【実況】ネオサイタマ・イン・フレイム(3):アンド・ユー・ウィル・ノウ・ヒム・バイ・ザ・トレイル・オブ・ニンジャ #4 (発掘)
- shallecobe88
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「イヤーッ!」さらに右手のトンファーが襲いかかる。今度は振り下ろし攻撃だ!クオーン!「グワーッ!」ついに回避が間に合わず、肩にトンファーを受けたニンジャスレイヤーは膝をついた!「イヤーッ!」つづけて振り下ろされる左手のトンファー!
2011-05-21 19:49:21「囲んで警棒で叩く」を思い出した #njslyr >太古のトンファー・ジツは、現代において汚職警官が貧民を痛めつけるやり方とは天と地の開きがある。
2011-05-21 20:12:03「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは後ろへ転がって左手のトンファーを危うく回避!クオーン!トンファーが足場を殴りつける!「イヤーッ!」転がるニンジャスレイヤーめがけ、ゲイトキーパーは容赦無くトンファーを交互に振り下ろす!ナムアミダブツ!
2011-05-21 20:56:13「イヤーッ!」ニンジャスレイヤーは後ろへ転がって右手のトンファーを危うく回避!クオーン!トンファーが足場を殴りつける!「イヤーッ!」転がるニンジャスレイヤーめがけ、ゲイトキーパーは左手のトンファーを振り下ろす!ニンジャスレイヤーは転がって回避!クオーン!足場を殴るトンファー!
2011-05-22 10:35:08「それでは遅かれ早かれ死ぬことになる」トンファーを交互に振り下ろしながら、ゲイトキーパーは冷徹に言い放つ。実際その通りだ。ギリギリの回避をこの細い足場で繰り返すニンジャスレイヤーのスタミナ消耗速度は計り知れない。どうするニンジャスレイヤー!
2011-05-22 10:42:46「イヤーッ!」転がりながらニンジャスレイヤーはスリケンを投擲。テクニカルな四枚同時投擲だ。「フンッ!」ゲイトキーパーはしかし左手のトンファーを風車めいて回転させ、スリケンをまとめて撃ち落とす。「私のトンファー・ジツはスリケンを受け付けない」
2011-05-22 10:54:20スリケン投擲によって一瞬の猶予を作り出したニンジャスレイヤーは足場の上に素早く立ち上がり、体勢を立て直した。そして足場を蹴ってゲイトキーパーに襲いかかる!「イヤーッ!」右手でチョップ!「フンッ!」ゲイトキーパーは左手のトンファーを掲げてそれをガード!
2011-05-22 11:00:58ニンジャスレイヤーは攻撃を休めない!「イヤーッ!」右脚の蹴りだ。だがこれもゲイトキーパーの左手のトンファーがガード!トンファーはそのロッド部分を肘先に添わせることで、小手めいた強靭な防御手段となるのだ。だがニンジャスレイヤーは攻撃を続ける。さらに右手のチョップだ!「イヤーッ!」
2011-05-22 11:04:47同じ方向からの攻撃を、ゲイトキーパーは左手のトンファーでほとんど無雑作にガードする。「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」だがニンジャスレイヤーは右手のチョップをさらに乱打!ゲイトキーパーは当然それら全てを難なくガード!「血迷ったか?無駄だ」ゲイトキーパーが目を細める。
2011-05-22 11:10:47「反対側がお留守だぞ!イヤーッ!」ナムサン!繰り出される右手のトンファー!クオーン!「グワーッ!」左脇腹に鋼のロッドが叩き込まれる。だがニンジャスレイヤーは右手のチョップを休めない!「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」ゲイトキーパーは左手のトンファーで全てガード!「無駄だ!」
2011-05-22 11:13:44「無駄ではない!」ニンジャスレイヤーは叫んだ。左手の拳をかため、ゲイトキーパーの左手のトンファーを殴りつける!「イヤーッ!」「フンッ!」クオーン!さらに上半身に思い切りねじりを加え、そこから渾身の右手チョップを叩き込む!「イヤーッ!」「無駄だ!」「無駄ではない!」
2011-05-22 11:18:24ゲイトキーパーは左手のトンファーでチョップを受ける。しかし、おお、刮目せよ!ニンジャスレイヤーのチョップはそのままゲイトキーパーのトンファーロッドを切断した!「グワーッ!?」
2011-05-22 11:24:29ゲイトキーパーは思わず唖然!奈落へ吸い込まれるトンファーロッドの切れ端を見る。ニンジャスレイヤーはその瞬間を捉え、脇腹へ膝蹴りを叩き込む!「イヤーッ!」「グワーッ!」初の有効打!「イヤーッ!」ゲイトキーパーはもう片方のトンファーを繰り出しニンジャスレイヤーを牽制、間合いを取る!
2011-05-22 11:28:30ナムアミダブツ!まさにこれはドラゴン・ゲンドーソーの鉄の教えである。10発のスリケンが駄目なら50発。50発が駄目なら100発。100発が駄目ならさらにその倍、その十倍!
2011-05-22 11:31:54オーラをまとったゲイトキーパーの鋼鉄トンファーは確かにおそるべき防御力を誇っていた。しかしニンジャが投げるスリケンを数百枚弾き飛ばし、なおかつ渾身のカラテ技を受け続け、無傷で済もう筈もない。攻撃者はそこらのサンシタ・ニンジャではない……ニンジャスレイヤーなのだ!
2011-05-22 11:42:30ゲイトキーパーは使い物にならなくなった左手のトンファーを投げ捨て、片手トンファー・ジツの構えに切り替えた。「ここまで来るカラテとはこれほどのものか。讃えよう」ニンジャソウルの輝きが一本のトンファーに集中し、紫のオーラが一際色濃くなる。「だが二度できる芸当ではない。君は満身創痍だ」
2011-05-22 11:52:05#NJSLYR これぞまさに、平安時代の哲学者にして剣豪、ミヤモト・マサシが「石の上にも木刀を三年」と言った通りのクラシカル・タクティクス……!
2011-05-22 11:59:07ニンジャスレイヤー自身もそれを自覚している。ゲイトキーパーのトンファー一本を破壊するのにこれほどのダメージを負ったのだ。同じ事を繰り返す余裕などありはしない。「スゥーッ!ハァーッ!」ニンジャスレイヤーはチャドー呼吸を整える。ゲイトキーパーを凝視する。次の一手で全てを決める!
2011-05-22 14:07:27