- left_1zuki
- 801
- 0
- 0
- 0
「あ、日向君伊月君!」「なんだカントク」「もう一年には行ってきたんだけど、今日の放課後空けといて」「……?3on3の準備は殆ど終わったよな?」「別件。できるだけ男手が欲しいのよ。生徒会のメンツだけじゃどうにもならなくて」
2013-10-03 12:25:30カントクから頼まれごとを引き受けた攻め月さんたち。
「日向」「ん?」「昨日はどうだった?」「ブフォッ」 「…………吹き出すことないだろ、ごめんって、牛乳飲んでる時に話題振ったのは謝るからそんな顔するなよ」
2013-10-03 12:40:31カントクと主将、うまくいっているのでしょうか。攻め月さんは心配の反面、少し複雑です。
「これは……」「でかい山だな~」「山ってレベルかよ」「この大量の発泡スチロールを今から並べるのか……?」「うん!」
2013-10-03 18:30:32「生徒会主催のプチお化け屋敷に使うの。並べるのはこちらでやるから、みんなには四階の大教室までこれを運んでほしいの」「軽いけど……確かに一度に多くは持てないな。あまり多く持つと前が見えない」「分かりました。運べばいいんですね。それならボクにもできそうです」
2013-10-03 18:35:29「これ、なかなかクるな、日向」「階段ダッシュをゆっくりやらされてる気分だ」「それそれ。結構、っていうか思ったより大変。一人何往復するんだろう」
2013-10-03 18:50:29攻め月さんは主将と二人。
「よいしょ。それにしてもこの量、どこから集めたんだろうな……………日向?」「お前さ、……好きな奴はいたんだっけな」「……!?」
2013-10-03 18:55:29「思ったんだよ、昨日。――好きでたまんねえのに、なんかこう、手を出せないっつーか、手を出しちゃいけないっつーか」「…………………」「好きだから、手を出せないっつーか……そういうの。お前に言ったってしゃーないんだけど」
2013-10-03 19:00:30果たして彼らの「それ」は同じ思い、なんでしょうか。
!?
「……発泡スチロールって数あると結構重いんだね」「伊月、怪我ないか」「うん、大丈夫」(……それより、)
2013-10-03 19:35:29