44,5.水杯(まい調ダナ2)

ヒサさんと水杯を交わした時の話http://togetter.com/li/577601
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エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 では改めまして。 「あの、ヒサさん、今から少し時間を貰っても良いですか?」セイフーさん達が水杯を交わすと聞いて、ダナがヒサさんを誘いに行きます。「もし良かったら一緒に、交わして欲しいと、その、思って」歯切れは良くない。

2013-11-30 16:49:24
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti お返し。 やってきたダナちゃんに何かあったのかと思いつつ「水杯…?別に、構わない、が」と。真っ直ぐな視線に何だが居心地悪そうにしつつもおとなしくついて行きましょう。ダナちゃん好みのお菓子をそっとポケットにしまって。

2013-12-01 11:46:25
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 「じゃあ、行きましょう!」安心して柔らかく笑い、そっとヒサさんの手を取る。(ビクリとするなどの、拒否を感じたら直ぐに手を放します。)食堂に行くと、既に人が集まり、中心にいる一人が口上を述べています。杯と水差しがテーブルに置かれ、各々が手に取るのです。

2013-12-01 13:40:06
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti 「…わかっ、た」大人しく手を引かれて食堂までのそのそついて行きましょう。隅の方で静かに置かれた杯を持ち上げます。口をつける前にダナさんに目をやります。

2013-12-01 19:53:48
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 水を注いだ杯を、自分の目よりも高めに、ヒサさんへ向けて掲げる。視線はその上、ヒサさんの目のあたりを見つめ、口を開きます。「人類のより良き未来と、ヒサさんが良く戦い、またここへ戻ってこられるように願います」言い終わって、真面目な顔を崩し、にこっと笑う。

2013-12-01 20:57:16
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti 掲げた杯に自分のそれを差し出して「人類とか、大きなことじゃない、ただ目の届く範囲の仲間が、戻ればいい…」とぼそりと呟いて一息で空にします。 「言うのは簡単、だが、むつかしいことだ」 溜め息と共にそう言って黙ってしまいます。

2013-12-04 23:20:11
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 目をぎゅっと瞑り、開く。苦しそうに、でも、笑う。「わかってます」杯が胸元へ下がり、視線がそれを追う。「願えば叶うわけじゃないことも、知ってます」胸の翼をぎゅっと握る。「それでも、あたしは願いたい。助けにはならなくても、あたしの力にはなりますから」

2013-12-05 14:38:49
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 ヒサさんを強い視線で見つめながら、真面目な顔でもう一度言う。「あたしは願います。ヒサさんの無事も、人類のより良き未来も。みんなが、幸運に恵まれるように」握っていた手を開き、杯を包むように持ち、満たされた水をぐっと飲み込む。

2013-12-05 15:12:04
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 「ヒサさん、もう一つ、聞いて欲しいことがあります」

2013-12-05 15:12:35
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti @mt_tl ひどく声の変わったダナさんに戸惑いながら「…なんだ?」と話の続きを促します。

2014-01-05 08:57:21
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 深呼吸をして、一瞬だけ息を止める。「あたしは、ヒサさんが好きです。ヒサさんが居ると嬉しいです」緊張に染まる頬で真剣だった顔を崩し、空になった水杯を弄びながら、気の抜けた笑いを浮かべる。「その、迷惑をかけたいわけじゃなくて、伝えておきたかったんです」

2014-01-05 17:34:44
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 もう一度深呼吸をする。そして、今度はいつもの笑顔でヒサさんを見る。「聞いてくれて、ありがとうございました」

2014-01-05 17:34:52
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti (離脱すいません) ひさはダナさんの言葉にしばし硬直しています。「あー…」手の中の杯をいじりつつ「うー…」しばらく躊躇うようにしてからしどろもどろと「好意には感謝する。俺はダナを妹分のように思っていて、だから俺からは同じ言葉は返せない…すまない」

2014-01-05 18:39:54
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti 「都合のいい願い、かもしれないが…俺は、駐屯兵団にも憲兵団にも移動するつもりはない。ダナは同じ調査兵団の仲間として大切に思っている。今までも、これからも…」 うまく言いあらわせないままに片手を伸ばしてダナさんの頭をぽんぽんと撫でます。

2014-01-05 18:46:32
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti 「もう一度言う。迷惑、とは思っていない」ひどく不器用に頭をしばらく撫でております。

2014-01-05 18:48:12
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 ほっとした表情でヒサさんを見て、ふっと息を吐く。「ありがとうございます。妹分で良いんです、迷惑じゃないなら、それだけで。そう言って貰えるだけで、あたしは……」笑顔になった目から雫が落ちる。「え、あ」目元をおさえて下を向く。「ほっとしたからですかね」

2014-01-05 19:30:18
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 撫でてくれる手があたたかい。「ヒサさん、優しいです。沢山嬉しい言葉をくれて、ありがとうございます」 (いえいえ、お気になさらず!)

2014-01-05 19:30:41
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti 「迷惑、じゃない」泣き出したダナさんにおろおろしてポケットからハンカチを出して顔を拭きましょう。隅っこに小さな葉っぱと小鳥が刺繍されたそれをダナさんの手に押し付けて やれやれといった雰囲気で微笑んでおります。 「飴玉、食べるか?」

2014-01-05 20:27:00
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 「あれぇ……ふふ、おかしいですね、悲しいわけじゃないんですよ」辛いわけではないのに、さっきよりも多く落ちていく雫を、不思議に思いながら、ヒサさんのハンカチで拭う。「むしろ、嬉しいんです。あ、飴玉、欲しいです」へらっとした顔になって、鼻の辺りも拭う。

2014-01-05 20:47:33
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti 「…ん」胸ポケットから取り出した紙包みから飴玉を指で摘まんで差し出しましょう。「甘いの、食べたら、涙、きっと止まる」ダナさんのお口にぽいっと。自分の口にもぽいっと。

2014-01-05 20:57:14
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 「おいひいえふ」口に入れられた飴玉を転がして、にこにこして、涙と鼻水で湿った可愛いハンカチを見て、飴玉を右頬に移動させる。「ハンカチ、洗って返しますね」言ってから、舌の上に飴玉を戻して味わう。本当に涙は止まってしまった。

2014-01-05 21:45:44
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti 「…おいしい、良かった。ハンカチは、返さなくて、いい。ダナにやる」泣き止んだのを見てほっとしたように頭をわしわししていきます。「すまない」と小さく呟いておきます。

2014-01-05 21:55:00
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 流石に鼻水がついたのでは洗っても返すのも失礼かと、思い直す。「じゃあ、別のハンカチ、きれいなのを持ってきます、今度。」ハンカチをポケットへ仕舞う。「謝らないでください。ヒサさんを悪者にしたかったわけじゃないし、あたしは、嬉しかったですから」

2014-01-05 22:12:44
エコー之助 @dan_okamoti

@hisayoshi1999 「説得力無いかもしれないですけど」ふふっと、楽しそうに笑う。

2014-01-05 22:13:15
ひさよし @hisayoshi1999

@dan_okamoti 「ん、わかった…」返さなくていいのにと思いつつこのままだとどちらも引かなさそうな予感しかしなくて、大人しくここは引きましょう。「ダナを、傷つけたんじゃないなら、よかた…」ほっとしております。

2014-01-05 22:25:50