- crazy_cat8062
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「月が綺麗ですね」「御身お大切に」かつての偉人たちが訳した、この言葉。僕は君に、こう伝えようと思う。『二人だけの思い出を、作りませんか』 #Iloveyouの訳した方 #twsnovel
2013-10-07 07:57:13もう、疲れちゃったの。君は消え入りそうな声で僕に言った。どうすることもできない僕に。苦しみを和らげることはできるけど、苦しみを取り除いてあげることはできない。その僕も、もうすぐいなくなる。この世に悔いはない。精一杯生きた。ただ君のことだけが、心残りなんだよ。 #twnovel
2013-10-07 12:40:05始まりは終のために、終わりは始まりのために。そう、世界は面白いほど残酷に、狂おしいほど単純に出来ている。昨日は今日のため、今日は明日のため。過去は今のため、今は未来のため。単純たからこそ、人は理解できない。理解できないからこそ、人はああして狂っていく。そして僕も #twnovel
2013-10-09 08:05:592013.11
#書き出し #一文
心にかけた鍵を失くした君は、真っ白になってしまった。見ないように、感じないように、考えないようにしていたものを全て受け止めて、受け入れられなくなってしまった。それなのに僕は、それでよかったと思っている。これでもう、君は、僕だけのものだから。僕しか写さないから。 #書き出し
2013-11-29 17:41:54君に告げた愛の言葉も、君に捧げたこの気持ちも、多分明日は忘れてる。全部、綺麗に、跡形もなく。僕の記憶は1日しか持たないから。でもね、忘れてもまた、君に告げるよ。覚えていなくても、この身を君に捧げるよ。ああ、時間だ。僕はもう僕でなくなる。そしてまた、僕になるんだ…… #一文
2013-11-29 17:39:18#twnovel
世界の果てにあるという虹色の鉱石を探して、王子様は旅に出た。途中で同じ目的をもつお姫様に恋に落ち、番い、虹色の鉱石の在処を知った。国に戻ることはお互いに考えられなかった。帰れば鉱石が、色を失うことを知っていたから。故郷を捨てて手にしたその石は、光輝いていた。 #twnovel
2013-11-29 17:46:35