ハイキュープラス

ミオ @mio_ef

【国見】セッターとして、あの人ほど優秀な人を俺は知らない。けど、あの人が女の子達に愛想を振りまく度にあの人の彼女はいつも泣きそうな顔で笑う。彼女にそんな顔させる原因はいつもあの人で、好きなら言えばいいのに。そう何度も言いかけては、寸前で押しとどめる。今日もまた。#ハイキュープラス

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【研磨】「お疲れ様。研磨。」そう言って、差し出されるドリンクの先には、幼馴染の彼女。なんだかんだと文句を言いながら、たまにドリンクを作ったりして部活を手伝ってくれる。ふと、練習中に彼女に視線を映せば、その瞳の先はおれじゃない。その先は、いつもおれの幼馴染。#ハイキュープラス

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【黒尾】「クロ、誕生日おめでとうー。」そう言われて、プレゼントを差し出されてようやく今日が自分の誕生日だと気付いた。「あー、サンキューな。なんだったら、ここでお礼のチューでもしてやろうか？」なんて言えば、全力で嫌がるお前。「嘘。後で、心ゆくまでしてやるから。」#ハイキュープラス

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【黒尾】研磨の誕生日をダシに彼女を呼ぼうと思っても、バイトを理由に断られる。忙しいってのは、知ってるけど最近会えたのは土日ぐらい。ケーキを持って玄関前で待ち伏せれば、遅い帰宅。「お疲れ。」「ただいま。」彼女は疲れた顔で言う。悪い。どうしてもお前の顔が見たかった。#ハイキュープラス

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【及川】仕事が忙しいらしく、めっきり連絡の取れない彼女。朝練前に家に寄ってみれば、疲れた顔で眠る彼女。起きなきゃいけない時間だけど。そう思いながらも、彼女の頬に触れてそっと唇にキスを落とす。最近、俺を放ったらかしなんだから、これぐらい許してよ。俺は君が足りない。#ハイキュープラス

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【黒尾】幼馴染二人がバレーの大会に出るって言うから来てみれば、どっかの高校生に囲まれる。最近、慣れて来たけれど、大人数で囲まれるのはちょっと…。そう思ってると、後ろから抱きしめる様に腕がするっと回される。「これ、俺のなんで。」ーあんたらが触っていいもんじゃない。#ハイキュープラス

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【二口】 年の差2歳。あっちは大学生で俺は高校生な訳で。幼なじみから何となく付き合い始めて。学校帰り、たまたま見かけたバイト中の彼女。接客業は笑顔が大事。なんて言うけど、誰にでも平等な営業スマイル。そう分かっていても、イラっとする。俺の知らない君なんて。#ハイキュープラス

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【孤爪】試合があれば、幼馴染の彼女は必ず観に来てくれるけど、そうするとたまに彼女は他校の連中にナンパされる。いつもはクロがどうにかするけど、今はそうも行かない。無遠慮な男達が彼女に触れるのを止める。「彼女に触れないでくれる？」ー彼女は俺とクロの大事な女の子。#ハイキュープラス

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【及川】練習の休みを縫って彼女と過ごしてるはずなのに、彼女は話題の携帯ゲームに夢中。「あのさ、ゲームしないでとは言わないけど、今は俺といるんだよ？ちゃんと、俺を見て？」物に嫉妬するなんて馬鹿げてるけど、俺にとって君と過ごせる時間は、かけがえのない時間なんだよ？#ハイキュープラス

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【月島】確かに彼女は背の高い男が好きだって言ってたけど、試合会場でキョロキョロし過ぎ。そんな君を看過する訳にも行かず、耳元で小さく呟く。「ねぇ、君の1番は誰なの？」その言葉に真っ赤になる君。「それは…。」「それは？誰なの？」「蛍君です。」「…よく出来ました。」#ハイキュープラス

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【東峰】「旭ー。起きてー。」彼女の甘えるような声に目を覚ませば、そこには裸のまま俺に抱きつく彼女がいて慌てる。「ちょ、え！？」「え！？じゃなくて…。どうして朝になるとそうなっちゃうのかな。でも、いいや。も一回しよ？」そんな風に迫られたら、逃げる訳にはいかない。#ハイキュープラス

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【菅原】「おーい。ねぼすけー。起きるベー！」元気な彼の声。って、なんで私の部屋で！？って目を開ければ、屈託のない笑顔でそこにいる彼。「！？何でいるの！？」「お前がいつまでも来ないから来て見たんだけど。本当、爆睡してた。」もう少し寝ててくれたら、キス出来たのに。#ハイキュープラス

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【澤村】目を覚ませば、いつもとは違う天井で、横を見ればスヤスヤと眠るお前で。一人暮らしの彼女の部屋に泊まってやりたい三昧とか、それってどうなの？そんな事思いながら、寝返りを打てば、背中に微かな痛み。あー…、今日は早めに行って、最後まで残るしかないな。#ハイキュープラス

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【月島】最初は、表情がくるくる変わるのが楽しくて観察対象として見てるのが楽しかった。ただそれだけのはずだった。けれど、最近、彼女の視線の先に王様がいる事に気付いた。あんな、脳内バレーのみで生きてる単細胞のどこがいいの。王様なんかやめて、俺にしなよ。#ハイキュープラス

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【黒尾】電話が鳴って誰かと思えば、クロだった。「もしもし、どうかした？」用件を尋ねれば、電話口の向こうでにやにやしながら言ってそうな声で彼が言う。「声が聞きたいってだけなんだけど、ダメ？」どうして、いつも人が落ち込んでるのを見計らったように掛けて来るの？#ハイキュープラス

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【及川】厄介な存在。それは誰か問われれば、浮かぶ面子は何人かいる。ｋれど、一番は誰かと問われれば、彼女だ。俺がどんなに必死になっても彼女は振り向いてくれない。片思いはもう6年目に突入したけれど、君の目には岩ちゃんしか見えない。だから、俺はずっと良き相談相手。#ハイキュープラス

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【黒尾】「その首元どうしたの？」夜久に聞かれて、鏡で確かめれば、シャツから除く赤い痕。それは、紛れもなく昨日クロにつけられた痕で、その間際囁かれた「明日はきっちりシャツ締めとけよ。」の言葉を思い出す。クロを睨めば、「言っただろ？」みたいな顔でにやにやと笑う彼。#ハイキュープラス

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【月島】「蛍。」優しく俺の名前を呼ぶ君の声。そういえば、泊まったんだっけ。寝ぼけながらも思いだすのは、昨夜の君の嬌態で。僕の下で喘ぐ君は、いつもの君より可愛くて夢中になった。そして、今朝は君の声で目が覚める。幸せだけど。「ねぇ。まだ、起きたくないんだけど…。」#ハイキュープラス

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【赤葦】「赤葦って、なんなの？お母さんなの？」隣を歩いていた先輩が急に言う。「は？」「だって、荷物は持ってくれるし、落ち込んでる時は、話聞いてくれるし、実は、優しいし…。もしかして、私の事好きなの！？」「…自惚れないで下さい。怒りますよ？」一瞬、焦った。#ハイキュープラス

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【及川】部活中、可愛いマネージャーにちょっかいを出せば、ニコリと笑って「及川さん、殴りますよ？」と言う彼女。そんなやり取りも嫌いじゃないけど、残された時間は少ない。「そんなに冷たくされると、及川さんそろそろ我慢出来なくなっちゃうよ？」逃げ道なんて残してあげない。#ハイキュープラス

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【赤葦】この人が振られるのはよくある話で、木兎さん並みにめんどくさいんだけど、泣いてる姿を見たのは、初めてで。この人ってこんな風に泣くのは、知らなかった。そっと流れる涙をすくいとる。「赤葦…？」「もう、一々慰めるのもめんどくさいので、俺と付き合いませんか？」#ハイキュープラス

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【黒尾】仕事から帰って来た彼女の顔には、疲れと不機嫌さが浮かぶ。「お帰り、なんかあった？」そう尋ねれば、彼女は苦い顔で言う。「なんでもない。」「強がるとこもお前らしくて好きだけど、甘えてくれたらもっと好きになるけど。」と両手を広げて受け入れ態勢。さぁ、どうぞ。#ハイキュープラス

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【黒尾】クロ、研磨、私の三人で祭に来てみたものの、研磨は少しだけ一緒にいた後、「じゃあ、後は二人で。」と短く私に言い残して帰ってしまった。それを知らないクロは人ゴミの中で、研磨を探す。「つか、研磨。マジでどこ行った？あ、あと、お前はこの手を放すんなよ。」#ハイキュープラス

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【黒尾】普段、ガサツだとか女らしさが足りないとか言われるのを見返してやろうと思って、浴衣で待ち合わせ場所に行けば、クロも何故か浴衣で。「おっ、お前も浴衣か。」ニッと笑う姿がヤケに格好良く見える上に、クロが恥ずかしげもなく言う。「浴衣姿、スゲェ可愛いんですけど。」#ハイキュープラス

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【孤爪】彼女とクロが付き合ってる。そう気付いたのは、2人が先に高校に入った頃で、何となく察した。「研磨。ダメ元で聞くけど、夏祭り行こ？」綺麗な浴衣姿で俺のことを迎えに来る彼女。そんな姿も全部クロのためなんだろうけど、差し伸べられた手は…それだけは、俺のもの。#ハイキュープラス