《日本は、廃炉と除染を甘く見ている》

東電福島第一原発4号機「使用済み燃料プール」から、「未使用燃料」1体目の運び出しが終了したようです。 「これで廃炉に近づいた」とかいう報道を多く目にします。 政府のマニュアルによらない除染を実施すれば、除染が進みそうだという報道も目にします。 甘すぎます。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「事故原発の廃炉処理が可能なのに、東電と政府が引き伸ばしてるんじゃないか? 可能なのに、除染も遅らせているんじゃないか?」という考えの人が、 この国には、まだ相当数いる。 そんな技術は、地球人類に持ち合わせはない。 「科学への根拠なき希望」から、いい加減に目を覚まして欲しい。

2013-11-23 21:25:33
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

東電福島第1原発のように事故を起こして面倒なことになった原発の廃炉技術どころか、規模も小さく普通に停止させた東海原発の炉心本体の廃炉作業でさえ、技術開発が進まずに止まってしまったのだ。廃炉処理は、現状不可能なのだ。引き伸ばしているのではない。 @karitoshi2011

2013-11-23 21:29:08
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

東電事故原発に関しては、多くの人も言及しているように、事故発生前に燃料だった物質が、どこにどのような状態で散乱しているか、確認するまでに数十年は最低でも必要だ。さらに個人的に付け加える。多くの人は、合計数万本の配管というものの存在を軽視している。 @karitoshi2011

2013-11-23 21:32:00
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

私が聞いているところでは、福島1号2号の配管は、1基あたり2万本程度存在し、細い配管が多数、漏水の為に途中で金属で栓を施されていたという。それらの配管のどこかに、燃料だった物質が紛れ込んでいるとすれば、配管を処分する作業は高線量で暗礁に乗り上げる。 @karitoshi2011

2013-11-23 21:37:31
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

除染に関して言うと、過去の教訓を学ぼうとしない姿勢に、かなり絶望的な気持ちになっている。 政府や自治体は、除染作業を形式的なものに留めて、実際に汚染物を集めることには全く不誠実だ。 除染に真面目な国民は、不毛な作業に取り組んでいることを認めない。 @karitoshi2011

2013-11-23 21:40:26
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

政府のやりかたでは、除染をしても被曝防護の役には立たない。マニュアルを守るだけで、汚染物質を取り除くための除染になっていないからだ。 真面目に除染を行っても、一旦そこの汚染は下がるが、周囲の山林などにある汚染物が、そこを再度汚染してしまう。 @karitoshi2011

2013-11-23 21:43:16
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

どちらの除染に関しても、私には不安がある。作業員の防護体制、周囲への飛散対策が、どちらも粗雑過ぎるのだ。 除染作業を行えば、作業員も被曝し、周辺の女性子どもを含む住民への被曝も増える。 そういう部分のケアが行われていない。 @karitoshi2011

2013-11-23 21:45:59
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

除染作業に関しては、どうしてももう一つ、チェルノブイリ原発事故後の話と照らし合わせると不安になることがある。 除染作業に使用した重機、車両、道具、身につけている装備などから汚染拡散防止策が、殆ど行われていない。 人を住ませたままの除染は無茶だ。 @karitoshi2011

2013-11-23 21:48:57
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

廃炉、除染。 どちらにしても、日本国外には既に先例がある。 日本国内でうまく進んでいないポイントも分かっているはずだ。 過去の失敗や教訓を活かさないことを、愚行と言う。 廃炉は簡単にできない。 人を住ませたままで除染をするべきではない。 先例に学べ @karitoshi2011

2013-11-23 21:52:15