- windycatter
- 6328
- 0
- 0
- 3
鯖
@konomati_
活男の戰友小関が西門家を訪問。お静「ほな活ちゃんは?」小関「立派な最期だったそうです。これをと思いまして」活男の手帳出す。お静「これは?」小関「荷物に西門君の手帳が紛れ込んでて」め以子さんが開くと最後の頁に西門活男と記入。お静「活男は海軍でお役にたちましたか」#ごちそうさん
2014-03-22 12:46:29
市川大賀
@ArbUrtla
#ごちそうさん 活男が死んだ。人の「食べる=生きる」を支える事を自らの喜びと思い、自分の生きていく目標に掲げ「そこ」が戦場であっても、喜びたれと頑張った活男は死んだ。『白夜行(06年)』を思わせる強烈な陽光の中「西門君はいつも笑ってて」国家が殺した。戦争が活男を殺した。殺された。
2014-03-22 12:47:05
鯖
@konomati_
小関「西門君はいつも笑ってて皆に可愛がられてました。握り飯を作るのがとても早くて上手でごちそうさんって言われると嬉しそうな顔して…家の母親はごちそうさんってあだ名なんやっていつも自慢してました」 め以子さん手帳をじっと見る #ごちそうさん
2014-03-22 12:47:20
市川大賀
@ArbUrtla
#ごちそうさん 森下佳子の特筆すべきスキルとして「悠太郎とめ以子の遺伝子を引き継いだ三人の子どもを描き分ける」が挙げられる。男性作家だとどうしても属性の足し算と割り算で造形しがちになる「キャラの子ども」だが、森下女史は徹底的に「生まれるだろう二人の血を継いだ子」を個として描いた。
2014-03-22 12:47:23
市川大賀
@ArbUrtla
#ごちそうさん 活男も泰介もふ久も、それぞれにめ以子の部分と悠太郎の部分を合わせ持つ。その中でも活男は特に、め以子のイノセンス性・素直さ・等しい「人への優しさ」を、一際色濃く受け継いだ子どもであった。その活男が戦争で命を奪われたと知る時、め以子の生き様が国家に殺されたのだと知る。
2014-03-22 12:47:46