艦娘はじめてのビデオ屋

tir @tirlindana

リーダー格が目配せして両手足のあたりに男優が配置される。 元不知火もフェイントに慣れてきた頃合いだった。 ≪うくっ、ハァ、ふぅ……はあ、ああ、あクっ…………くふぅ………うん…うう、うくぅ…いッ、へギィぃいいいいい!!...≫ 刺し通された瞬間私はイった。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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声を押し殺して、ディルドーをゴチュゴチュと前後させ、右胸に刺されたピアッサーの針と同じタイミングで思いっきり胸を抓って、私はイった。 解放感があった。 提督に気に入られ今では駆逐艦のトップに居るうちの司令部の不知火がこうなっているのを私は想像していた。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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ちょっとした嫉妬もある。私と不知火との間には性能的に大差が無い。でも練度はとうに抜かされている。今鎮守府が攻略している海域では一緒に轡を並べたが、不知火やヴェールヌイ、夕立や時雨と言った鉄火場に出る駆逐艦と違って私は秘書艦業務と遠征がメインなのだ。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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お互い別に仲が悪いわけではない。お互い提督には目を掛けられているから情報交換などは良くしているし、運営方針の会議などでは割と共同して動くことも多い。 なんとなく隔意があるだけだ。後から来て私を差し置いて抜かしていった彼女、不知火に。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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映像を一端止めて後処理をする。ティッシュでさっとソファーと私自身を軽く拭って、座る位置を調整する。再度視聴の態勢を整える。 四肢を押さえられた元不知火の姿は私を否応なく、身体の芯から興奮させてくれた。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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少し蒸れた肌触りのソファベッドから自然と腰を浮かせた状態になる。こんな姿とてもじゃないけれど提督には見せられない、そんなひどい格好。 虚空に向けて毛の生えてない女性器を突きだし、黒光りするディルドーが男性器のように飛び出ている。誰かに見られたら憤死物だ。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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司令部ごとの艦娘の寮の壁は、嬌声がたちどころに両隣三部屋に丸聞こえになるような作りで、とてもじゃないけれどそういう行為は出来やしない。そのせいもあってか、提督の寝室に出入りする艦娘同士でも中々オナニーの話題はしない。他の艦娘のオナニーが知りたくなった。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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ビデオが再開する。 ≪あ゛あ゛あ゛あ゛。い゛だい゛！痛い痛い痛い痛い痛い。乳首切れ、あ゛づい゛。あ゛あ゛ゴガッ！？≫ 元不知火に開口具が嵌められる。合図とともに舌が引っ張り出される。 ≪や゛え゛え゛！い゛あ゛い゛お゛や゛あ゛！や゛え゛え゛え゛え゛え゛！≫ #艦娘はじめてのビデオ屋

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何をされるか察しただろう元不知火の抵抗は激しかったが、傍目から見れば癇癪が爆発したかのようで、思わず笑いそうになってしまった。見えないからこそ、敏感になる。恐怖心は際限なく増幅し、元不知火の心を貫いていた。 全身汗に塗れ、息が上がり、もぞもぞと動く。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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私も同じような状況だった。ソファベッドの上で汗に塗れ、息は熱を帯びて、より気持ち良い場所を探してもぞもぞと身体を動かし、手を動かしていく、テレビの中の元不知火との違いは与えられた変数が快楽か痛みかの違いだった。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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リーダー格がカメラ越し、つまり私に向けてピアッサーを見せつける。盆に載せた幾つかのピアス、既に付けられた右胸と同型の物とバーベルタイプつまり舌ピアスや、細い臍やクリ、ラビアピアスなどがあった。鈍い光が反射して、私はそれらを付けられるのを想像する。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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提督にピアスを付けられる私。それは酷く甘美な想像だった。誰にも見せられない、私と提督の二人だけの秘密。目の前で元不知火が舌を固定され、消毒液を掛けたコットンで拭われて、ピアッサーで穴を開けられ、ピアスを嵌め込まれる姿と酷い悲鳴を聞き流し私は夢想する。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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きっと今私は醜悪な顔をしている。 元不知火が無理矢理にピアスを嵌められていく姿を、同僚に重ねてそれを見下しながらも、私は提督にピアスを嵌められる事を希求しているのだから。私はピアスなんて通らないのに。嫉妬と憐憫と嘲笑が入り雑じった快楽だけが私を貫いた。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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目の前でピアッシングされ、激痛に身を捩らせる元不知火の姿はまるで子供の癇癪で、それは提督のお気に入り、あの冷静沈着な不知火に重なり、それが歪んだ快楽を私に齎す。普段は仕舞っておけた汚い感情が私の手を勝手に動かし、提督とセックスする時よりも感じている。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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黒いディルドーを掴む手までがぬるりと滑って膣から抜け落ちるまで、私は元不知火の悲鳴と男たちの艦娘を嘲る、聞くだけでも憚られるような言葉で凌辱され壊されていく様子を正しくオカズにしていた。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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≪うそ、あ、あぁ、ごべんなしゃい！ごめんなしゃい！不知火に酷いことしないで！もうやだ、やだ、やぁあああ、あ、あ、あ、あギィッ、イッ、ギャッ！！≫ 両胸と舌、臍を貫通され、目隠しを外した元不知火に良く解るようにクリにピアッサーが宛がわれて何度も焦らされる。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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包皮を乱暴に捲り上げられたクリのアップ。苛烈な凌辱に言動が大分幼くなってきた元不知火の性的な奉仕を代償に止めてくれるよう懇願する声をBGMに、何度も何度も、ピアッサーの先端部がクリに宛がわれては離される。 ≪不知火をこわさないで！そこはだめなの！≫ #艦娘はじめてのビデオ屋

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下衆な囃し立てと乱暴に弄られるピアス穴から血の流れる身体。画面越しの私のクリは元不知火と同じく包皮からぷくりと顔を出していた。焦らしに焦らされているのは私も一緒だった。声を漏らさぬように、念入りに口を閉じて、その瞬間を待っている。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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複雑な快楽。画面一枚隔てた元不知火に留めを刺される瞬間を心の底から待っている私。至上の快楽を心待ちにして腰を浮かせ、ディルドーをシートで押さえながら上下させ爪を立ててクリを摘まんでいる私。 酷く滑稽だ。こんな姿きっと提督は幻滅する。でも止められない。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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やがて、リーダー格が手足を押さえていた四人とカメラマンに目で合図する。心臓の鼓動が随分と大きい。画面越しの元不知火の抵抗は大分弱まってきたもののまだ泣き叫ぶ元気は有りそうだった。そして、リーダー格がピアッサーを置き、ニードルを取り出してぶつりと貫いた。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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≪う゛ぎ゛い゛い゛あ゛あ゛あ゛あ゛！！あ゛あ゛あ゛！がッ、げはッ、あ、あ゛あ゛あ…≫ ≪よしよし、良い声で鳴いたなぁ、不知火。さて、懐かしの修復材用意してやるから、それを塗り込めば休憩だ≫ ん゛、ん゛ん゛ぅんん゛ッ、あッ、はッ、くはッ、はッ、はぁ、はぁ… #艦娘はじめてのビデオ屋

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久しく感じていない痛み。クリに爪を突き立てて漸く感じる軽い痛みと、それを掻き消すような全身を這いずり回る快楽の衝動。犬みたいに舌を出して見れば汗と愛液が少し水溜まりみたいになっている。白目を剥き舌を付き出して小便を垂れ流している元不知火と私が重なった。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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画面の先の無惨な光景、それを現実とはそんなものだと言い切れる程割り切れるわけじゃない、下手をすればどんな型の艦娘だってあそこに居る。私の型は最初の五体だから、結構人気があると提督が言っていたのを覚えている。酸素魚雷で殴れなかったのが残念だった。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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私は提督の最初の一人に選ばれて、あいつの最初の女になった。そこに後悔はないし相性も良い。私にこういうビデオに出る道は最初から無かった。それが幸せかと言われたら幸せなのだろう。シートと下半身の愛液を拭い取るティッシュがクリに当たる。 #艦娘はじめてのビデオ屋

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くひぁッ！ 久し振りの快楽は心地のいい静かな海で揺蕩うようでいて、貪欲に求めている。まだ閉まりきらない膣から愛液が垂れてきて、ディルドーを握った。提督のより小さい。帰りに不知火におみやげでも買っていくかと考えながら、私はシートに座り直した。 #艦娘はじめてのビデオ屋