カフェダンウイ

ユズユ @yuzuyu__ss

「疲れた....」ドサッと厨房の椅子に腰掛ける。今日は少し人が多く、俺、子供の二人、バイトの数人で慌ただしかった。自営業というのは中々大変だ。それにやりたい、と言い出したのはあちらからだが自分の子供を働かせるなんて。姉の方はともかく弟は男だが俺に似て体力がなかった。遺伝は怖い。

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もちろん俺も体力がないままだが。なにか作ってもらおうと、休憩がてら厨房にきたのだ。「ダンタリオン、」「どうした」呼んだらすぐに来るのは何年経っても変わらない。厨房にはホールより人数が多いためすぐ抜けられる。忠犬よろしくかけよってくるダンタリオンに少し笑みをこぼす。

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「疲れた。俺と、あと双子にも何か作れ。甘い物がいい」「了解した」グデーンとだらける俺の頭を撫で、すぐさま調理にとりかかる。バフォメット直伝のスイーツは本当に美味い。バフォメット、シトリーオススメのスイーツ。アイザックのとこの優しい香りのティー。カミオさんの洒落た食器達。

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様々な人たちの協力で俺とダンタリオンはカフェを開いている。ダンタリオンは最初料理をできなかったがさすが執事。バフォメットの教え方は上手くすぐに上達した。休憩時に作ってもらうスイーツは疲れたときに丁度いい。あとで双子にもあげよう。双子もお父さんは料理が上手い、とよく自慢してるそうだ

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本当に色々あったなぁと考えていたら目の前に美味しそうなスイーツが。「ありがとう」さっそく食べようとすると、口に入れる寸前でダンタリオンに食べられた。

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「なっ...!!お前！んっ」そしてすぐさまキスをされる。「はあっ...っ....!」口を開いた瞬間待ってましたと言わんばかりにダンタリオンの舌が侵入する。甘い、甘いスイーツの味が口いっぱいに広がる。いつもより多く聞こえる水音に耳が犯される。恥ずかしくて胸を叩くが離さない。

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それどころか頭を掴まれ、更に強くキスをされる。「ふぅっ、ダンタ、リ....やっ.....」息も絶え絶えになり、目の焦点も合わなくなる。視界がぼやけてくるようになってようやく唇を離される。「可愛い、ウイリアム」「な、んで、人来るかも、しれないだろ....!」精一杯睨んでみせるが

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ダンタリオンには効かない。「ウイリアム、続きは夜な。」「は、」「もっと欲しそうな顔してる」ダンタリオンはあまい、あまい顔でそう言った。昔も今も、こいつにはなんでもお見通しだ。 終わり。

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おまけ。 「お母さん、お父さん。私たちずっといたんですけど」「ああ、悪い。母さんが可愛すぎてな」「今夜は早く寝るよ」「お前はいい子に育ったな.....」 「ダンタリオンのあほっ！」

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カフェダンウイでした〜。せのちゃんに精一杯の申し訳なさを込めて笑

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ダンウイ結婚後は自営業でカフェやってて(ス○バみたいな)ウイリアムちゃんは接客、ダンタリオンは裏方。双子姉弟は小学生から手伝っていて高校から本格的にバイト開始。(他にもバイトさんはいる)最終的に姉弟が経営していく。 一応この設定で。One Loveの続きです。

ユズユ @yuzuyu__ss

双子ちゃんの名前は決めてます！もらいものですが。というか今度書くときに許可とります。今は双子ちゃんで。

ユズユ @yuzuyu__ss

カミオさんっていうのは後々説明します。One Love→ダンウイ双子話(ダンウイも)→カミマリって書いてく予定。あくまでも予定！！！！