シングルイシューと選挙

橋下徹の脱原発から考察する細川出馬
政治
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Jun Yokoyama @yokoching
朝日新聞の方から都知事選について電話取材。「脱原発公約にかげた細川氏出馬」について。「橋下がひっちゃかめっちゃかにした2012年7月までの大阪、関西の脱原発運動を東京の人は考えてほしい。選挙が終わっても市民運動が草の根で声を上げ続けないと、何も変わらない」ということを伝えました。
Jun Yokoyama @yokoching
核燃料サイクルが世界中で頓挫していて、核廃棄物の問題が解決していない日本において、脱原発は既定路線。いつ決めるか、どう労働者や地域振興の面もあった原発産業をいかに脱原発へとソフトランディングさせていくかという問題。原発問題に限れば細川小泉は間違いない。けど政治はそれだけじゃない。
Jun Yokoyama @yokoching
ポピュリストというのは一つある「その時代にある絶対に負けないイシュー」1つで議会や政治のアリーナの主役をかっさらっていくこと。311以前、以後の脱原発というシングルイシューはポピュリストが目をつけるまでになった。しかし、そこでポピュリストに脱原発を道具として売り渡してはいけない。
Jun Yokoyama @yokoching
小泉細川のような保守の脱原発を応援することも、応援してもらうこともある。だからと言って、すべての政治を彼等に任せようと思わない。それがシングルイシューの脱原発。都知事選では、脱原発は争点の1つ。総合的に判断したい。一つ一つの政治的争点について精査して声を上げる市民がもっと必要。
Jun Yokoyama @yokoching
2012年の夏前に再稼働を容認した橋下府知事は「大阪府は関西電力の株主としてのステークホルダーである」という、皆が驚くような立場を作って戦う姿勢を見せてきた。脱原発の盛り上がりは橋下が引っ張っていくという空気を作った。市井の空気も脱原発になった。けど、彼結局ケツを割った。
Jun Yokoyama @yokoching
2012年の橋下の再稼働容認。そして大飯原発の再稼働。官邸前を中心に広がった再稼働反対という市民の「ポピュリズム」は、関西においては橋下の手柄になっていた。オレに一任しろ、と。夏前までに、なんとなくあった「大阪の人は再稼働反対」という空気は、秋風が吹く頃には既になくなっていた。
Jun Yokoyama @yokoching
それが橋下が行った「権威的ポピュリズム」。それは脱原発を願う市民のポピュリズムではない。私はポピュリズムを否定しない。「市民よ、オレに任せろ」というのが「権威的ポピュリズム」橋下は市民運動の可能性を骨抜きにした。
Jun Yokoyama @yokoching
「脱原発は橋下さんに任せておけばいい」という空気、それが一番の市民運動、市民のポピュリズムにとっての敵だった。市民のポピュリズムが醸成されずに、「リーダー」にお任せしてしまう。権威的に市民のポピュリズムを換骨奪胎したのだ。結局、再稼働を容認し、市民運動に見えない形で打撃を与えた。
Jun Yokoyama @yokoching
細川小泉の脱原発を争点に掲げた都知事選出馬は「脱原発運動」とは関係がないと思うと伝えた。それは小泉が仕掛けた「絶対に負けない」政局。しかし市民的脱原発運動の「結果」ではある。といって細川を当選させようとか、宇都宮を降ろさせようというのは市民的脱原発運動が追い求める事ではない。
Jun Yokoyama @yokoching
都知事選に脱原発の争点が出てくるのはいい事だとは思う。けど東京、日本、国際社会において普通の市民がもっと考えなくてはいけないことはある。そのシンボリックな闘いの場として都知事選は大きい。誰が通るか票読みは、私には分からない。けど、都知事選で何をすべきかは、新聞を少し読めば分かる。
Jun Yokoyama @yokoching
安倍首相の靖国参拝が東アジア諸国だけではなく、米ロや他の国からも非難され、国際的に日本は孤立しつつあるということ。議会制民主主義の根幹を揺らがせるような秘密保護法強行採決。そして国内における賃金、失業、少子化、介護の問題など、都知事選はさまざまな政治的争点が争われる場である。

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