私が音楽について偉そうに語れることは何もないけれど、自分の信仰というか、宗教みたいなものについては何か言えるような気がしていた
2010-10-24 20:29:01音楽に救われたことがあるか、って言ったら別にないけど、音楽の中にはいくつかのそういう瞬間があったように思う。思い出すのは中学の頃、小沢健二が「ライフイズカミンバック!」って歌うのを聞いて、何もかもが突然ふにおちたような気持ちになったときのこと。
2010-10-24 20:41:26あー私も誰かの待つ歩道を歩いてるんかなー、と。そのとき私はバスに乗っていて、夜の道路が光っているように見えた。それはその瞬間、というものでしかなくて、過ぎ去った時点で全く無価値なものになる。だけど、私はその瞬間の「思いこみ」みたいなものをずっと信じているのだと思う。
2010-10-24 20:48:08昆虫キッズの「恋人たち」を初めて聞いたとき、これしかない!!って思った。高橋翔が「ライフイズカミンバック!」って歌った瞬間、何が歌われてるかなんて全然わからないけれど、あの瞬間のなかに全てがあるような気がした。アイガッタフィーリンベイベー!!!!ってなった。
2010-10-24 20:57:51(2010年にもなってオザケンとか聞いてる場合じゃない、って冗談ぽくも鼻息荒く吹聴してまわりたいような気持ちにもちょっとなった。パラガの「DISCO With U4 The South」があったらもうマイブラ聞かなくていいやん、みたいな。)
2010-10-24 20:59:55(とか思ってたらオザケンが復活してびっくりした。ちょうど年明けに松本亀吉がピチカートの「陽のあたる大通り」について、「生き残ってしまった私たちに今必要な刹那」「そして、それは死臭に満ちたものです」って書いてたのも自分にとってはなんとなくシンクロしてた。っていう余談)
2010-10-24 21:01:01(あとから松本亀吉が「DISCO With U4 The Southを聞いておれのなかのボアダムズが死んだ」みたいなこと書いてるのを読んだ。オザケンのライブは行きたかった。)
2010-10-24 21:03:03(みたいな話を本人にしたら「じゃあ今度からおれライフイズカミンバックって歌うよ!」ってものすごく軽く言われて、それはそれでうれしかった。ていうのも余談。)
2010-10-24 21:04:31昆虫キッズに限らず、バンドや音楽は私にとって宗教ではないと思う。ただ、生きていれば、なにかもっとすごいものに立ち会えることがあるんじゃなかろか、と思えるから生きてけるような気がする。それは今までもこれからも、音楽だけの話じゃなく。
2010-10-24 21:14:43いつか誰とも会わない日々が来るのだとしても、それらがなるべく遠い日々であって欲しいと思うのは「まだ見たいものがある」からなんだろうか。私にとってそういう「つづき」を見せてくれる存在が昆虫キッズのような気がする。
2010-10-24 21:17:11っていうのがわたくしが音楽について思うことと、信仰告白でありんす。自分で書いてて意味わからんし、くさいし、くどいけど、今日はそんなことをずっと考えておった。
2010-10-24 21:20:58