生田美和さん@shodamiwa『私がtwitterで気づいたこと』について
- tsuchi_nol
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お正月はご家族と過ごす方も多いかと思います。私も昼間は家族とのんびり過ごし、夜は執筆にあてています。母や妻としての自分とシナリオライターやゲームデザイナーの自分が丁度この時間くらいから混じり合います。今日はこの時間を利用して、『私がTwitterで気いたこと』を書いていきますね。
2014-01-04 19:36:041)Twitterを使うようになって、初期の頃は、「これは独り言のようなものかな?」と感じていました。でも 次第に「どうもそうではないようだぞ」と、わかってきました。 独り言のように見えても、心の何処かではみんな「反応」を待っているんだなと。
2014-01-04 19:38:132)例えば……「自分は今、これを食べてる」と言えば、「それ美味しそうですね」とか。「自分は今、こういう場所に来た」と言えば、「そこ、自分も行きました」とか。反応と呼ぶほどでもないような、飾りのない簡潔な会話です。そうしたシンプルな交流が、Twitterにはありました。
2014-01-04 19:42:153)このシンプルな交流について、Twitterをしない人から、しばしば不思議がられました。「自分が何をしてるとか、どうして報告しあうの?」 「ほとんど独り言なのに、なぜツッコミを待つの?」と。 確かにそうなんですよね。でも私は、そんなTwitterを心地いいと感じていたのです。
2014-01-04 19:45:354)例えば私は、喫茶店に篭ってシナリオ執筆を始めるライターさんのつぶやきを見る度「頑張って!私も頑張る」と心の中で勝手に励まし、励まされます。この気持ちをつぶやくか、つぶやかないかの差はありますが、Twitterの独り言から始まるシンプルな会話は、そんな小さな共感だと思うのです。
2014-01-04 19:49:475)私はあらゆる存在は、コミュニケーションツールとしての側面を持つと考えています。ゲームやスポーツ、ドラマやアニメ、ファッションや学問等、それ自体も楽しいですが、ファン同士の会話もまた楽しいものですよね。 きっと「共通の何か」について話すこと自体がひとつの喜びだと思うのです。
2014-01-04 19:57:186)たぶん、Twitterは、友人としては出会うきっかけのない誰かを――でも、その瞬間瞬間は、自分とよく似た誰かを――ゆるやかに結びつけてくれる、そんな、ちいさな共感ツールなのではないかと思うのです。
2014-01-04 20:00:477)Twitterでつぶやかれるような、朝寝坊も、テスト勉強も、残業も、電車で寝過すのも、とりたてて話すこともないような、日常のワンシーンです。でも、そんなありふれた日常も、誰かと結びつくものに変わるかもしれない。それはとても楽しい、ワクワクするようなことじゃありませんか?
2014-01-04 20:05:218)とりたててイベントフラグもない日々を、私たちは生きています。 そんな私たちだからこそ、ちいさなできごとも遊びに変えていく知恵がつきます。「皿洗い、なう」にさえ、「私も!」という返しがありうる世界。私は、いいもんだなと思っています。
2014-01-04 20:09:46思いの外、Twitterラブなつぶやきになってしまいましたが、以上が『私がTwitterで気づいたこと』でした。 今年2014年も、きっとたくさんの気づきを貰えると思っています。頼んだぞ、Twitter!
2014-01-04 20:13:20私の中で、Facebookは「よそゆき」の印象で、Twitterは「普段着」と「部屋着」の中間くらいの印象です。「いいね!」と言われる洋服にはセンスや気品が必要そうな気がしますが、普段着や部屋着なら「個人の好みでいいんじゃない?」という感じ。Twitterのゆるい感じが好きです。
2014-01-05 02:24:22私はTwitterを「普段着」や「部屋着」に位置づけてるけど、私のTLにも「よそゆき」や「裸族」の人がいる。Twitterでの装いの選択は、人柄をよく表している。「仕事着」で職に関する情報を扱う人、「戦闘服」で殴りつけるような話をする人もいる。身に纏う言葉が人間関係を作っていく。
2014-01-05 12:11:13Twitterには、どこか安心感があった。イトケンさんが、「生田さんは人柄を知ってもらった方がいいよ」と薦めてくれたのが、とても大きかったのだと思う。以来、私は友達に見せるような素顔に近い姿でTwitterをしてる。人との出会いもそうだけど、ツールとの出会い方も大切なんだね。
2014-01-05 13:06:42TLに流れる言葉は、誰宛でもないもの、投げかけて終わりのものもある。けれど言葉には、それを必要とする人の心に届いてしまう魔力がある。言葉を受け取った人は、その言葉に自分なりの意味を添え、胸にしまう。そうやって言葉は、発言者から、受け取った人のものになっていく。これはゲームも同じ。
2014-01-05 13:35:01