【実況】ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション #1(発掘)
- shallecobe88
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ニンジャスレイヤー!スリケンを相手の眉間にシュゥゥゥーッ!ヤバイ級エキサイティン!サイバーパンク活劇小説!ニンジャスレイヤー!フィリップ&ブラッドレーから! #NJSLYR
2011-11-28 00:42:59かくして今、二者は昏睡状態のナンシーを前にしている。「なぜ助ける?」というニンジャスレイヤーの問いは、ある意味もっともな疑問である。シルバーキーとて、ナラクの恐ろしさ、それを覚醒させる事のリスクを知らぬはずが無い。だが……シルバーキーは自身のモチベーションの源を語らぬのだ。 28
2011-11-28 00:48:32確かにそうよな…。シルバーキー「誰かを助けるのに理由がいるかい?」フジキド「黙れ」…なサツバツアトモスフィアこそマッポーの世よ。 #NJSLYR
2011-11-28 00:52:15鍼灸院での戦闘中や手術後に逃げ出さないところを見てもなお、単純に義理堅い男なだけだとは信じられぬのかフジキドは。何たる人間不信!いや、ニンジャ不信! #NJSLYR
2011-11-28 00:54:48……「こいつはしかし参ったな」数時間後、シルバーキーは再びマインド潜行を中断し、血の涙を拭いながら告げた。「ちょっとおかしいんだ。まるで彼女のカギがどこかに置き去りにされてるような感覚だ。うまく言えねえんだけど」「カギ?」「ああ、カギだ。……ザゼン中毒なのかな?本当に?」 29
2011-11-28 00:58:13フィジシャン直後だからどうしてもケンワ=サンと比べてしまうな ケンワ=サンは明確な敵&副作用もあったし、そのまま一気に前線まで出て行っちゃったけど、カタオキが強力なジツを治療のみにしか使わず4年も潜伏してたのは… なーんかなんだかなサヨナラは嫌だよ #NJSLYR
2011-11-28 00:58:37ネオサイタマ・ステイションを降り立ったそのニンジャは、精鋭部隊めいたクローンヤクザ達に周囲を護られながら、時間ぴったりにロータリーに走り込んできたリムジンに滑らかに乗り込んだ。リムジンのルーフには仰々しいシュライン飾りがデコレートされており、瀟洒である。 31
2011-11-28 01:36:56シュラインには小さな旗が数本立てられ、風になびく。意匠は垂直に二分された正ダイヤ文様と、その中に文様めいて書かれた「罪」「罰」の二文字。闇社会に身を置くものであれば瞬時にそれがザイバツ・シャドーギルドのエンブレムである事を見て取り、場合によっては恐怖のあまり失禁するだろう。 32
2011-11-28 01:39:50イグゾーション=サンといいザイバツって旗好きな人多いのかしら・・・。>> #NJSLYR: シュラインには小さな旗が数本立てられ、風になびく。意匠は垂直に二分された正ダイヤ文様と、その中に文様めいて書かれた「罪」「罰」の二文字。
2011-11-28 01:43:36運転ヤクザは自らこの主に向かって無駄口を叩くようなまねはしない。車内で聞こえるのは、フロントガラスを撫でるワイパーの音だけだ。しめやかに運転されるリムジンはそのまま道なりにしばらく進み、人気の無い鉄橋にさしかかった。33
2011-11-28 01:46:28鉄橋のたもとには、風景にとけこむようなたたずまいで、ニンジャが二人直立していた。これも、時間通りである。リムジンは道路脇に寄せて停止し、まずクローンヤクザが降りて傘を広げると、車内のニンジャがゆっくりと降車した。路上の二人のニンジャは素早く跪いた。 34
2011-11-28 01:49:11「ドーモ……」「フーンク」二人のニンジャは片膝の姿勢で両手を額の前で組み、厳かにアイサツした。「長旅おつかれさまでございます、ダークドメイン=サン。私はワイルドハントです。此奴はインペイルメント」「フーンク」「此奴は喋れんのでして……」「知っておる」ダークドメインは言った。 35
2011-11-28 01:54:39二人のニンジャは素早く立ち上がった。「こちらでございます。温泉とスシを用意させております。ご入用でしたら、オイランも」ワイルドハントはうやうやしく説明した。「なるほど」彼らはダークドメインを先導して歩き出した。ダークドメインは配下ヤクザに傘をささせたまま、その後に続く。 36
2011-11-28 01:57:34