mizukiさんの#ばにちゅ　まとめ

mizuki💮虎37 @mizuki_TBss

腰骨と背骨の間。きゅっと締まって窪んだところ。ここ、好きですよね。じゅっと音を立てて吸いついて、跡を残す。ああ、ほら、また中がきゅうって。認めちゃったら楽になるのに。ねえ、虎徹さん。甘い声を聞きながら僕は飽きずにそこに口付ける。　#ばにちゅ

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「お前、今日は俺の犬だから」突然始まったゲーム。言葉を禁じられて、手を封じられて。「バニーちゃん俺のこと好き？」なんて聞かれたら、飛びついて顔中にキスするしかないじゃないですか。鼻先に何度も何度も音を立てて。ねえ、信じて？　#ばにちゅ

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「キス、しませんか」改めて口にするとこんなに恥ずかしいのか。原因も忘れてこじれてしまった喧嘩をどう納めていいか分からなくて結局こんな方法しか思いつかなかった。ねえ、もう一週間も貴方とキスしてないの、つらいんです。　#ばにちゅ

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虎徹さんの体の中で僕の唇と指が触れていないところはないですよ。ええ、ええ。とてもいえないようなところまで、ね。　#ばにちゅ

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ずいぶん薄くなってきたけれど、この人の胸の傷に触れるときは胸が痛む。「きにすんなっていうのに」「でもこれは僕が貴方に付けた傷だから」もしかしたら貴方を失っていたかもしれない。それがどんなに恐怖で甘美か。貴方はきっと知らない。　#ばにちゅ

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「貴方の穴という穴は僕のものです」失礼な台詞を吐いてうっとりしながら俺のへそにキスしにきた残念ハンサムをとりあえず殴っておいた。うん。俺は悪くない。 #ばにちゅ

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さよなら、ワイルドタイガー。 綺麗に微笑んだ往年のヒーローバーナビーが、棺に顔を寄せる。色をなくした唇の近く、アイパッチの際の頬に最後の口づけをした写真はたった一度だけメディアを飾ったが、それ以降表にでることはなかった。　#ばにちゅ

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「僕が信頼するもの？　そうですね、相棒であるワイルドタイガーさんのこの拳でしょうか」トーク番組の中で問われたバーナビーが、そのまま隣に座る相棒の手の甲に口付けた。その瞬間、叩き出された視聴率は番組史上最大のものだったが、アニエス女史には黒歴史だとの噂だ。 #ばにちゅ

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虎徹さんの肌に映えると思うんですよね、このピアス。ねえ、どこがいいですか？　耳朶？　乳首？　それとも？　楽しみだな。男に二言はないんでしょう？　そういって銀の輝きにキスをする僕をみて貴方が青ざめながらも頬を染めたこと、見逃しませんよ。 #ばにちゅ

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「また無茶をして」「しょうがねえだろう」指先すべてに絆創膏を貼った虎徹さん。瓦礫に埋もれた僕を一人で助け出そうとしてスーツの装甲が割れるまで掘り返した結果だった。「痛かったでしょう」捧げ持って口付けて。「泣くなよ」「泣いていませんよ」頬を拭う手が少し痛かった。　#ばにちゅ

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出かける直前、襟元につけたキスマークに虎徹さんは不満顔。仕方がないんです。お守りですから。これ以上脱いでしまわないよう、脱がされてしまわないよう。だって今日の撮影担当カメラマン、知り合いなんです。趣味も似ているんです。ものすごく。だからね？お守り。#ばにちゅ

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折紙先輩のおみやげはべっこう飴というらしい。貴方と瞳と同じ色ですねといったら「そんなに綺麗でも甘くもねえよ」と笑われた。そんなのやってみないと分からないじゃないですか。 ね、ほら。すごくおいしいです。 #ばにちゅ

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「きたねえから」やめろ、と逃げる足首をぎゅとつかむ。「どうして？」おいしいです、と上目遣いをしながらそこに口づける。顔を手で覆ったくせに指の隙間から欲に濡れた視線をよこすの、やめてください。手加減できなくなるでしょう？　#ばにちゅ

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通りすがりのネクストのせいで、虎徹さんの頭の上に耳が生えた。ご丁寧に虎のそれだ。「感覚は？」「あるよ」「聞こえるんです？」「恐ろしい事にものすごくよく」「そうですか」では明後日には消える気管に僕は吐息と共にキスをしましょうか。僕の気持ちが貴方に染みるように。 #ばにちゅ

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普段は慎ましく存在すら感じさせないのに。「虎徹さん、きもちいい？」意地悪く問いかけて、ちゅと吸いついたのは色の違う肌の際。「そこじゃな…」「じゃあ、いって？」そうしたら欲しいところにキスして上げます。勃ちあがった中心に息を吹きかけて僕は微笑んだ。 #ばにちゅ

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はっきりと男だと認識させる喉の隆起。唇で包んで舐めて、音を立ててしゃぶりながら時々吸い上げる。「あ、ばに」直接響く低い音に耳を犯されて僕は息を飲む。ほら、貴方が好きなこと、ちゃんと覚えたんです、僕。だから貴方も僕の好きなこと、してくれますよね？ #ばにちゅ

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浮かび上がった鎖骨に歯をたてる。「いてえよ」やめな、と押し返す手を指を絡めて握りしめて壁に押しつけてから、薄くついた窪みを唇で擦って吸う。「ん」あがった顎、さらされた喉。拒絶の振りで誘う貴方に結局僕は言いなりだ。喉の付け根までキスで辿ったらお望み通りに。 #ばにちゅ

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「おつかれさま。そして、今日もありがとうございます」心からの感謝を込めて、冷たい表面に僕はキスをする。あの人の真の相棒、ワイルドタイガーのマスクに。 #ばにちゅ

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「案外お前ってフェチだよね」苦笑しながら言われて僕はそこから顔を上げた。「……貴方だって好きなくせに」「否定はしねえよ」嫌いじゃねえ、と目の前で広げられた手のひら。濡れて光る指と指の間の薄いところに再び舌を伸ばした。リップ音に震えたこと、見逃しませんよ？ #ばにちゅ

mizuki💮虎37 @mizuki_TBss

眼は口ほどにものをいう、というのは本当だった。眠っている虎徹さんには表情がない。むしろ息をしているのか確かめたことも何度かある。「……早く起きてください」無茶をして意識をなくして無機質のベッドに横たわって早二週間。お願いだから早くここをあけて……？ #ばにちゅ

mizuki💮虎37 @mizuki_TBss

閉じた瞼の下で眼が動く。睫が震えてゆるく開くそこから榛色が覗いた。「……ど、こだ」酸素マスクごしに聞こえる掠れた声に僕は身を乗り出しコールを押した。「ドクターを！」「ばに…」「まだ喋らないで。よかった」僕は包帯を押し退けて額に唇を押し当てた。 #ばにちゅ

mizuki💮虎37 @mizuki_TBss

「まだ寝ないでくださいよ」バスタブの縁に頭を乗せたまま船を漕ぐ、なんて芸当をする人の髪を梳く。「眠てぇんだ」唇を尖らすからどうしよう。そこに触れたいのをぐっと堪えて頭のてっぺんにキスを落とす。「髪洗ってあげますからまだ寝ないで」それだけですませるつもりもないけれど。 #ばにちゅ