人は死んだら電柱になる

小池 @koike__a

【人は死んだら電柱になる 】カードゲームにして、全キャラにステータス「達成」（4つまで貯まったら電柱）と、各キャラ固有のアクションつけたら完成するだろうか。共通アクションで男女のキャラが隣にあれば子が作れる、ただし子ができたら夫婦間で達成プラス4。達成をどう分配するかは自由。

志野 @sahasiend

人が死ぬと24時間後に電柱になる世界。葬式後すぐに電柱の丘(十字架の丘な感じ)に運ばないとどんでもない場所に電柱が生える事に。そんな世界で死体運送業するコンビの必死な運送劇。帰省ラッシュの渋滞にも工事にも交通警察にも死体を奪おうとする別の遺族にも負けず丘に辿り着けるか！？＞RT

志野 @sahasiend

まあ峰倉先生の葬儀屋のパクリですよ。でもリトアニアの十字架の丘みたく数え切れないくらいの電柱が立ち並んでいるのは見てみたいね。年代によって木製だったり、海外性だったり。そういうの見てみたいね。

志野 @sahasiend

でも面白いなあ。そんな世界だったら孤独死防止が必須だろうし、山に埋めたらそこに電柱が生える。バラバラにしたらその数だけ電柱が生える。その場合長さは短くなるのか、数が増えるのか。じゃあ完全犯罪をするためには死体を監視して電柱になっていった先から砕かなきゃいけないのか。重労働。

志野 @sahasiend

完全犯罪をするために２４時間殺した相手と一緒の場所にいなければならず、やっと時間が来たと思ったら今度は硬い電柱を砕く作業をしなければならない。そんな男の悲哀なコメディ。だれか書いてくれないかなあ。

モロあき @mo6_ack

人が死んだら電柱になるというけれど電柱はいまもっぱら地下に埋められてそのうち電柱全部なくなるかもしれないけどそうなったら死んだ人どうなってしまうん？

夢望ここる @yume_nozomi

「人は死んだら本になる」のは戦う司書シリーズでしたが……電柱、というある種の文明機器に変質する、という仕組みは面白いかもしれません。

夢望ここる @yume_nozomi

蒸気機関が発達したスチームパンクな世界において、人の死が「柱」をもたらすようになった。電気を生じさせ、電気を伝える仕組みを持つ謎の柱。蒸気機関に取って代わり、新たな時代が到来しようとしていた。人の死が電気をもたらし文明を構築していく新たな世界……エレキテルパンク！

夢望ここる @yume_nozomi

影響力の高いひとが死亡したことで生まれた電柱には、その死に寄り添おうと人が集まりそこで亡くなるようになって「鉄塔」になる……というのはとてもファンタジーですね。

夢望ここる @yume_nozomi

ラスボス的な巨大な怪物に対し、特攻を仕掛けた何人もの兵士たち……数多の死によって打ち倒された怪物の死骸と共に、英雄達はひとつの巨大な「塔」になって、都市の中央でそびえている……なんて世界観。

夢望ここる @yume_nozomi

あるいは巨大都市の地下にて行われていた秘密実験が失敗し、その都市に住んでいた者の命が一瞬で失われた。死が密集し過ぎていたため電柱は無数の塔を構築しながら螺旋を描いて融合し、最終的には雲をも切り裂き天を貫く、異形の螺旋塔になった……とかとか。

夢望ここる @yume_nozomi

螺旋塔はもはや電気を生み出す一本の柱などではなく、迷宮のように入り組んだ内部を構築していた。そこでは電気を発しながら蠢く石の怪物が闊歩しており、侵入者を無慈悲な雷撃で打ち据え、焦がす。

夢望ここる @yume_nozomi

あるいは――人造されたその命は、人型電柱・あるいは電柱人形とも呼ばれる。死ぬことで電柱となり、電気を生み出し、人々の生活の糧となる存在。電気という燃料を生み出す消耗品の命。

夢望ここる @yume_nozomi

ひとは彼らを「心を持ちながら、約束された死を勝手に定められて世に放られた、可哀想な人形」と言う。でも人形達は、ひとのように心があり、何より自由を与えられていた。奴隷階級であり思考の自由を制限された機械人形とは違う。自らの意志で場所を選んで柱となり、文明発達の土台になれるのだ、と。

夢望ここる @yume_nozomi

今日もまた、文明を管理する「システム」が、人型電柱を生産する。生み出された彼らは設定された宿命に従い、未開拓の荒野へと歩を進めていく。目指すは新天地。我らが主たるヒトが、生活圏を広げるための礎となること……それこそが存在意義。

夢望ここる @yume_nozomi

人形たちは想う。戯れに与えられた心と意志であっても、ヒトと同じような多くの自由を与えられ、「考える」ことができるのは幸せであると。それは、ひとつの道具である以上の意味を見出す思考を禁じられた、機械人形にはできないことだからと。

夢望ここる @yume_nozomi

「自由である私たちは、どの人工生命よりもヒトに近い」そんな誇りを胸に秘め、人形達は荒野を目指す。既に電柱と化して地上にそびえ、ヒトの生活の一部となっている先人達の「柱」は、輝かしいまでの威厳を誇っているようにも見えた――のかもしれない。

夢望ここる @yume_nozomi

「なお、人類優先管理法第ＸＸ条に基づき、人型電柱に与えられる人権は擬似的なものとします」「専用資格を有する人類は条件付きで、この擬似人権を一時的に排除・無視することができます」「これは人型電柱が、人造生命の価値を規定する各種条件を満たせていないことを理由としています」

夢望ここる @yume_nozomi

「従って専用資格を有する人類は、人型電柱に対し（生命活動を直接停止させる以外の行為であれば）どのような行為も無条件で認可・許可されます。この行為による罰則は原則、存在しません」

夢望ここる @yume_nozomi

「また人型電柱に設定された絶対倫理システムにより、彼らが人類に敵対行動を取ることは無く、欺瞞や猜疑心を抱くこともありません。人類の行動はすべてが好意的、肯定的に受容される仕組みとなっています」「どうぞご自由にお使いください」

夢望ここる @yume_nozomi

「人型電柱にとって、あらゆる結果はハッピーエンドになるのかもしれないけれど（思考が制御されているため）、その幸せは人間から見たら酷く滑稽なものなのかもしれない」という方向性。

ところがどっこい今日も生きてる @hnmk_tb

人が死んだら電柱の下に埋めるんだよ、死んでもみんなと繋がっていられるように。幼い時分に祖母からそんな話をきいた。その時の私はどんな意味なのかわからなかった。今でもわからない。ただ、ぼんやりと人は死んだら電柱なるんだと思った。皆で電柱になるんだ

ところがどっこい今日も生きてる @hnmk_tb

人が死んだら電柱になるアンソロもし参加するならこんな感じの雰囲気漫画描きたい市川春子さんの漫画みたいな

秋の江月 @ez08w

人は死んだら電信柱になる。遠い所近い所、距離と空間を越えて魂の片割れを舞続けるために。繋がった電線を通じてシグナルを送り続ける。ここにいるよ、ここにいたよ。そうやっていつか、地球の裏側、月の衛星、土星の輪で魂は巡り合う。

秋の江月 @ez08w

あの、「人は死んだら電柱になる話」を自分が考えるとこういう風になる。この前、雪に埋もれた牧場にいったんだけど牧草地にぽつんと生える木の側にこれまた木製の電信柱が立っていて、役目は全く違うのに寄り添い合う様がなんだかとても愛おしいような寂しいような風景に見えました。