- greennomarimo
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仕事があまりにも忙しく、昼休みに屋上に出て大きなため息を吐いた。「でけぇ溜息」声に驚いて振り返ろうとすると、頬に暖かな物が当たる。とっさに頬に手を当てると温かい缶コーヒー。「頑張りすぎんなよ」誰もいない屋上で掠めるように頬に唇を寄せた。#黒バスプラス
2014-03-01 00:14:12「これから先、自分に二度と会えへんなんて、耐えられん」私が言い終わらないうちにアイツはそう言った。その時には、私は既に泣きそうになっていて。「しょう、いち」「ん?」「攫うって、駆け落ちするってこと、で良いんだよね」「ま、つまりはそーいうことやな」 #黒バスプラス #今吉プラス
2014-03-01 00:14:53彼女という存在がありながらも、可愛い女の子を見つけると、声をかけなきゃ失礼だとイタリア人並みの屁理屈を振りかざし、歯の浮くような台詞で口説き始める森山。彼女は慣れっこなのでスルー。そのくせ彼女がちょっと乙女ゲーに熱中してたりすると、「浮気だ!」と騒ぎ立てる理不尽さ #黒バスプラス
2014-03-01 00:15:03彼は慰めない。励ますこともない。ただ、たまに少し面倒くさそうな溜息を漏らしながら、私の背中に回した両腕に力を込める、それだけ。その温もりがどんな優しい言葉よりも愛しくて、私が益々泣きやめなくなることを、彼は知っててやってるんだろうか。そうだとしたら、それはとても、 #花宮プラス
2014-03-01 00:16:02“好き”とか“大好き”とか“愛してる”とか。いつも適当に流してきた。たった一言伝えるだけで、こんなに苦しいなんて知らなかった。泣きたくなるなんて思わなかった。こんな気持ちを知ったのは『黄瀬君!』なんてキミが笑顔で俺を呼ぶせいで #黒バスプラス 気付けばどうしようもなくキミが愛しい
2014-03-01 00:21:41流されるのは、受け入れるのは、容易い。それでも、「簡単に出来る事じゃ、ないよ」「せやな。でもワシはな、辛い事があっても苦しい事があっても、2人で居れば、一緒に頑張れば、絶対に大丈夫だと思うねん」私の頬を両手で覆いながら、アイツはそう言った #黒バスプラス #今吉プラス
2014-03-01 00:23:08「原くん、近い」何故かひと気のない屋上への階段の踊り場『鈍い』何が、問いかけは言葉にする前に彼の唇に飲み込まれた。触れるだけのキスなのに、扱いが優しくて蕩けてしまいそうで「…っはぁ、なんで」『好きだからだよん』#黒バスプラス『意識してねん』手をヒラリと振って、彼は行ってしまった
2014-03-01 00:24:23【彼女が寄っ掛かってきたら】硬直するのが火神降旗笠松若松桜井岡村木村、取り敢えず撫でるのが小堀中村諏佐伊月水戸部大坪実渕、照れるのがコガ根武屋、抱き締めるのが木吉早川葉山、ツンデレ発動が宮地花宮日向、嬉しさで叫ぶのが森山 #黒バスプラス 貴方は誰に寄り掛かる?
2014-03-01 00:24:58こんなとんでもなく面倒な私を、それでも貴方が手放さないでいてくれることに溺れて、甘えて、何もかも見えなくなってしまいそうだ。だから本当は真くんのところで泣くのは嫌い。でも、ここ以上に居心地のいい場所なんて知らなくて、だから、どうか。神様なんて信じないから貴方に祈る #花宮プラス
2014-03-01 00:25:54ねぇ、こんなとこで寝てると風邪ひくよ?と揺すると「…うっせえなぁ」とソファで寝ている花宮。負けずに、ねぇってば!と起こし続ければ「…ったく…わーったから、ん、」と腕を出す花宮。腕を掴んで引っ張ろうとしたら逆に引っ張られて。「ふはっ、ばぁか」と抱きしめてくる花宮 #黒バスプラス
2014-03-01 00:26:45建前の微笑。境界線を引く。「うそつきの目してる」「木吉には言われたくない」触らないで。入らないで。関わり?愛しさ?傷つけないこと?「好き、なんだ」あぁ、うそつき!優しさなんていらないよ。きみの笑顔なんて大嫌いだ。怯えて生まれる不信感。下を向いて、這って、泣いて。 #木吉プラス
2014-03-01 00:30:30#黛千尋生誕祭2014 #黒バスプラス #黛プラス 実はお祝いされて嬉しい黛先輩 http://t.co/hUyrRDAxkw
2014-03-01 00:30:50【若松】ポッス「?!」『・・・背中貸して』「お、おぅ・・・なんかあったんなら吐き出せよ、聞いてるからよ」『・・・たまにはいいこと言うじゃん』「テッメ・・・」『ありがと』「・・・ん」 #黒バスプラス 『孝輔がカッコいい事は私が知ってればいいもん・・・』「(か、可愛い・・・)」
2014-03-01 00:33:43ほんとは知ってる。愛して、嫉妬して。素敵なものほど面倒くさいってこと。本当は欲しいの、きみとだけ繋ぐ心線。「ねぇ、木吉…」大きな手で触れてくれる?さんざん逃げ回った妄想誇大の人恐怖症。「好き、だ」伝わる声。紡ぐ和音。わたし、変われる?上を向いて、笑って、立って。 #木吉プラス
2014-03-01 00:33:48「今からきみに魔法をかけます」「…藪から棒になんなのだよ」「きみが目を閉じて私が3つ数え、目を開けた時きみは私を好きになります」「おい、」「目を閉じて。いち、に、さん」#黒バスプラス 瞼を持ち上げた先の視界に映ったものは、いつもより鮮やかに彩られた世界と、その真ん中で微笑む貴女。
2014-03-01 00:37:28『千尋くん、おめでとう』「まさかのイプで祝われるとは」『プレゼント、学校で渡すね』「今日はデートな」『うん、最後のデート…』「卒業式か」『うん卒業式…』「最後じゃない」『え、』「卒業しても最後になんかさせない」『千尋くん、ありがと』「好きだ」『私も好き』#黒バスプラス
2014-03-01 00:43:29「お前早く寝ろよ…」お風呂から上がった大我が一言『大我だって寝てないじゃん』「俺ももう寝るっての。でも何か女はアレだろ?肌とかアレになんだろ?」アレって何。思うけど会話にはいれない『んー…』「とにかく、もう俺も寝るから…ちゃんと布団被っとけ」ん、額に落ちたキス1つ #黒バスプラス
2014-03-01 00:43:45キョロキョロとあたりを見渡して、俺を見つけると嬉しそうに「氷室先輩!」と駆け寄ってくる。その姿にきっと恋をしたんだ。#黒バスプラス ほら、もう遅いから寝なくちゃ。パパとママが恋人同士になった時の話は、また明日。
2014-03-01 00:44:31あの子が高尾君を好きだって知ってた。だから「やだ、そんなこと聞きたくない」彼からの告白も耳を塞いで首振り拒否を示す。「…誰に遠慮してんのか分かってるけど俺の気持ちまで無視すんなよ」 #黒バスプラス 僅かな隙間から届く声は切なくて「好き」彼が囁くたびに秘かな想いは膨れ上がっていく。
2014-03-01 00:48:52君を想いすぎて涙が出る。なんて、昔なら有り得なかった。「黄瀬君、なんで泣いてんの?」しゃがむ俺の前に立ち、彼女は苦笑して強引に袖で拭う。徐にその腕を掴んで #黒バスプラス 「○○っち、好き…大好きッス」縋りついたら柔くお腹に抱えられる。「うん、知ってる」更に涙が溢れてかっこわりぃ
2014-03-01 00:59:39酔っぱらい日向と彼女。顔は真っ赤で、目は据わっていて。お酒を放棄して、こちらにじりじりと近づいてくる。「…なに、拒まねぇの」至近距離、腰に手が回って、何度も何度も口づけを繰り返してくる。これは止めなきゃ、「…もう遅せぇっつーの、今更、止めらんねぇ」拒むべきだった、#黒バスプラス
2014-03-01 01:00:43大学受かった。ピースサインでそういう彼女は少し寂しそうな笑顔だ。「元気ないッスよ」「そうかな」下がり気味の眉と何か言いたげな唇。頭を撫でて年上の彼女に話を促してみる。「……黄瀬くんと」「うん」「同じ学年がよかったなあって」卒業したくないと潤む瞳。思わず抱きしめて、 #黒バスプラス
2014-03-01 01:01:48千尋ちゃん聖誕祭はどこまで盛り上がってよいものやら。「別に派手にやらなくてもいいんじゃないでしょうか。あの人は仮にも影なわけですし、単行本未登場ですし。」さすがテツヤ。自分も影のくせに散々祝われて騒がれたのを棚にあげてるよ。「主人公ですから」 #黒バスプラス 黛誕なのに喋ってない
2014-03-01 01:04:27いつもバスケ一筋な笠松先輩。 自分の意志を貫き通してる笠松先輩。 そんな私の憧れの人にも自分自身が嫌になる時はあるみたいで。 「…俺って正しいの…かな…」 そんな彼を何も言わずに抱きしめて、愚痴を思う存分きいてあげるのが私の仕事。 #黒バスプラス
2014-03-01 01:05:17先輩の言葉はたまに難しい。「お前の傍は田園より居心地いいよ」と言いながら本を読む先輩は楽しそうで『先輩、ケーキ買いに行きましょう』「雨降らなかったらな」私はそんな先輩が大好きだと思いながら、晴れた外を眺めつつ彼が一冊読み終わるのを待つのです。 #黛プラス #黛千尋生誕祭2014
2014-03-01 01:06:00