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マドリッドに降り立ったさめたん。

さめた めいこ @same0421
お風呂に入ったら、昨晩の続きを呟きます。
さめた めいこ @same0421
昨夜に引き続き、イベリア半島旅行の振り返りツイートを始めます。1月11日、マドリッドのChamartin(チャマルティン)駅からのスタートです。
さめた めいこ @same0421
1月11日の午前8時過ぎ、その前夜にリスボンを出発した私と友人は、マドリッドのチャマルティン駅に到着しました。8時といっても、ポルトガルとスペインとでは時差があるため、わずかの間とはいえポルトガルの現地時間で過ごしていた私たちにとっては朝7時に相当します。
さめた めいこ @same0421
この時差の存在に気付かないと、大体到着三十分前に乗客を起こしに来て下さる車掌さんに叩き起こされることになります。何とも恥ずかしいので、出来れば避けたい事態ですね。……その恥ずかしさを何故知っている、という突っ込みは、ぜひとも皆さまの心の中に仕舞っておいて下さいませ。
さめた めいこ @same0421
私たちが到着したチャマルティン駅は、ルシタニアという国際鉄道が発着することからもご想像出来るかと思いますが、とても観光客が多い駅です。観光客の多い所には白タクやスリ等が多い、というのはスペインのお約束ですから、私は友人に呆れられるほど緊張しておりました。
さめた めいこ @same0421
その時私たちは、いかにも観光客らしく大きな荷物を持っていました。この状態で(犯罪の多いと聞く)マドリッドの地下鉄に乗るのは避けたい、さりとてタクシーも何だか怖い、と思っていた私ですが、荷物の重さで心が決まりました。ホテルまではタクシーを使います。
さめた めいこ @same0421
ガイドブックには、バルセロナちゃんとしたタクシーの見分け方(黒と黄色の二色の車体なら大丈夫)は載っていても、マドリッドにおけるそれは書かれていませんでした。「ちゃんとしたタクシー」に乗るために、私たちは駅のインフォメーション・センターに向かいました。
さめた めいこ @same0421
チャマルティン駅のインフォでは、タレントのフィフィさんにちょっと似たお姉さんが出迎えてくれました。笑う時に顔がくしゃっとなる、親切で木柵なお姉さんでした。彼女の話す英語は聴き取りやすく、これもかなり助かりました。
さめた めいこ @same0421
私「タクシー乗り場はどこですか?」 フィフィ似のお姉さん「(行き方を教えてくれましたが、覚えていません)~ですよ」 私「そこのタクシーって安全?」 フィ「(顔をくしゃっとさせて)大体は安全ね」 私「ホテルまで時間と料金はどれくらいかかる?」 フィ「15分くらい、15~20€」
さめた めいこ @same0421
料金と所要時間の目安をインフォメーションで尋ねたのは、タクシーで異常な料金を吹っかけられたり、変なところに連れて行かれたりしないためです。恥ずかしながら若い女性の二人旅なので、怖がりな私は、これくらい警戒しても良いかと思ったのです。
さめた めいこ @same0421
果たして、タクシー乗り場で私たちの前に現れた運転手さんは、かなりしょぼくれたジダン(失礼)といった風体の、赤いジャンパーを着たおじさんでした。地図を見せて「ここまで行きたいんですけど、いくらですか?」と訊くと「20€くらいかな」とのお答え。メーターも倒しました。大丈夫そうです。
さめた めいこ @same0421
運転手さん「どこから来たの?ハポン?コレ(韓国)?」 私たち「ハポン!」 運「じゃあ、トキオ?」 私「いいえ、○○」 運「あー、○○(何やらしみじみと深く頷く)」
さめた めいこ @same0421
という会話の後、15分ほどでホテルに到着しました。料金は約19€。おつりも正しかったので、「おつりは取っておいてください」と英語で言うと、とても良い笑顔を浮かべて受け取ってくれました。
さめた めいこ @same0421
マドリッドで泊まったホテルは、プラド美術館Atocha(アトーチャ)駅にほど近いところです。そして、何と四つ星!三つ星くらいまでなら平然としていられても、貧しき学生である私は四つ星と聞くと何となくそわそわしてしまうのです。お部屋も重厚な雰囲気で素敵でした。
さめた めいこ @same0421
チェックインは午後からと伺っていたのですが、意外にもすぐにお部屋に通して頂けました。実は、スペインで泊まった他の二か所のホテルでも同じことが起こりました。オフシーズンには割とよくあることのようです。
さめた めいこ @same0421
マドリッド滞在わずか一日、そしてこの町にはプラド美術館がある、ということで、私たちは真っ先にプラドへと参りました。そして、六時間ほどそこで過ごしました。それでも全ての作品をじっくりと観ることなど出来ませんでした。あまりにも素晴らしい作品が、あまりにも大量にあるのです。

プラド美術館は15世紀以来の歴代のスペイン王家のコレクションを展示する世界でも有数の美術館だそうです。

さめた めいこ @same0421
ティツィアーノ、ラファエロ、メムリンク、レンブラント、ヴァン・ダイク、ボッス、ブリューゲル、ファン・デル・ウェイデン。そして勿論、ゴヤにムリーリョ、ヴェラスケス。めくるめく世界がそこにはありました。
さめた めいこ @same0421
ティツィアーノの手になるスペイン国王カルロス1世(神聖ローマ皇帝カルロス5世)の肖像画の隣には、その息子フェリペ2世の若かりし日の肖像画が並んでいました。画像は拾い物ですが、そのフェリペ2世像です。かっこよいのです。 http://t.co/KBgAvKBeZg
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さめた めいこ @same0421
スペインですもの、プラドですもの、ハプスブルク祭りを開催しなければいけないと私は一人決意いたしました。いえ、ただ単にティツィアーノやヴェラスケスの描いたハプスブルクの皆さまの肖像の前でにやにやしただけなのですけれど。とにかく、楽しかったです。
さめた めいこ @same0421
また、私のもう一つのお目当てはこちら。やはり拾い物で恐縮ですが、フランシスコ・プラディーリャの《狂女フアナ》です。実際に前にするととても大きな絵で、その迫力たるや凄まじいものがあります。 http://t.co/fXMZv8BU1i
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さめた めいこ @same0421
絵の中央で、目を見開いて棺を見つめているのがフアナです。フアナはカスティーリャ女王とアラゴン王の間に生まれた女性で、王位継承権争いや夫・フィリップ美公への激烈な恋慕ゆえに心を病んでしまいます。彼女の夫への思いは強く、その死後二年に渡って葬列を率い、北から南へとさまよい続けたほど。
さめた めいこ @same0421
プラディーリャのこの絵は、その葬列の途中、彼女の気まぐれで執り行われるミサの様子を描いたものです。フアナは幾度も夫の棺を開けさせ、口づけさえしたと言います。そして、この葬列の後、「狂女」フアナは四十六年もの間、父によって死ぬまでトルデシリャスの修道院に幽閉されました。
さめた めいこ @same0421
彼女が執着した夫は、確かに美男ではあったそうですが、政治的にはそれほど才能がなく、カスティーリャ女王である妻を差し置いて「王」と名乗ろうとして会議に拒まれさえした上、とんでもない色好みだったようです。それでもフアナは彼を愛し、その死によって完全に壊れてしまいました。何とも劇的。
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