黒蜜暗の話

自分用メモ
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君人 @con_laraepf

わたしも暗話もりもりしていきたい( ˘ω˘)

2014-03-27 02:08:01

黒蜜暗のはなし

君人 @con_laraepf

@tos 暗の家はふつうのお家で、両親もふつうに仲がよくて、たまに家族でおでかけしたり、暗自身もそこらへんにいる子供と大して変わらない(見た目は平均よりもかわいらしい感じだった)ちょっと甘えん坊で元気な子供だったけど、ある日両親が忽然と姿を消して、

2014-03-27 02:19:07
君人 @con_laraepf

@tos 小さい暗にはそれがどうしてなのかわからなくて、いろんなことがわかるようになった今でもそれだけは暗は調べていなくて、まあたぶん借金とか、そういうものが原因だったんだろうと暗は思っているのだけども、暗の両親は暗を残して蒸発してしまって、暗は遠い親戚のおじさんに引き取られて

2014-03-27 02:21:46
君人 @con_laraepf

@tos 親戚のおじさんはお金持ちで、独身で、もしかしたらこいつが両親の借金を肩代わりしたんじゃないかと暗はにらんでいるのだけども、その代わりに暗を差し出したことになるのか?と暗は疑っている

2014-03-27 02:23:56
君人 @con_laraepf

@tos おじさんはちいさくてかわいい子がすきなへんたいだったから暗のことをとても気に入って、こっそりaskで答えてた悪夢の毎日がそこからはじまっていく 教育は一応受けさせてもらえたけど、抵抗する手段も持っていないし、助けてくれる人はいなくて、

2014-03-27 02:27:40
君人 @con_laraepf

@tos 暗の周りにいる大人といったらおじさんが暗を売りにして寄ってきたようなへんたいしかいない 男も女も 暗は生き方を学んでいく どうすれば大人がよろこぶのか 嘘のつき方も学んでいく このころにはもう既に頭は白かった

2014-03-27 02:30:24
君人 @con_laraepf

@tos 暗は学んでいくうちに、相手が大人であってもそれは人間でしかないことに気付く 人間であるならば嘘をつける 騙せる 暗はどんどん嘘をつくのがうまくなっていって、まず最初に自分を管理しているおじさんを誘惑する 望まれていることも自分ができることもわかっている

2014-03-27 02:34:23
君人 @con_laraepf

@tos じわじわ長いじかんをかけておじさんを騙していく もしかしたらこのころにはおじさんは本当の意味で暗を愛していたかもしれないけど、暗にはそんなの関係なかった おじさんとの間の主導権を握ると今までの客共を次々に落としていく おじさんを共犯(むしろ主犯)に仕立て上げて

2014-03-27 02:37:18

詐欺師とは、詐欺を巧みに行う者をいう。
例えば、ある役割を演じ他人にその人格、職業を信じ込ませ、信頼関係や信仰心、恐怖心や権威等にて被害者を洗脳または精神的に縛ることにより疑う余地を与えず、心理的な駆け引きにより金品を騙し取る。
被害者が被害にあったと認識出来ないこともある。
または、信じたいという気持ちが強く、立件するのが難しいといわれ、信仰心や恋愛感情から洗脳といわれる状態になった場合、被害者の精神的健康上の二次的な被害という側面を持っている。(Wiki引用)

君人 @con_laraepf

@tos 暗は自分の顔と身体に商品価値があるということを自覚していて、それでいて武器にできるものなんて他に持っていないから、おじさんを隠れ蓑にしながらも常に自分が直接のリスクを払って詐欺を行っていた

2014-03-27 02:39:56

暗の口枷にもこれが関係していて、
暗は特に〈大人〉を騙すのが得意だから、学校の中で教員という大人に接するときは、
必ず口枷を付けなくてはいけないことになってる。
懲罰室では例外だといつぞやのaskで答えたけど、それは大人の事情……です……

生意気な美少年が一方的に、暴力的に嬲られるというのが……好きなだけです……

君人 @con_laraepf

@tos それは別におじさんへの配慮とかそういうことではなく、ただ単に他の人間なんてこれっぽっちも信用していないのと、間に他人を挟んでしまう行為はおじさんが暗にさせてきたのと同じことだから、それだけは回避し続けてきた その過程でひどい扱いをされても

2014-03-27 02:41:58
君人 @con_laraepf

@tos 暗はその生き方しか知らなくて、それ以外の生き方をするなんて選択肢にも思い至らなくて、今でも自分にはその生き方しかできないと思っているし、自分がきたないものであるという意識を常に持っている

2014-03-27 02:44:02

暗は自分を「そういう生き物」として、過去も現在の自分も受け入れていて、だから誰かに「かわいそう」とか思われてもそれをちょっと理解できない。なに言ってんだこいつはみたいな感じ。「きたない」だったら理解できる。
自分のたどってきた運命的なものはいくら考えても何をしても変わらない、とわかっていて、それは凌辱されてきた過去から学んだものだけど、それら全てを自分を形成する要素として消化している。

君人 @con_laraepf

@tos たくさん騙して、過去の関係のあった大人たちをほとんど落としてしまったら、最後はおじさんのばんだった ずっとずっと一番長い間騙してきたおじさん 財産も土地もなにもかも全て奪いつくして暗はおじさんを捨てた 殺してはいない 社会的には死んだけど 大規模な詐欺事件の主犯として

2014-03-27 02:47:55
君人 @con_laraepf

@tos おじさんはおそらくどこかの塀の中にいて、もしかしたら未だに暗を愛しているかもしれなくて、暗のところにはいまだに差出人の名前のない絵葉書が届く(お返しに書いた小説に出したもの) 

2014-03-27 02:50:35

でも暗はそれに返信をしない。
暗の中ではおじさんは捨てたものであって、暗の人生に必要のないものだから。絵葉書自体も届いたら破ってゴミ箱にポイしている。

君人 @con_laraepf

@tos 暗は社会的にはおじさんに利用されて詐欺の片棒を担いだことになっている 捕まる前に財産のたぐいはうまく隠してあって(外国のほうに預けてあるかもしれない)、暗は学校を出たらそれを利用してどこか遠いところに行こうと思っていた

2014-03-27 02:54:22
君人 @con_laraepf

@tos 暗にとってはもう「生命活動が続いているから生き続けている」だけの人生であって、「生の果てに死がある」のではなく「死への道のりとして生がある」と思っていて、暗の目標は既に果たされていて、遠いところで死ぬまでの暇つぶしをして生きようとしていた

2014-03-27 02:56:17
君人 @con_laraepf

@tos askにちょろっと書いたやつ 遠い外国の静かな田舎に土地を買って死ぬまでの暇つぶし なるべく人と会わないように 最低限はハウスキーパーなんかを雇って 

2014-03-27 02:57:31
君人 @con_laraepf

@tos 暗はだれよりも「人間が一人では生きていけない」ということを理解しているから、その当初の予定は遠回しな自殺そのもの 

2014-03-27 02:58:31