【東方】幻想郷訪問録　第十一話　懐かしき我が家そして懐かしき学校

幻想郷訪問録 @kurohane_touya

「ぐほ！」見事に肘が刺さりそのまま気絶　 　さて、制服が汚れてしまったので、能力で『汚れていない』とする 「おかしいな・・・こんなにも身体能力高くなかったはず。それに的確に急所を打ち抜くほどの技術も無かったし・・・まさかスキマとヤったからか？」 #ghoumon

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（クスクス・・・ご名答） 「ッ！スキマやっぱりか・・・つーかさっさと帰れ」 「はいはい」 　上半身だけスキマ空間から出ているところを誰かに見られたら、それこそ都市伝説ってレベルじゃなくなる。 #ghoumon

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　自分が幻想郷のことをばらすなと言ってたのに、自分から危ないことをするな 　青年再度移動中・・・ 「ヤッホー黒羽ー！オッヒサー」 「久しぶりだな涼子。それと、死語はやめろ」 　こいつは俺のクラスの女子で、辻凉子クラスの中心人物といっても過言ではない #ghoumon

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(嗚呼・・・全てが懐かしい。平穏な日常がこんなにも有難い物だったなんて) 「惚けてないで親友に対する挨拶のひとつも無いのか？」 「俺がいつお前を親友と認めた？それにお前はどちらかと言えば悪友だ」 #ghoumon

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　 双山 隆二 (ふたやま りゅうじ)中学生からの悪友だ。不良とまでは行かないが、少なくともまじめではない、だがいいやつだ 「はいじゃぁ皆、席について〜」 　 先生の間延びした声がして、皆席に着く 「今日は三つ重要な話がある！ #ghoumon

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　まずは、黒羽の無断欠席についてだ。皆よく聞けよ〜！ 　こいつはこの数日間、映画の様な体験をしたらしい。なんと今朝の新聞に載ってたヤクザの潰しあいに巻き込まれたらしい！本当だぞ？マスコミから逃げ回ってたらしい。詳しい事は聞いてやるな。トラウマになってるらしい」 #ghoumon

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　 クラスの中から「え〜」という残念そうな声がするが、先生は話を続ける 「次、これは皆にとっても良いお知らせだ。何とこの学校の近くにたむろしていた暴走族が解散した。お疲れだったな黒羽、後で警察から感謝状が届くそうだ」 『『エェーーーーーー！？』』 #ghoumon

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　クラス中から驚きの声が上がる 　 (あれ？あれって族の溜まり場だったのか？ていうかどこでばれた？) 「三つ目、転校生のお知らせだ。顔良し器量良し、スタイル良しのパーフェクトな女性だ！入って良いぞ八雲！！」 (八雲って・・・まさか！！！) #ghoumon

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「始めまして八雲 紫ですわ。金髪なのは祖父が外人でしたの。それと、刀弥？これからは一緒のクラスよ」 「おい八雲！何でお前がここに居る！！？」 「あら、転校して来たからにきまってるじゃない。 　 ダーリン？」 「黒羽ーーー！」 #ghoumon

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　クラスの男子全員から妬ましい恨めしい等といった負の感情が・・・ 「ハイハイ皆落ち着いて！席に座って！」 　 先生が必至で鎮めているが効果は全く無い 　取り合えず片っ端から黙らせていく 「先生・・・今日は体調が悪いので早退します。公欠扱いでお願いします・・・」 #ghoumon

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「そうだな。ゆっくり休め(妬ましい)」 「私が看病するので早退しますわ」 「・・・良いだろう・・・」 「良くねえよ・・・」 　そうして久々の学校は早退で終わってしまった #ghoumon

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あとがき。 主人公、八雲に襲われ食べられる！ 楽しいはずの学校は地獄に変わる。 次回は再び幻想郷へ #ghoumon