戦艦長門の海戦講座 第2回　デンマーク海峡海戦～ビスマルク追撃戦

クーたん Mk.XIII @Flagship_Nagato

この時、英艦隊には二つの選択肢があった 一つは、キング･ジョージⅤ世などを含む他の攻撃部隊の到着を待つ もう一つは自ら攻撃に出る ･･･結局、英艦隊は後者を選ぶこととなった #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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そして5時52分、24kmの距離で開かれたフッドの砲火で海戦の始まりは告げられた この時、途中で報告のあった時とビスマルク、プリンツ･オイゲンの位置関係が逆転していたため、フッドは誤って先頭を航行していたプリンツ･オイゲンを狙っている #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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まぁ、ドイツ艦は意図的にシルエットが似せてあるからな、間違えるのも無理はない、か #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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そしてこの後、英艦隊は急ぎ距離を詰めるため、後部主砲がビスマルクに向けられないような急角度でドイツ艦隊へ接近する #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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このため、砲撃可能な砲門数が、18門から10門へ減少、さらにプリンス･オブ･ウェールズの砲が一門故障し、実質9門での戦闘となってしまった さらに英艦隊にとっては分が悪いことに、英艦隊は風下側から独艦隊に接近する形になってしまう･･･ #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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これにより、前部砲塔の測距儀が海水によって濡れてしまい、司令塔にある小型の測距儀を使わざるを得ない羽目になってしまった #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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この砲戦で最初に命中弾を得たのはプリンス･オブ･ウェールズだった 3回の命中によって、ビスマルクは航空機射出用カタパルト、前部燃料タンクに損害が出た上に中度の浸水と、燃料漏れが発生する #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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この時、フッドも被弾し、火災が発生していたが、この火災は延焼することはなかった #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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そして戦闘開始から10分と経たない時、それは唐突に訪れた･･･ #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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ビスマルクへ全砲門を指向できるよう、フッドとプリンス･オブ･ウェールズが回頭している途中、ビスマルクの斉射した砲弾が、フッドのメインマスト周辺に命中した #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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直後、メインマスト付近から巨大な火柱が吹き上がったのち、フッドは大爆発を起こす･･･ #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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船体は二つに分断され、まず後部が、続いて前部が沈んだ 最初の爆発から8分、退去する時間もほとんど無かった･･･ 結局、フッド乗員で生き残ったのは3名のみ、1415人が艦と運命を共にした #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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ここまで読んだ諸君には、この意味が解ることと思う (ビスマルク) わたしのおもい（主砲弾） あなたのはーとに（バイタルパート） とんでーとんでーとんでーいけー (フッド)＼ 爆☆沈！／

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･･･コホン そして、フッドの轟沈はプリンス･オブ･ウェールズにも思わぬ影響を及ぼした #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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フッドの残骸を避けようとしたプリンス･オブ･ウェールズは、急回頭を行う この急回頭は、プリンス･オブ･ウェールズの照準を狂わせた上に、自らをビスマルクにとって狙いやすい位置に出してしまう･･･ #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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ほどなく本来の進路に戻ったものの、独艦隊から集中砲火を浴び、更に砲塔の故障が深刻な事態となったプリンス･オブ･ウェールズは午前6時4分、煙幕を展開しつつ戦闘を離脱する･･･ #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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ビスマルクも、艦隊司令の意向により、手負いのプリンス･オブ･ウェールズの追撃は行わなかった #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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ここまでの両艦隊の損害は 英国側は巡洋戦艦フッド沈没、プリンス･オブ･ウェールズ小破 対する独国側はビスマルク小破 だった まぁ、ドイツの勝利ととって問題ないだろう #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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しかし、英艦隊との戦闘で受けた損傷によって、ビスマルクは速力が低下、さらに燃料漏れによって自らの位置を発見しやすくさせてしまう事態になってしまっていた #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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そして、フッドを沈められた英国は怒り狂い、動かせる水上艦艇の全力を以てビスマルクを沈めんとする･･･ #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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フッド轟沈の衝撃を、日本向けに解りやすく伝えるなら、中国のぽっと出の戦艦に、比叡が沈められた、とでも言うのが伝わりやすいだろうか？ そうなれば、帝国海軍はその船を全力で沈めにかかるだろうな･･･ #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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ここからが、ビスマルク追撃戦だ #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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損傷を受けた上に燃料が漏れだしているビスマルクでは、当初の通商破壊作戦は遂行不可能だった そのため、艦隊司令は様々な条件を鑑み、フランスのサン･ナゼール港を目指すよう指示を出した #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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なお、この時プリンツ･オイゲンは単艦で通商破壊作戦に赴いているが、主機の故障に苦しめられ、結局戦果をあげられずに帰投している #戦艦長門の海戦講座 #第二回

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さて、フッドを失った英艦隊だが、プリンス･オブ･ウェールズとノーフォーク、サフォークにビスマルクとの触接は維持させていた 後々駆けつけてくる攻撃隊のために、ビスマルクの位置を通報し続けるため、だな #戦艦長門の海戦講座 #第二回