ヴァンパイア編

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア1] Ａ「○○ー！貧血の森の噂知ってるー?!」 私「貧血の森？何それw」 Ｂ「毎月12日の朝になると、北の森の入り口に人が倒れてるの！」 Ｃ「で、その人たちの原因がきまって貧血らしいの笑」 私「え…ほんとの話？」 Ｂ「で、今日は７月11日じゃん…？ﾆﾔ」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア2] 私「もしかして…」 Ａ「あったりーぃ♪今夜森に行けば何か分かるんじゃないかなーてw」 Ｃ「○○も一緒に行かない？」 ｶﾞﾀﾝ''その時隣の席の加藤くんが私たちに近づいてきた…

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア3] 加「お前ら本気でゆってんの？(睨みつける)」 Ｃ「成亮なんで怒ってるの…？」 加「記憶もなくなってるらしいし明らか怪しいだろ…あぶねーよ」 Ｃ「私たちの心配してくれてるの？w」 加「あーもう！とにかく行くなよっ!!」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア4] Ｃ「分かったよw行きませーん笑」 Ｂ「なんか加藤くんいつもと違ったね…」 Ａ「怒ってるの…始めてみた…」 Ｃ「まぁ行くけどねw」 私「…。本当に行くの…？」 Ｂ「○○怖くなったの？w」 私「うん…」 Ａ「でも噂が本当なのか気にならない？」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア5] 私「気になるけど…。分かった、私も行く！」 Ｂ「じゃあ20時に北の森の入り口に集合ね♪」 Ａ「あ、懐中電灯持ってかないとね！」 Ｃ「○○家近いし一緒に行こー？」 私「うん♪」 こうして私たちは危険な森へ足を踏み入れることとなった…

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア6] Ａ「真っ暗だねー怖」 Ｃ「懐中電灯無かったら終わってたねw」 Ｂ「○○大丈夫ー？w肝試しとか苦手だもんねw」 私「うん…汗」 Ｂ「よしっ入るよ！」 私たちは灯りを頼りに森の道を進んでいった…

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア7] 「きゃっ…!」 誰かにはらい落とされたように全員の懐中電灯が消え、辺りは暗闇につつまれた… みんなはどこだろう… その時背後から誰かに抱えられた… 恐くて声は出せず、だんだんと眠気に襲われ、意識は遠のいていった…

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア8] 小「おいどーするよ？」 手「クラスメートてやべーなw」 加「あれだけゆったのに…」 増「でも俺…我慢できないよ…？」 手「どうせ記憶消すしいんじゃない？」 増「うん！怖がらせた後の血…美味しいんだよね♡」 加「……。」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア9] 小「しげ…大丈夫…？汗」 加「俺…向こうの部屋行ってるわ…」 暗闇の中で誰かの話し声が聞こえる… 誰なの…何を話しているの？… 体が動かせない… 目をあけたいけどあけられない… 私は今どうなってるの？…

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア10] 私「あっ…!!.｡oO(そうだ…誰かにつつまれて…眠くなって…)」 増「わっ…！(手越に抱きつく)」 手「起きちゃったよ…しげっ…!!」 私「加藤…くん…？みんなは…？」 加「(無言のまま私の背後を指す)」 後ろを向くとみんなが倒れていた…

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア11] 私「え…汗」 小「しげ、俺たちが説明しとくよ…」 加「わりぃ…(部屋を出ていく)」 手「信じられないかもだけど…俺たちヴァンパイアなんだよねっ」 私「…(言葉がでない)」 増「血を飲まないと生きていけないの」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア12] 小「普段はお互いの血を飲んでるけど…それだとキツくなってきちゃうんだよね…だから１ヶ月に１度だけ…」 手「これから君たちの血をもらおうとしてたの♪」 増「俺たちもう我慢の限界だから…気づかれたからって逃がさないよ」 小「大丈夫…記憶は消してあげるから」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア13] 恐くて体が動かない… そんな中でやっとのことで声をふりしぼった… 私「…お願いっ…!!…」 手「ここに来たやつはみんな逃がしてくれって頼むんだよなw無理にきまってんのに」 増「美味しくいただくよ(舌なめずり)」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア14] 私「違います…私の命はあげますから…後ろの３人は…助けてください…(震えがとまらない)」 小「…仲間を見捨てるんじゃなくて…自分を犠牲に…？」 増「え、え…」 手「け、慶ちゃん…ど…する…？」 増「本当に…そう思ってるの…？」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア15] 私「はい…」 増「小山…今月は…この子だけで…我慢しよ…？」 手「君の記憶をあの３人からも消すけど…それでもいいの？」 私「はい…」 小「しげ呼んで…くるわ…」 加「(３人の記憶をいじる)」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア16] 小「じゃあ街へ帰してくる…手越まっすーいくぞ？」 手「ドア開けとくけどぜっーたい逃げちゃダメだよ♪」 増「この家からまっすぐ進めば森の入り口に着くからってぜっーたい逃げちゃダメだよ♪」 小「お前ら…笑」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア17] ３人がでていくと暫くの沈黙が続き、加藤くんが気まづそうに口を開いた… 加「話…全部聞いてた…ごめん…」 私「ううん、加藤くんは注意してくれてたのに…」 加「…逃げていーよ？」 私「(首をふる)…逃げない…」 加「このあとどうなるか分かんないの？」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア18] 私「分かるよ…でも逃げたら加藤くんたちが…苦しむから…」 加「……。」 ｶﾞﾁｬ'' 小「あれ？しげのことだし逃がしてるかと思ったw」 加「こいつが…」 手「逃がそーとしたんだ？ﾆﾔ」 増「なんで逃げなかったの？…我慢…できないじゃんっ…!!」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア19] ３人の目つきが少し変わった気がした… 手「君の血…美味しくいただくね♡慶ちゃん首からいいよー♪」 増「ｶﾌﾟ''(左手首に牙をさす)」 私「っ…!!」 手「いっただっきまーす♪(右手首に)」 小「ごめんね…(背後から)」 私「うっ…!!」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア20] もうどのくらい吸われたのだろう… 鈍い痛みが体中に走っている… すでに視界はぼやけている… 薄れていく意識の中で扉の隙間から加藤くんが覗いているのが見えた…

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア21] ここはどこだろう… 頭がガンガンしている… 明るい光が顔にさしこんでくる… 目をあけると見覚えのない家… 起き上がろうとして、手を握られてるのに気づいた 加藤くん…っ!! その瞬間全てを思い出した… ベット脇で寝ていた加藤くんが目をさました…

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア22] 加「よかった…涙」 私「加藤…くん…？」 加「○○…５日間も眠ってたんだ…目をさまさなかったら…俺…」 私「加藤くん…」 ｶﾞﾁｬ'' 小「おっよかった～」 増「あの…その…俺たち…ごめん」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア23] 手「血…飲みすぎちゃったみたいで…」 小「ごめんね…しげが心配してずっとついてたんだよ」 私「大丈夫です(ﾆｺ」 どうしてだか分からない… あのときはあんなに恐かった３人を少しも恐く感じない…

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア24] 手「朝食できてるよ？食べよ♪」 増「血じゃないから大丈夫w」 私「はい(立ち上がろうとしてフラッとなる)」 加「おいっ…！(私をうけとめる)まだ血が十分じゃないみたいだな…(私をお姫様だっこしテーブルの部屋まで運ぶ)」 私「えっ…ちょ///」

もしもNEWSが…ログアウト @moshimoNEWSga_

[ヴァンパイア25] 食事中の会話は楽しく、私の中の恐いという感情は薄れていった… 私「ごちそうさまでした♪」 小「完璧に回復するまはここにいてもらいたいんだけど…いいかな？」 増「○○ちゃんの記憶…消したくないんだよね…その…楽しかったし…」