@kumakiti99 ウグゥッ((((( ˘ω˘)))) あ、あのブルッてのは夜も更けて寒かったからですね……オフ…オフトゥン……へ行こうかなって
2013-11-26 00:16:59@kumakiti99 コタトゥ龍アリとか寒いね―って言って一緒にココア飲んで温まるだけでそんな卑猥なこと考えられないよぅっ!!!
2013-11-26 00:33:04@kumakiti99 ばたんと大きな音がして振り返れば、両腕を掻き抱いてコート姿のまま寒そうに震えているアリババ殿が少しばかり雪にまみれて立っていた。 「?どうしたんですか?」 「見てわかんねぇかよ、外雪降ってんだよ、雪!!」 「ああ、そう言えば天気予報で言ってましたね。
2013-11-26 00:39:51@kumakiti99 まさか傘持って出かけなかったんですか?バカですか、あなた??」 「うっせぇなっ!!ちょーっとうっかりしていたんだよ、うっかり!!」 「まさか…たまたま近くに会ったからと、うちに来たわけじゃないですよね…?」 「そうだよっ!!!」
2013-11-26 00:42:05@kumakiti99 「はぁ……仕方がないですね。上がって下さい。ただし、雪は玄関で払って下さいね」 「わかーってるよっ!」 上がっていいと言ったのになんで拗ねているんだこの人は。 「…なんだよ、ちょーっと寄っただけなのに冷たいじゃないか…」 ぼそりと小さな声が聞こえてくる。
2013-11-26 00:45:55@kumakiti99 はぁ…とため息をつけば、俺の後ろで少しだけアリババ殿が肩を揺らした。人のことを面倒くさいと言っていたのはどの口だろう。少しでも拒絶される――もしくはそう捉えられても仕方がない行動をちょっとしただけでアリババ殿は拗ねる。面倒なのはあんたの方だ。
2013-11-26 00:49:58@kumakiti99 「こたつ、温まっているからそちらで体を温めて下さい。外は冷えたでしょう」 「…うん」 先に部屋に案内して、俺はキッチンに向かった。雪に濡れただけでもしょぼくれているだろうに、それ以上に淡白な俺の反応がそれほど凹んでいるらしい…。そんなつもりはないのだけど。
2013-11-26 00:52:02@kumakiti99 ことこととミルクを温めて、苦い風味のカカオを溶かしていく。アリババ殿は甘いのが好きだから砂糖を多めにして、味をまろやかにするために少しだけ生クリームを入れる。 そうして出来上がったココアを陶器の白いマグカップにいれてアリババ殿が待つ居間へと運んだ。
2013-11-26 00:55:03@kumakiti99 俺に背を向けるようにして頭だけ出してこたつに潜り込んでいる。 「ココア、入れましたよ」 そう言えば少しだけ肩が揺れてゆっくりとアリババ殿が身を起こした。 「あ、ありがとう……」 ちょっと目を逸らしているのはさっき取った自分の態度が気まずかったからだろうか。
2013-11-26 00:58:00@kumakiti99 「怒ってなんかいませんよ。ビックリしただけです。あなたが来るとわかっていればちゃんと夕飯の用意もしたのに…」 完璧主義。そういえば聞こえは悪いだろうが、どうせなら自分でできる最大のおもてなしをいつもしたい。それができなくて歯がゆくてちょっと不機嫌だった。
2013-11-26 01:00:19@kumakiti99 「そう、なの…?」 「そうです。なんなら、一緒に買いだしに行きますか?ちゃんと、傘はありますよ?」 マグカップを包んでいる彼の指先はもう温まっただろうか。ほんのりと頬を赤くしながら少し緩んでいる頬は俺の目論見通り面倒くさい彼の機嫌が直った証拠だろう。
2013-11-26 01:03:48@kumakiti99 【ある寒い日のことですが】コタトゥで龍アリでした!! くそうっ!!何度もあたしがせがめば書くと思ったら大間違いだぞっ!!!ダァン
2013-11-26 01:05:43