- donadona_No5
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外壁にやたらとファニーな絵が描いてある食肉処理場は、当時美術アシスタントをしていたビル・パクストンが見つけて来たロケーションという小ネタが面白かったですよ。
2013-11-14 21:26:23『キャリー』見返して感じたのは(原作は部屋から見つからなかったよ)、イジメの話でもスクールカーストの話でもなく超能力魔女っ子の話でもなく、イジメっこですら被害者で、敵があるとすれば「抑圧」で、抑圧を象徴するキャラとしてはキャリーの母親よりトラボルタ演じるビリーが的確だってこと。
2013-11-14 22:02:29「数学できんがなにが悪いとや!」 「観測者の主観で大きく左右される人格や、家柄や文化資本という本人の努力ではどうにもならない要因で判断されるよりも、数学のほうが優しいよ!」
2013-11-14 22:07:01相手のミソジニーを指摘するときに「おまえなんかどうせモテない奴なんだろ」と罵るのは、悪態をついて戦争をしたいだけなのではないか。単にバーカ!と怒りの表明をして憂さを晴らしたいだけなら別にいいのだけれど、差別的な言動の多くもまた憂さを晴らしたいだけだったりするのだ。
2013-11-14 22:23:28『キャリー』ネタだと、ラストのスー(エイミー・アーヴィング)が墓参りに歩いてるカットはフィルムを逆回しさせてんのね。よくみると背景の車が後ろ向きに進んでる。夢っぽい幻想的な雰囲気を出すため。ちなみにスーの母親はエイミー・アーヴィングの実母プリシラ・ポインターが演じている。
2013-11-14 23:02:07デ・パルマ版『キャリー』編集のポール・ハーシュによれば、当初は幼児のキャリーが隣家に住んでいて日光浴をしている早熟そうな16〜17歳の少女の胸の膨らみを「それはなに?」と問いただして、あげく初めての念動力発現で石を降らすシーンがあったそうな。
2013-11-15 01:27:56キャリー「dirtypillows(汚れた膨らみ)…」 ステラ(隣家の少女)「えっ?」 キャリー「ママがそれを汚れた膨らみと呼んでたわ」
2013-11-15 01:28:36石を降らしても画面では雨にしか見えなかったのと、石を降らす機械が不調で、急遽(「朝までに撮影を終わらせたかったから」!)火事にしたそうです。
2013-11-15 01:32:52石が降り注ぐのはヨハネによる福音書8章 1〜11からのイメージだろう。幼児のときは砂利だが、高校生になると大きな石を降らせるという案もあったらしい。
2013-11-15 01:31:15ラストの家が炎上するシーンは当初は石が降り注いで家屋を押し潰す予定だったとか(室内で天井に穴が空くカットに少しだけその残滓がある)。
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