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茂木健一郎 @kenichiromogi
連続ツイート第1127回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、昨日に続いて、このところ思っていること。
茂木健一郎 @kenichiromogi
どわ(1)方法論としてはディベートは余り好きじゃないけど、ある問題について、敢えて自分と反対側の意見の側に立って何か喋らせる、というのはいい訓練であると思う。だから、靖国神社参拝の問題については、ネトウヨの人は反対論を、リベラルの人は賛成論を展開してみるのがいいです。
茂木健一郎 @kenichiromogi
どわ(2)それでは、さっそく、ネトウヨのA君に、靖国神社参拝がどうしてダメなのか、論じてもらいましょう。「日本の戦争は、中国大陸に進出した日中戦争に端を発しており、南京事件があったかどうかにかかわらず、他国の領土に侵入している時点で侵略だったと言われても仕方がないですね。」
茂木健一郎 @kenichiromogi
どわ(3)ネトウヨのA君の対論ディベートは続きます。「それに、赤紙一枚で兵士を消耗品のように扱い、特攻隊という、世界でもまれに見る自爆攻撃で、多くの若者の命を奪った、当時の指導者たちが愚かであるということは、どんなに美名を持ってごまかしてもごまかせないでしょう。」
茂木健一郎 @kenichiromogi
どわ(4)ネトウヨのA君の対論ディベート。「だから、東京裁判を受け入れるかどうかは別として、第二次大戦に至る日本の指導部の判断が愚かであったことは当然の認識で、それを反省しなくては、日本の今後の発展はないです。靖国神社の就遊館の歴史展示は偏っていて、反省が足りない」
茂木健一郎 @kenichiromogi
どわ(5)ネトウヨのA君、自分と反対の立場に立ってのディベート、お疲れ様でした。それではリベラルのB君に、靖国神社参拝賛成の対論ディベートをやってもらいましょう。「はい。そもそも、日本の伝統的文化においては、生前にどんな方でも、無くなったら区別なくお祀りするのです。」
茂木健一郎 @kenichiromogi
どわ(6)リベラルのB君の対論ディベートは続く。「先の戦争で、日本が一方的に悪い、というのは、勝者の論理、押しつけに過ぎません。そもそも、東京大空襲で10万もの市民の命を奪い、広島、長崎に原爆を落とした米国に、日本の指導者を戦犯として裁く権利などあるのでしょうか。」
茂木健一郎 @kenichiromogi
どわ(7)リベラルB君の対論ディベートはさらに。「アメリカでも、どこでも、国のために犠牲になった人にリスペクトをみせる施設はあります。日本の伝統的な文化に則った靖国神社に、先の大戦で命を失った方々をお祀りすることは当然なことであり、そこに参拝して何が悪いのでしょうか。」
茂木健一郎 @kenichiromogi
どわ(8)というわけで、ネトウヨのA君と、リベラルのB君に、それぞれの立場とは逆の意見を代表するディベートをしていただきました。私は思うのだが、靖国神社に参拝することを支持する意見も、反対する意見も、どちらもそれなりにわかるような気がするのである。もともと世の中ってそうでしょ。
茂木健一郎 @kenichiromogi
どわ(9)ネトウヨの人の、レコードが壊れたように同じことばかり言う癖はどうかと思うけど(中韓をディスっていればOK,みたいな)、リベラルの人たちも、靖国神社参拝を支持する人たちの心の底には届いていない。たまには、反対の立場に立って立論するくらいのエキササイズした方がいいと思うよ。
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、連続ツイート第1127回「どちらの意見も、わかるよね」でした。

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