【131116】子どもがつくるまち 全国サミット in さいたま

子どもがつくるまち、こどものまち、ミニ○○ と呼ばれる、子ども向けプログラムの主催者側集まるサミットです。年に1度、全国のどこかで行われています。 元々はドイツ・ミュンヘンで始まった ミニ・ミュンヘンを手本にした子ども向けプログラムで、日本全国で行われています。
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西村 健 @takeponta

遊びのまちとは? 子どもの教育プログラムで、実社会を元にしている。実社会を子どもたちに示す必要がある。子どもは失敗できないわけではなく、再度やり直せばよい。 枠組みを作って大人が準備すれば、子どもたちが自分の手で作りあげることができる。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 10:55:41
西村 健 @takeponta

枠組みは大人が用意するが、実行の段階では子どもたちの手にゆだねられる。最低限の構造を教育者が用意するが、それがどう発展するのかは、子どもも大人も十分には予測できない。予測できないことはリスクを抱えることであるが、それを排除してはいけない。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 10:57:57
西村 健 @takeponta

学校はリスクを排除する傾向にあるが、それでは子どもたちの自由な活動が制限される。働く、遊ぶ、学ぶといった行動も、子どもたちの判断で行われるべき。怪我や事故が起きても良いという心掛けが必要。子どもたちも、リスクに対応できる能力を持っている。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:00:11
西村 健 @takeponta

学ぶことと遊ぶことは分けられない。学ぶことは、子どもたちの脳に自然に入る。そのことを信じなければいけない。 子どもは、個々人で違う。学び方、遊び方、時間のリズムもそれぞれ違う。分刻みで進める授業は無くなるだろう。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:02:31
西村 健 @takeponta

大人になるとじっと話を聴くことができるが、子どもは違う。動き、騒ぎながら世界を学ぶ。そういった空間が必要。 子どもはそれぞれ違った才能を持っている。その個性や文化的背景を尊重する必要がある。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:04:13
西村 健 @takeponta

子どもは人との接触を通じて、才能などを発達させ、成長する。大人、職人などとの接触は特に効果的。フライパンを使いたいなどの子どもの声があっても、大人は往々として使わせない。子どもの成長に合わせて、経験させればよい。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:06:06
西村 健 @takeponta

ミニミュンヘンでは、子どもがリスクを持って活動してほしい。そうでないと、普段の遊びでもリスクを回避するようになる。 リスクに対応しながら、自分がまちに与える影響を学ぶことができる。店でのストによって、まちの機能が停止するなど。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:08:24
西村 健 @takeponta

日本でも、ミニミュンヘンのプログラムを通して、子どもたちが良い体験をしてほしい。 以上、ミニミュンヘン主催者・ゲルト=グリュナイスル氏による講演でした。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:11:05
西村 健 @takeponta

ここで、さいたま市長によるあいさつがあります。 2010年のミニさいたまを皮切りに各区でこどものまちを行っている。社会的にも非常に重要な事業であると考えており、継続していきたい。本サミットで他団体とも情報交換をしていただきたい。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:19:06
西村 健 @takeponta

引き続き、 ゲルト・グリュナイスル氏、木下勇氏(千葉大学大学院教授)、森田敏男(さいたま市子ども未来局子ども育成部長)による鼎談が行われます。 【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:21:06
西村 健 @takeponta

木下:ゲルトさんの話を踏まえて。 森田:子どもの姿が公的スペースから減ったこと、学校等がリスクを排除している動きは日本でも同じ。ミニミュンヘンの中の作りが素晴らしいと感じた。 木下:森田部長もゲルトさんも、美術がバックグラウンド。 3者鼎談【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:26:23
西村 健 @takeponta

森田:さいたま市の事例紹介。子どもたちを4期に分けて考えている。幼少期・小学生・中高生・大学生。子どもがつくるまち事業は、小学生対象。 中高生対象の「青少年フォーラム・青少年の主張大会」は近日開催。 3者鼎談【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:28:11
西村 健 @takeponta

森田:2010年ミニさいたまは、2日間で参加者2,800名の大盛況だった。 身近な地域で分散開催すべきではとの議論が起こり、昨年度は2か所、今年度は3か所開催となった。見沼区、桜区、大宮区。 3者鼎談【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:30:13
西村 健 @takeponta

木下:ゲルトさんからさいたま市での取り組みについてアドバイスありますか? ゲルト:ミニミュンヘン初回は世界青年の年に合わせて開催。子どもたちの熱いアピールがあり、再び開催。86年には市財政の問題で開催が危ぶまれる。 3者鼎談【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:35:20
西村 健 @takeponta

ゲルト:子どもたちから市長へのアピールもあり、市議会の協力もあって開催にこぎつけた。 アドバイスだが、こどものまちの毎年開催は財政的にも難しいだろう。大規模でなくても良い。関係者の意識づくりも重要。 3者鼎談【全国こまサミット #koma_13

2013-11-16 11:39:38
西村 健 @takeponta

ゲルト:官庁、学校との協力がないとミニミュンヘンも開催できない。関係者、現場の方々の理解が必要。ミニミュンヘンは30年の歴史がある。関わるグループは30を越え、市からの財政援助もある。 【全国こまサミット #koma_13 】3者鼎談

2013-11-16 11:42:06
西村 健 @takeponta

木下:プレイバスやフォーラムなど、さいたま市とミュンヘンで似ている事業もある。冒険遊び場やプレイリーダーも、活動当初は受け入れられていなかった。日本でのこどものまちは、まだまだこれから。 【全国こまサミット #koma_13 】3者鼎談

2013-11-16 11:43:42
西村 健 @takeponta

森田:さいたま市では、身近な地域で、地域の担い手によって子どもがつくるまち事業を実施していきたい。地域の子育て支援力が低下している中、難しいことではある。担い手不足が現在の問題。子どもの失敗を、次に活かせるよう。複数回の開催、参加。【全国こまサミット #koma_13 】3者鼎談

2013-11-16 11:45:56
西村 健 @takeponta

木下:リスク、やり直しがきくという事業の取り組みは、頼もしい。昔は、通りで遊んで近くで木端をもらって遊んでいたりしていた。怒る大人もいたが、許されていた。 【全国こまサミット #koma_13 】3者鼎談

2013-11-16 11:48:53
西村 健 @takeponta

木下:ミニミュンヘンでは、科学や芸術、料理など様々な要素を含んでいる。公的な場で開催できれば、関係する大人の目に留まって、協力者になってもらえる。協力者をきっかけに、学校なども変えていけるのでは。 【全国こまサミット #koma_13 】3者鼎談

2013-11-16 11:49:37
西村 健 @takeponta

ゲルト:ミニミュンヘン以外のプログラムも行うことで、関係者のネットワークを作ることができる。市庁舎を子どもたちが訪問するアクションも行っている。それを通して大人の理解と子どもの体験が得られる。 【全国こまサミット #koma_13 】3者鼎談

2013-11-16 11:52:33
西村 健 @takeponta

ゲルト:ネットワーク作りの成果。コンビネーションフォーラムでは、各種NPOが参画して、市役所の文化や教育の担当者との話し合いが行われる。縦割り行政で互いに無関心な役所を変えた。子どもという共通言語で話し合いができた。 【全国こまサミット #koma_13 】3者鼎談

2013-11-16 11:54:51
西村 健 @takeponta

ゲルト:ハンブルク、ベルリン、フランクフルトなど他都市にも広がっている。2億ユーロの助成を中央官庁が出すという動きも。子どもがつくるまちに関わる市町村間のネットワークを作って、中央政府に働きかけても良いのでは。 【全国こまサミット #koma_13 】3者鼎談

2013-11-16 11:57:29
西村 健 @takeponta

木下:コンビネーションフォーラムのような動きは、さいたま市ではありますか? 森田:同じく縦割り行政。虐待に関する保健、福祉、医療などの分野が集まる場はあるが、一般の子どもたちのためのものは無い。 【全国こまサミット #koma_13 】3者鼎談

2013-11-16 11:58:52
西村 健 @takeponta

木下:対話で問題解決する取り組み。ミュンヘンでの市役所のオープンデイには2,000人の子どもが集まる。日本での同様の取り組みは無い。 森田:夏休みの宿題で市役所を訪問している子どもはいる。図書館、公民館、ゴミ焼却炉の見学ツアーなどはある。 #koma_13 3者鼎談

2013-11-16 12:01:08
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