せられるものかと
2013-10-19 22:38:41池田扶美代×山田うん 『amness』KAATにて。緻密な作品だと思う。ガラスが一枚挟まれた感覚で、もどかしいというか、もっと不用意に飛び越えるものが見たかったようです。全部ではないのだけど、その場にいる身体という気がしなかった。
2013-10-19 23:29:11今日はamnessを見た。二人の存在が交わるような離れるような感覚。近づいたり遠くなったりする。たまに別の時間軸を見ているような。髪をかき上げたり、指先だったりちょっとした動きにぐっとフォーカスしたくなる。その女性的な動きにいつもドキッとする。
2013-10-20 00:02:34池田扶美代×山田うん『amness』観劇。すごくよかった。二人で作った作品だが、息がピッタリ合ってるという感じではなく、かといってバラバラでもなく。互いの個性や存在感を生かしつつ、目に見えないノイジーな部分を共有しているような。ものすごく自然で心地よい。不思議な安定感と刺激。
2013-10-20 00:40:20池田扶美代×山田うん『amness』。サックス五重奏を使用したバッハの音楽もすごくよかった。オーストリアでの公演のときは生演奏だったそうで、それも観たかったなー。でも生演奏じゃない今回の作品は、なにもない空間に立つ二人の姿が、とてもストイックで惹きつけられた。
2013-10-20 00:42:42池田扶美代×山田うん『amness』。山田うんはもともと好きなダンサーだったけれど、今回、池田扶美代のなんというかユニークさを見れて、とてもよかった。私はローザスでの彼女の踊りは観たことがないし、昨年のKAFE9での彼女のソロもあまりぴんとこなかったのだけど、今回はすごくよかった
2013-10-20 00:45:11池田扶美代×山田うん「amness」客入れの時間の無音の黒い空間を、始まるとsax五重奏の呼吸するような音の中、美しい女性ふたりの身体は触れ合わない、交わらないのに同じベクトルに視線だけでなく五感を向けているから、親密で柔らかい空気を発していて、それが私にも密かにしみ込んできた。
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