『少年時代』postメモ

Ⓐ先生『少年時代』、柏原先生『長い道』、映画『少年時代』を読んだ・観た感想、その他。個人的備忘録。
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タマゴン @tamakon8121

湘南の親子をしばらく見てなかったので今日のホールドオンを録画していたが、出ましたよ藤子問題(選択肢に含まれていたら藤子問題だと思っている)!今まさに『少年時代』を初めて読んでいるのだが、陽水の歌は有名でも、A作品だとはあまり知られてないよねえ…。

2013-08-14 20:15:14
タマゴン @tamakon8121

適当に声を当てて脳内再生しているけど、タケシについてはどうやら昴くんのイケメンボイスを当てているらしい。進一は…インドリのケン一氏かな。 #どうでもいい

2013-08-14 20:37:06
タマゴン @tamakon8121

殴りあいをはじめ血を見る系の話は苦手、というより嫌いなのだが、『少年時代』はなぜだか一気に読んでしまった。あの時代を必死に生きた少年たちの物語だからか、ある春夏秋冬(ひととせ)の出会いと別れの物語だからか、あるいは"今"だからか。終戦記念日を前にして読んだというのも大きいのかな。

2013-08-16 01:31:24
タマゴン @tamakon8121

柏原兵三『長い道』読了(柏原兵三作品集4より)

2013-10-21 00:30:32
タマゴン @tamakon8121

『少年時代』は『長い道』を原作にした作品ということで読んだが、やはり原作は原作。A先生のオリジナル(ご自身の疎開体験によるものと思われる)も相当あると実感。進の没落が中盤だったのには驚いた。『少年時代』は連載時に人気がもっとあればエピソードはまだまだ増えたのかも。

2013-10-21 00:36:57
タマゴン @tamakon8121

第11章の「戦に参加した僕は敵弾にあたって斃れるだろう。それこそ僕の望むところだろう……」と本土決戦すら歓迎する境地に至る一節にはもう…。また最後の進からの手紙の直前に記された「こんな意味を考えた」という箇所にはハッとさせられた。

2013-10-21 00:46:15
タマゴン @tamakon8121

A先生はご自身の疎開体験がオーバーラップするところがあったのだろうし、この作品を興奮して一夜で読み切ったと解説(中公文庫版)にあるのには心底頷ける。戦争を経験してなくとも後半は一気に読んでしまって今すごいアドレナリンが出ているのを感じる。

2013-10-21 00:53:46
タマゴン @tamakon8121

映画『少年時代』、色々と考えさせてくれる映画でした。井上陽水氏の曲はグッと来ますね。覚書までに某芸人氏の感想→ https://t.co/UCvYsdr965

2013-10-22 22:06:56
タマゴン @tamakon8121

個人的にはA先生の漫画や柏原氏の原作の方が入り込めたかな。映画では違いに敏感になりすぎたとも言えるのかもだけど。

2013-10-22 22:08:35
タマゴン @tamakon8121

憲兵の描写が複数見られたが、思ったことを素直に言えないのは何も進二たちだけに限った話ではなくて、あの当時はみなそうだったということを視聴者に伝える意図か。最後のおじさんは少しやりすぎな気もするがwタケシが進二にも割と容赦なく手を出していたのは2時間に収める必要上は仕方ないのかな。

2013-10-22 22:21:15
タマゴン @tamakon8121

作品集4収録の『祝言』『浸蝕』『同級会』も面白かった。少年時代いじめられていた疎開先の父の故郷におよそ20年の時を経て帰る。田舎、友人、親族、そして主人公潔と、それぞれに変化が。『同級会』は『長い道』の後日談のような話であるし、合わせて読むとより一層楽しめる作品。

2013-10-25 15:16:12
タマゴン @tamakon8121

風間進一~風間進二~杉村潔~梶潔。 進藤武~大原武~竹下進~永井福男。 ケンスケ~須藤健介~須藤昇~中垣節。 もしも『長い道』の「竹下進」から『少年時代』の二人を「タケシとススム」と名付けたのなら、なんとなくそこに先生の思いが込められているような気がしてならない。

2013-10-29 01:07:56
タマゴン @tamakon8121

漫画原作と映画役名のシンクロで言えば、ノボル=登。マサル=勝。キヨシ=清。キスケ=喜助。シゲル=滋。とここまではいい。ただ映画の太は漫画版のフトシとノボルとマサルと小説の松と磯介の要素を色々組み合わせているような気がしてややこしい。

2013-10-29 01:16:03
タマゴン @tamakon8121

映画は限られた時間の中でいかにトピックを絞るかが大切なのだし、改変したオリジナル部分でいかに魅せるかが大事。子分の序列を丁寧に扱うとそれだけで話が大きく膨らんでしまうから、涙を呑んで太という一人に集約したと思われる。あの恵まれた体格だ、快く一手に引き受けてくれたんだろう。

2013-10-29 01:22:11
タマゴン @tamakon8121

山本先生~増田先生~増田先生。映画の増田先生は生徒への威厳がやや足りず残念に。美那子は漫画・映画・小説と全て同名。映画では貴重な同年齢ヒロインということで出番が多かった。良くも悪くも関西育ちの女の子という印象。今もそうだけどあの年頃の女の子は男の子よりも大人なんだよね。

2013-10-29 01:28:54
タマゴン @tamakon8121

ケンスケは柏原兵三『同級会』に登場する中垣節と同一人物だと思われるが、栄枯盛衰を感じてどこか寂しい。 ~革命には成功したものの、今度は多頭支配の暴力政治に移った時、元々腕力の強くない彼は、まるで革命に幻滅した隠者のように、まったく名もない無力な存在の一人にかえってしまった。

2013-10-29 01:34:14
タマゴン @tamakon8121

こちらのブログhttp://t.co/iJOhO8AHRkでは柏原氏の実際のエピソードにも合わせて触れられていて興味深い。二人が写真を撮ったのは実話だったとのこと。 こちらの記事も『同級会』のメモとして。http://t.co/oJ7LaZHpQ9

2013-10-29 01:38:59
みてるだけさん @ry23fg51n

@tamakon8121 私は漫画板から入ってその後図書館で長い道を二回借りて読んだのですがやっぱり手元にないと忘れがちなものでどのキャラが小説や映画だと誰がどういう立ち位置なってるとかを書いてくれてとても参考になります(o´▽`)映画すごく見たくなってきました!

2013-10-29 01:56:45
タマゴン @tamakon8121

@frygon811 小説はお読みになられたんですね!漫画と映画、『長い道』と『同級会』とではそれぞれリンクが強いのですが、漫画と『長い道』だと同級生たちが上手く線でつながらなくて困っています(笑)A先生のオリジナルがそれだけ多いという証拠なのでしょうが。

2013-10-29 02:01:33
タマゴン @tamakon8121

漫画のコウジは小説・映画の秀か?漫画の子分キヨシ・キスケ・シゲルあたりと小説の野沢・川瀬・河村・山田・小沢…とこの辺りは誰がどうという議論はナンセンスかもしれない(単に読み込み不足なだけな気もする)。あと小説では遠足の時に話しかけてくれる晃夫くんが印象に残ったけど漫画にはいない?

2013-10-29 02:06:08
みてるだけさん @ry23fg51n

@tamakon8121 ですよね!進一ポジション?のキャラが前線で戦いたいとか言ってて(うろ覚え)タケシっぽかったり!小説版を見て漫画は小説のネタと実体験のネタの使い方がうまかったんだなーと実感しました!

2013-10-29 02:08:29
みてるだけさん @ry23fg51n

長い道こいつは漫画でいう○○ポジションだな…と思ってるとえ…?なとこよくあった気がするw

2013-10-29 02:15:38
みてるだけさん @ry23fg51n

ノボルがケンスケだとは…ボスが変わった後の展開もスゴい…。

2013-10-29 02:17:43
タマゴン @tamakon8121

ノボルは小説でいう松で、マサルは磯介だなと思いながら読んだけどどうなんだろう。漫画では皆無だった性への関心が小説では一つの大きなテーマになっていて、松が単なる子分に終わらなかったところがすごかった。

2013-10-29 02:21:45
タマゴン @tamakon8121

性と言えば潔をいじめる歌で使ったサック。リュックサックという言葉は当時使用禁止ではと思ったがRucksackはドイツ語なのか。まあミルクはアウトだと思うが。『同級会』のミルク状の液体云々もほうそんな表現しますかと(ry同じ年頃の時分は潔みたく無知だったなー(しみじみ

2013-10-29 02:29:15