兎虎SS

真@まこと と読みます @iroha08051

『バニーが一番救いたいのって誰なんだ？あいつにもそんな子が出来たんだな…なんだよ、この胸の痛みは…チクショウ』ソファに体を預けバニーを思い出す、出会いから最悪だった…なのに今はあいつが俺の心を占領してる。「もうこれ以上俺の心を拐っていくな…」呟きを酒と共に流し込んだ。

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『僕が一番救いたいのは貴方です…言った事には後悔していない。もうこの手から一番大切な物を溢すものか！』ギュッと拳を握り、虎徹が住んでいるであろう方角に視線を流した。「虎徹さんがただの相棒として僕を思ってくれてても、やっぱり僕は…」バーナビーの思いは虎徹とは違うところにあった。

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「なぁバニー、いい人が居たらちゃんと紹介してくれよ」自分では気がついてないが、震えそうになる声を押さえて明るく伝えた。「何言ってるんですか？僕が救いたいのは虎徹さん以外にいません！」『俺？』思考が止まってる間にバーナビーに抱き締められ「僕が一番救いたいのは貴方です」 と囁かれた。